うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

庭先で春を詠む、8句

2008年04月29日 07時23分20秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

     ・こころ濁る 気をうしないし菜の花や

     ・おぼろ夜や 丹色のせて立つ 虞美人草

    はかなげな諸葛菜を屈んで見つ、
     ・無骨な面立ち 紫紺の花びらこぼれ咲く

     ・つややかに 菫ほころぶ 小さきしじま

    今年初めて、姫林檎も咲いた日、
     ・温かし 白い花束まとう 小夜時雨 

     ・赤蛙 遠きにうごめきおり 春霖

    雪柳にとりかかる雀を見て、
     ・春日和 実をついばみたり すずめ急く

     ・躑躅咲き 人の間のせわし 春の往く日
 
           

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忘れていた献血

2008年04月27日 17時50分19秒 | わたしの日常です。
早朝は雨模様であったが、午後からはぽかぽか陽気の快晴。
 これは、先週の金曜日のこと。
 場所は千葉駅4階の都市モノレール駅前にある。わたしは、そそくさとエスカレーターをかけ登る。まだ間に合うかな、時刻を見ると5時20分だ、献血は5時40分までだ。
 急いで受付カウンターで手続きをする。問診ではまず、献血カードの27回の記載欄を見て担当医師がちょっと驚いたようだ。よくもまあ、続けてきたもんだ。しかし今日は、血圧が上で178もいっている、これりゃあまずいかなと、2人のおじいちゃんともみえる高齢の先生の顔を覗き込む。無言。次に採血し成分検査を受ける。看護師の中年女性はテキパキと処理していく。はい、赤血球が濃いから大丈夫ですね、400CCの献血をお願いします、と事は進んでいく。思わず血圧が高いけど、いいですかねと質問したが、問題ないですね、と答える。
 血圧測定では一時的に140台はいつもいくのだが、今日はここに来る前の用務でやや精神的に緊張していたかもしれない。

 ふりかえると、選挙の投票(?)と献血の習慣は自分で自分に課し守ってきた。献血にこだわるのは私が少ないAB型なことで人数が少ない(普通のRH+)から協力しなくちゃ、という当初の思いから始まっている。それに、実姉が1万に1人のRH-の特殊な血液型のせいも微妙にある。前回は昨年の10月におこない2月だか3月に日赤から依頼の葉書が来ていたのを忘れて、行かずじまいであった。ちなみにいまだ輸血を受けた経験はない。
 いつも、来られる人は10代から30歳未満が多いのだが、ある程度、年嵩がいってもその意義を忘れず続けてどんどん来てほしいものだ。ついでに言えば、わたしの場合、骨髄バンク、臓器移植のドナー登録も気づいた時には年齢制限を超えていたものだ。
 20分弱で終えて、10分の静養時間には紙コップでお茶2杯、グレープジュース1杯とせんべい、ビスケットを7,8枚つまむ。水分と栄養補給の意味でこれは、ただなのだ。
 次に千葉そごうにある、三省堂書店に行き、‘東京人’を買う。都内名建築物の特集だ、¥900.。
 それからヨドバシカメラに行く。プリンター用のインクカートリッジを買うためだ。わたしには純正品は高くて(\7,350.)、安物のリサイクル品でもいい。黒と5色のセットを2個で3,960円なり。帰宅は7時半をまわる。

 今日は2時の出がけ直前までにも、明後日開かれる臨時総会のためにも処理しなければならぬ送信メールと業務請負契約書案の最終確認、飛び込みの来客のためにもバタバタしたものだ。
 そこであわてて、昼食にはネギをきざみ溶き卵を入れ、大根と油揚げの味噌汁を温めて冷や飯を加えて雑炊をつくり食べたもの。味噌をくわえマーガリンとラー油で味を調整する。これはわたしの好物で数多い食事のパターンだ。お腹がくちくなればいい。
 前日と今日、日常の処理事項が煮詰まってきている。さぁ、やろう。当面、わたしには5月連休はないものと思っている。
 
      
 
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とりあえず、ギボウシの株分け終了

2008年04月25日 08時02分04秒 | ぎぼうし栽培日記
暦の上では‘穀雨’も過ぎて降ったり晴れたりの日々が続く。しかし、植物を植えるには良い時機である。なによりも、活着がいい。
 やっと、ギボウシの株分けが終了した。3日間はかかった。あとは伸び具合を見ながら増やして鉢上げしたりする予定だ。株分け作業について園芸書では地上部が枯れて、新芽が出る前後の3,4月が適期とあるが、経験上、わたしは梅雨明けぐらいまではできると思っている。
 昨日は品種名や特性を時間をかけて整理した。しかし残念な話、なにぶんにも日本に参照できる書籍がない。オランダやアメリカには膨大で詳しく参考できるものがあるが、すぐには読めず困ったものだ。NHKの‘趣味の園芸’シリーズにもない。だれか日本でもまとめていただいて出版できないだろうか。
 それでも、わたしが選んだ常に信頼できるサイトはここになります(わたしのH・Pでもリンクさせてもらっている)。
The Holy Garden
 
 全部で、品種数は23になる、これで在庫の総数は67株になった。オオバギボウシなど古いものは、平成10年に地植えをしたのだが、ギボウシ全体としては数年前から3倍になっている。
 頒布予定は次のもの。画像はもう少し伸びて成葉になったら、(技術的に画像が取り込めるようになったら・・実はわたしにとってこれが大変なこと)UPします。

 渡す方法は引き取りに来られるのが一番いいのだが、原則的に宅配便を利用します。今のところ、価格はあいまいです。面倒くさいことは抜きにして価格帯を1鉢(12.0cmBP)あたり、¥500から¥3500まで5ランクに設定します。
 最後に大事なことを付け加えると、市販のものよりは芽数も多く大株になります。すぐに鑑賞できる状態で提供します。業務上の大量注文は事前に材料集めの期間をいただきたいと思う。
 本来の業務である、日本庭園、ホスタガーデン(シェードガーデン)とか、ナチュラルガーデンのデザインはわたしの得意とするところ、この際、どうぞご贔屓にしてください。

 1.オオバギボウシ 8株   2.寒河江 3株     3.あけぼの 10株
 4.ゴールド スタンダード 1株   5.キャプテン クック 1株
 6.ゴールデン ティアラ  15株 7.オーレオマルギナータ 4株
 8.徳玉 2株        9.バーチウッド パーキーズ ゴールド 2株
 10.サム&サブスタンス 2株   11.ミッドウエスト マジック 2株
 12.斑入りギボウシ(品種名不明につき調査中) 10株 

 ご連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、このブログのGOOメール、またはまことにもって、少々面倒ですがこちらのホームページから入りお問い合わせくださいませ、ませ。
       

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屋上庭園をつくりたい。

2008年04月22日 06時59分33秒 | ガーデニング・庭づくり
この頃、卯の花腐(くた)しでもあるまいのに、梅雨時のような曖昧ではっきりしないような天気が続く。まるで、わたしみたいなキャラ(!?)。でも、今日こそは晴れるか。
 わたしの庭弄りも、3日間にわたるひと通り一連のギボウシの株分け作業を終了し、これからはそれを品種・サイズごとに整理し分類をするばかり。しかしあわただしい日常の用事にまみれている。なに、わたしの場合、いろんなことを同時進行で進める悪癖のせいで、肉体の忙しさよりも頭と気持ちの整理がつかないだけだ。まあ怠け者の言い訳だが。
 そんな中で、久しぶりの知人から質問があった。不都合はなさそうなので公開しながら答えてみる。

 お元気ですか?
ここのところ雨が続き、いやな天気ですね。
お仕事、お忙しい事と思いますが、ちょっとお聞きしたいことがありメール致しました。

実家はもうすぐ築25年になる鉄筋コンクリートの3階建です。
3階のルーフバルコニー?というのでしょうか、そこをバルコニーガーデンにしたいと考えています。自分で楽しみながらこつこつと、少しずつ作っていこうと考えています。
床に土を入れるのは重過ぎて危ない気がします。ジョイントタイルやデッキやじゃり(白や黄色の色のついた)などをを使い、できるだけリーズナブルになるようにしたいなーと思っていますが、他に良い方法をご存じでしたら教えていただけますか?(6畳か8畳くらいの広さだと思います。30x30のデッキが30枚くらいあります。)

 ⇒屋上庭園を考える場合には
 ①積載荷重は1.0m × 1.0m の面積で 180kgまでOKです、大人3人分の重さでしょうか(建築基準法)。デッキなどの重さの計算をしてください。重量が偏在する場合は直下階の梁などの躯体のある位置に施設を設置します。これはデザインを考えるときにおこないます。

 ②木造などと比べ鉄筋コンクリート造りは建築構造としては一番しっかりしてい ます。通常は屋上に防水工事が施されていますので大丈夫ですが、築25年であると、事前にクラック(ひび)、仕上げ層の剥離等のチェックが必要です。

 ③植栽は、土の重さの計算を先にします。体積1.0㎥あたり1.6~1.8の比重を掛けて荷重計算をします。肝心なのは客土厚で、実は植物自体の重さはたいしたことはありません。植物は風当たりが強い場合は乾燥と倒伏防止のために支えが必要。

 ④植物を植えて楽しむばあいは、普通の地植えと違い、水やりを定期的に行う必要があります。

 結論的に言えば、どういうデザインのガーデンスタイルにするか、現状を見てからでないとなんともわからないのですが、レイアウトの変更可能な綺麗な化粧鉢を素材、形、大小の種類を自在に組み合わせたコンテナガーデンをおすすめしたい。
 ご参考までに屋上緑化の実例として、わたしが過去につくった川崎市内のマンションのルーフバルコニーの画像を下に掲げます。土の厚さは40cmである。
  ゆりが丘ビレッジ またはこちらのホームページから入り[緑の仕事]ボタンをclickしてみてください。

 質問者は千葉の外房、朝市で有名な勝浦市内で飲食の商売をされています。これからはマリンスポーツのシーズン、海にゆかれたらどうぞお立ち寄りください。
  Cafe Solare  千葉県勝浦市勝浦43-2 0470-73-1432
     
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白川静の『字訓』と、映画『実録・連合赤軍』

2008年04月19日 04時48分31秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
4月16日。快晴、日中は最高気温が20℃を越えた模様だ。
有楽町駅前に着いて、9時を待ってから用事をすませて3,40分、新宿に向かう、東南口の改札を出てルミネ新宿を探した。相変わらず入口がわかりにくい。JR発行の商品券が手元に昨年の夏ごろからあり何かを買わなければいけない。というのは利用先が千葉の地元になくそのままになっていたのだ。5階の書店に行く。ブックファースト、だそうだ、開店直後の店をぐるぐる回ってて気づいた。なあんだ、あの青山ブックセンターだったところじゃないか。書棚、本の配列ではなく店舗のレイアウトでわかるのだ。数年前に倒産したが、とうとう再建はならなかったのだろう。あるいは縮小しているのか。本好きに言わせれば、業界では好評だった店のはずだ。
 最近の書店は、チェインストア展開ばかりで味気ない。本に詳しく、いかにも読書好きの店員のいる店にぶつかったことがない。
 わたしは読書も購入意欲もこのごろは落ちているのだが、よしっ、これにする。お亡くなりになられたが、敬愛する立命館大学の白川静先生の本だ。正真正銘、学問の王道を進んだ人だ。漢字の起源を長年にかけて解き明かした独創的な労作だ。大部だからほどほど重いのだが、まあいい。
   新訂 字訓(普及版) 白川静 平凡社 6,300.

 それから新宿駅東口を遠巻きにするように、わたしはおもむろに伊勢丹側に歩いていく。今日は「テアトル新宿」で映画を見る予定だ。若松孝二監督の〈実録・連合赤軍--あさま山荘への道程〉である。映画製作には難しいと思われたが、まとめかたにメリハリがあり作品としては成功したと思う。カメラワークもいいし、若松監督の意図に質の良い良心的なものを感じた。わたしは同世代だ。
 しかし、わたしには重苦しく感じて考えさせられた作品だ。映画の内容である内ゲバ、同志のなかで14人も残忍な粛清にした‘総括’の事態にでは、必ずしもない。純粋さと野蛮さが自然に同居する若さという心理と生理。人生、時代性と自我とか世界観とか、いずれにしても若者特有の問題意識、目的設定になるのか。ちょっとうまく言えない。

 映画の前半部分で、当時の報道フィルムのラッシュがこれでもかこれでもか、というように使われている。ベトナム戦争、日米安保条約、三里塚闘争、大学紛争、全共闘、三派系全学連。
 かれこれ、40年の歳月がたったことになる。わたしが上京してきたばかり、まだ18歳の秋のころだ。
 昭和43年の、10.21国際反戦デーのとき、あの新宿騒乱事件のときにわたしは飯田橋の大学を抜け出して新宿駅に行ったのである。電車は止まり線路は角材や投石で散乱し、西口広場はあたかも市街戦の様相であった。
 当時、わたしは勤労学生であり、しかも心情三派でありノンポリのラジカルを気取っていた。
 社会が、何かおかしい、こんなことはしていられない。
 それから、都内錦糸町にあった選挙事務所の、日本社会党の衆議院選挙に手弁当で参加した。そこで今でも交際のつづく、当時の青年反戦委員会I氏とも知り合う。
 しかし、高校卒業後、親の支援も得ず、兄弟の援助をことわり、大学に二度入り、二度とも中退した。もちろん、学費負担が大変だったせいもあるが、当時は大学は卒業するものではない中退するものだ、という妙な同世代特有の衒気(パラダイム)もあったのである。
 だが、わたしはこのことで、世間に迷惑もかけず誰にも世話にもなっていない。
 それからやっと、造園設計という好きなことで生きていく道を見つけたのは結婚して一年後のこと、29歳の夏のころである。遅い出発ではあったが、独学と、結婚式、新居購入、会社設立と自立の生涯は続いた。


 帰りには紀伊国屋書店の奥まった1階のDVDショップに立ち寄る。もはや病的とも言えるほど、反射的に大手の店ではいつも、ヒッチコック監督の見洩らしている映画のものを探している。かなりコレクションを持っているが、まだまだ足りないものがあるのだ。
 それから、JR中央線で移動する。窓外の外堀周辺、千鳥ケ淵はすっぽりといまだ淡いみどりいろにおおわれている。そういえば、このあいだの桜花爛漫のころは寄れなかった。小さな谷の斜面にある桜、雑木などの新芽は清々しい。萌黄色に満ちている。そうか、こういう薫風香る静寂もあるのだ。

 今日は、なんだか頭が痺れたようで、落ち着かない気持ちとおぼつかない足取りだ。
 東京駅ではめずらしく右往左往したが、家族の大好きな舟和の芋羊羹を買い、わたしは総武本線快速の乗り場の地下4階まで降りて帰途に着いた。
               
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ぎぼうし品種の初公開です。

2008年04月17日 05時46分18秒 | ぎぼうし栽培日記
今日は雲行きが怪しい。雨が降る前に株分けをしなけりゃあ。昨日はテアトル新宿で映画を見てきた。若松孝二監督の〈実録・連合赤軍--あさま山荘への道程〉である。重苦しく考えさせられた作品だ。このことはいつかこのブログであらためて書き込みたい。

 今日はぎぼうしの話である。
 マニアックな気配もするが、煩瑣をいとわず、あらためてここで持っているぎぼうしの品種のリストを掲げていく。ほかに3種が品種不明である。ぎぼうしのネーミングに日本語名、英語名、それにラテン語の名称がつけられているのは植物にとって一般的な呼称ではあるが、外国名が多いのは原産地の日本よりも西欧と北米で非常に大事にされているからである。
 数量はそのうちに明らかにしたい。

 次はお知らせです。
 今年の方針として、オオバギボウシ(大葉濃緑種・山菜‘うるい’食用可)、スジギボウシ(中葉流紋白斑入り種)、寒河江(大葉青紫黄覆輪種)、あけぼの(大葉中白斑入り種)、フランシー(中葉青紫白覆輪種)、ゴールデンティアラ(小葉濃緑白覆輪種)、メディオバリエガータ(中葉流紋白斑入り種)の株については、それぞれ3~10株程度の頒布も考えたい。
 園芸店、量販店、通販の商品より大きくしっかりした株で提供する。育て方についてこちらから事前にレクチュアしますので、よろしくお願いしたい。ギボウシの株自体に生育・発根不良、病気とかの問題がありましたら同等品と交換する予定です。
 なお、『ブルーエンジェル』を探しておりますので、お持ちの方はご連絡ください。

1.オオバギボウシ    2.スジギボウシ     3.徳玉
4.寒河江        5.あけぼの       6.フランシー
7.ゴールドスタンダード 8.ハルシオン      9.パトリオット
10.ワイドブリム   11.ブリムカップ  12.バーチウッドパーキーズゴールド
13.クリスマスキャンディー 14.キャプテンクック 15.ボールドリボン
16.ハイドンサンセット 17.オーレアマルジナータ 18.オーレオマルギナータ
19.ゴールデンティアラ 20.サム&サブスタン   21.ミッドウエストマジック
22.メディオバリエガータ

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ぎぼうしの株分けの真っ最中・・・

2008年04月16日 05時07分37秒 | ぎぼうし栽培日記
変わりやすい天気の合間を見て、今、株分けの真っ最中。
 すでに、怠け者のせいと、ぎぼうしの繁殖計画の考えがまとまらないせいで、予定より一週間ほど延ばしに延ばしている。
 第1日目は鉢作り。空いている植木鉢、お気に入りのプラ鉢、この間、植栽現場で手に入れた6号のワグネルポットを用意して、庭に胡坐をかき作業中。株分けして鉢上げする予定だ。
 今日は鉢底に、パソコンの梱包材にあった発泡スチロールをこまかく砕き入れて、現場調達の赤土を敷き、自家製の剪定した枝葉の枯れ葉、乾燥した雑草などの半熟気味の堆肥を重ねてまたその上に赤土を入れて用意する。
 今日は、いづれやろうと思っていた地植えのクサソテツ1株とおおばぎぼうし4芽の癒着(?)したものと、クサソテツ(親子株)1株を移植ゴテと鋏を使って掘りあげてワグネルポットに植え込む。実生で殖えたミヤマオダマキ(深山苧環 H20cm・ C30cm)の大株を鉢上げする。ミヤマオダマキはしんとした、品のある紫の花の蕾をつけている。この草花はいつも髪を切りに行っている若夫婦の床屋さんにプレゼントを予定している。数回、入念に潅水をする。今日のところは4鉢で、完了だ。
 今後、雨の多い空模様とぎぼうしの伸び具合と競争しなが進めていかなけらばならない。
 庭先も夕暮れて、リビングの灯りを借りながら、時刻は午後6時半になる。手のひらがかったるい、妙な感覚だ。
                     
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春雨、春嵐、思考し行動する日々、そして春愁、(雪椿)

2008年04月11日 06時46分15秒 | わたしの日常です。
この数日、天候がめまぐるしく変わる。先日は台風に比するような旋風と90mmを超える大雨があり、花冷えの日がつづく。
 調整池補修計画PJに関して、新たな行動を始める。2,3日考えて、頭を整理して動いたのだ。市への働きかけだ。物事を進めるときにやみくもになってもしょうがない。先頭を走っていても、自分自身がなにほどのものかを常に意識内に入れず動いていたら結果的になんらの効果も得ずして、感情的な不満解消にしかならない。
 わたしはいい年をした大人だ。酸いも甘いも噛み分けていなければならない大人だ。

 本当はこんなことをしていられない。生活第一、ボランティア第二、わたしが思考が得意とか慣れているとかではなく、日常の地に着いた作業に戻そうと一所懸命に気分を変えて考えを時系列にまとめる。
 苦手ではあってもこのことの習慣化に尽きるのだ。

 ひそかに嬉しいことがある。
 わが家では雪椿が満開だ。
 平成7年10月に新潟の北方文化博物館へ当時の社内の部下連中5,6人を編成して行ったことがある。一泊二日の研修旅行にして、その後JR磐越西線で窓外に山の中、そば畑などを経て三川村の将軍杉をみて小さな新造の温泉宿に泊まり、会津若松をまわったのである。そこで数粒の雪椿の種子を拾い自宅の苗床に播いた。それが背丈70cmほどだがことし初めてつぼみをつけて赤い花が咲いたのだ。花は4輪、やや受け咲きで関東の藪椿より小ぶりだ。すでにして年月は、足かけ13年が経った。
 しかし、家族にも訪問客にも意気込んでわたしがその由来を話しても、誰もが無関心だ。誰にとっても、こんなよしなしごとよりも生計上の糧を得るのが大事だ。
 今、わが家の玄関ポーチに雪椿が8号の常滑鉢で満開だ。

 そうなんです、これでもわたしはキチンとした大人なのです。

 なんだかこれでは威張っているように受け取れる文意になっているかな。
            
 
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花壇と花の色

2008年04月09日 07時04分25秒 | ガーデニング・庭づくり

 わたしたちの目にする光景では、花屋さんの店先の陳列されている花々に季節が来る。
 今は春だからいろんな花が咲く。うちの庭ではまず雪柳がこまかい枝を伸ばし真っ白な花びらをつける。次に山吹の黄色い一重の花が咲く。その根元には妻が植えたスズランが若芽が顔を出し、そのうちに白く微細な鐘楼の花をびっしりつけることだろう。追いかけて、つつじが順序良く咲き始める。大紫つつじ、久留米、琉球、深山霧島、どんじりは皐月つつじだ。
 近所では藤の花が隣家との境界も意に介せず、ちょうど人間の目線を意識したように覆っている。近くの山々、また植林した杉林ではあけび・山葡萄に負けず劣らず蔓を伸ばして淡い紫色のヴェールをかけている。
 春は赤や白やピンク、黄色などなど、と花色の数が多い。。

 これが夏になると赤と桃色、白が多くなる。

 秋はピンクと黄色だろう。

 冬の花はあるでしょうか。

 そんなにわたしは外国に行った訳ではないが、日本の気候には春夏秋冬という四季がある。


 しかし、よく聞く話として、海外に行くと日本の良さに気づくという人が多いのだ。多分、自然のスケールが小さくても、いろいろなものに囲まれていること。そこで、その連なりが複雑、ではなく玄妙さを感じるからだ。
 (書き込み中)

 皆さんの意見はいかがですか? Q&A形式にお答えします。でも、逆にA&Q&Qだったりして
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上野の桜

2008年04月07日 05時53分13秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
快晴、この時季、早くも紫外線が強い。
 ウルビーノのヴィーナス展(国立西洋美術館)をそれ程でもなかったなあ、絵の題材は神話から採ったもの、配色がつたなく構図が類型的に過ぎる、と思い、入場料1,400円も払ったのか。
 それから踵を進めて、例の有名な花見場所に向かう。
 何年ぶりか。今年は東京地方が早咲きで満開の頃合いである。まるでパステル画に似て欅や小楢やくぬぎ、そろなどの若葉が滴り落ちるような雑木林の広場の中を東京国立博物館前から大噴水を経て、広小路の通りにむかう道筋の不忍池方面だ。今日は時間的に薬師寺展には余裕がない。公開が6月8日までだから、あの優美な月光、日光菩薩のかんばせにまみえるのもまだ先になる。まあいいか。

 金曜日の平日の午後。空は一面の碧空である。それを背景に染井吉野の花は咲いている。家族連れと旅行途中のおのぼりさんの行き交う中、わたしは呆然自失かそれともなすがままに、ぽつねんと一目千本の桜の広場を眺め渡す。
 シンメトリーとビスタ。中央に向かい我れ先とそれぞれが枝を差し掛けている桜並木。重なり合う淡紅色の世界。肌に感じぬほどの風に、今、花吹雪が舞う。どうだろう、俳句でもひねろうか。
 桜花爛漫。さんざめきと静寂。
 たわわに花びらをつける古木ぽいっ幹をたどると、淫らでいびつともいえるほどの灰褐色の盤根錯節の樹幹と樹姿。短命で病気や虫害にかかりやすくも、この桜たちは、今を先途として咲き誇る。

 しかし、わたしの心情はある無機質な印象に変わる。寒々とした風情。こんな気持ちになったのは今年が初めてだ。
 どこへ行っても同じ桜じゃないか。均一の特性の染井吉野じゃないか。

 山桜系を台木に接ぎ木され人工的に大量繁殖し、全国津々浦々に植えつけられた染井吉野桜は無残な桜だ。
 わたしには、里山など近くに自然に生えているおしとやかな山桜が好ましい。
 
 なに、只のおっさんなんですけどね。
          
      
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庭の草取りでもしてみるか!

2008年04月01日 06時51分51秒 | 個人の庭・エクステリア

 どこのうちでも庭の草取りは嫌がる、それは当然の話。新築した戸建て住宅では庭につながる敷地の地べたを裸にしておくと、すぐに雑草が生える。犬走りや軒内などは通常、土間コンクリートや石貼り仕上げにするがそれでもほったらかしにするとその隙間をめがけて発芽し伸びてくる。
 数ヶ月の間、雑草をとらずそのままにして観察していくと面白いことに気がつく。当然雑草の数も多くなり草丈も伸びてくるが、根元の土が乾燥して固くなってくるのだ。やがて、雑草の種類が変わってくる。樹木がいつのまにか伸び始めてくる。
 それもイネ科の多年草が多い。ロゼット植物と似ていなくもないが、これは冬場になると地上部が枯れるあの草だ。この科の特徴は、たけのこの超ミニチュア版の地下茎が地中に縦横無尽にはりめぐらし繁殖している。やっかいなほど、強健な性質だ。
 雑草も植物だから花をつけ実をむすぶ。その時期を言えば、雑草の過半数は春から七夕ぐらいにあたる。だから、実をむすぶ直前に除草作業を効率よく集中させた方がいい。春夏秋冬、移り変わる気候のなかで、季節的には7月中旬の梅雨明けの前後がもっとも効果的である。
 手で抜く場合のコツをあげると、雨上がり後がそれほど力を入れなくとも簡単に抜ける。少々水に濡れるが、それこそ、根こそぎだ。抜いたら根の土を払い、コンクリートの土間とか土のないところに放置し乾燥させて枯死させるのだ。それから処分する。
雑草は一般的に酸性土壌に育ち、アルカリ性に弱い。皆さんは地ごしらえの時に、畑に白い苦土石灰を撒き耕しているのを一度は見たことがあると思う。野菜は概して(原産地が海外の国々のものが圧倒的に多い)、中性、アルカリ性の植物だ。その意味では、野菜の生育環境を改善していると同時に雑草防止も兼ねている。これは結果的に日本の自然土壌が持っている性質を中和させているのである。
 
 皆さんの意見はいかがですか? Q&A形式にお答えします。でも、逆にA&Q&Qだったりして
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