うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシの種子集め

2010年12月28日 05時27分57秒 | ぎぼうし栽培日記

12月28日、年の瀬も押し詰まり、わたしは昔ほどの感慨を見い出せなくなったこの頃である。世情のながれ、街中の人たちの生きていく人々の顔つき、そんなことにわたしは敏感な方だが、これもそれぞれの迎えるなりわいの果てのものであるらしい。本当は大ぴっらに認めたくはないのだが、大人になればなるほど、老いるほど時間は早く経つ。

 わたしは、生来、植物がことのほか好きで、若いころは種を播いて育てていくなどということに興味がなくていたものだ。その対象は花を見て良し、大きければ良し、としてきた。数年かけてその成長の過程をみるなどは迂遠のことであった。ところが、今は違う。

 ギボウシの場合、熟した種子を集めてじかに種まきを始めて今年で3年になる。それで、その結果を公開してきた。おおよそのことはわかってきた。生育環境、気象、肥料分による花つきの多寡によるとみられる果実の豊凶差など。
 今年は以下の14品種だ。来年の彼岸過ぎに種を播く。
 1.オーガストムーン 2.サマーフレグランス 3.タチギボウシ
4.グランドマスター 5.アルポピクタ 6.フランシスウィリアムズ
7.kヒュウガギボウシ? 8.ポールズグローリー 9.サンダーボルト
10.キャプテンクック 11.文鳥香 12.芽変り寒河江 13.Q紫花系ギボウシ?
14.P紫花系ギボウシ?
 ここで、わたしの少ない栽培経験でギボウシの種子の特徴を言うと、原種のものの着実数は見込むことは可能だ。それに反して園芸品種は千差万別である。シイナの多いもの、空莢、種子数の多いもの熟す時期の遅速がある。

          

          
          芽変りの寒河江ですが、ギボウシの場合、一般的にはこの性質の遺伝は難しいものらしい。
          
       ≪撮影:12月11日午後 4時00分≫

  購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。
       

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ビジネス書「戦略プロフェッショナル」を読んで・・・

2010年12月22日 04時43分02秒 | わたしの日常です。
先日、わたしの愛読誌「週刊文春」を読んでいたら、ビジネス書としてロングセラーの 「戦略プロフェッショナル」・三枝 匡著・日経ビジネス人文庫 を薦めていた。それを読む。
 わたしにしては珍しい読書傾向である。読みつつ過去に起業の際につくった「事業計画書」を思い出した。
 取り組み始めは非常に楽しくて、その次にだんだんと熱気を帯びるにつれて息苦しくなる。つまり商売を実地におこなうことを事細かにイメージしていくのだが、次第に緊張を帯びてなんだかハラハラする。そんな心理体験をした。

 どうやらわたしは寡聞にして知らないのだが、教訓めいた経済書やビジネス書は数多くあれど特にノウハウ本など、この本のように実際の経験を踏まえて書きあらわした著作物は少ないのだそうだ。この分野も生き方、人生、恋愛問題やマスコミ有名人の本と同じよう、しばしば世の中のベストセラーにもなる。しかしながらそのほとんどが浮わついた内容で、読後数カ月でごみ箱行きの本だ。
 反して、これは実戦のレポートだ。そんなわけだが、わたしはそれなりに納得した。
 ほかに、自動車業界の本田宗一郎やヤマト宅急便の新事業を展開した小倉昌男の本が知られているが、この本も起業を考えるよすがにもっと読まれていいようだ。
            
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フェイジョアの花と実と・・・

2010年12月20日 05時17分58秒 | オリーブ・フェイジョア栽培日記
大雪も過ぎて、もうすぐ冬至だ。そぞろに歳末も近づく。
 ここで、あらためてフェイジョアの実の特徴について触れる。なお、フェイジョアの品種群、結果樹齢や栽培のヒントは経験を踏まえていづれそのうちに公開するつもりだ。
収穫が始まってから追熟をと思い暖房のきかない室内に置いておいたが、どうやら果肉が軟らかくなり過ぎたようで、そのままにしていたら一気に茶色く変色した。これでは売り物にならないとあわてて冷蔵庫におさめる。
 今悩んでいるのはフェイジョアの保存の方法である。でないと商品価値がなくなってしまう。果物市場への出荷や販路の展望がないと、何十年前かに当時キウィフルーツと同時期に日本に導入され宮崎県内で意欲的に栽培されたことがあったはずだがうまくいかず、これからも商業生産では失敗したようになってしまうだろう。ちなみに、現在は国内で和歌山県の古座川町や福島県のいわき市でも試みられていて、販売されていると聞く。
 そして、この果実の味が果物としては淡白過ぎてあまり消費者に受け入れられない気がする。なにかいい調理方法がないものか。花も果実も生食を基本にして、ジャムやフルーツサラダが一番ベストか。果実酒やジンベースのカクテルにはどうか、あるいはレモンサワーやスカッシュのような・・・・。
 ちなみに発送荷姿はこちら、1袋500グラム入り。ご希望の方はメールで連絡ください。
     

     

 次に、ここで今年のフェイジョアの花を紹介する。どうぞ、ご覧あれ。
 深紅のおしべに白い花弁は亜熱帯性をおもわせる。このぼってりした厚みのある花弁は食感もよくて砂糖のような甘さ、エディブルフラワーということになります。その証拠に、花弁が地面に落下すると、赤いしべだけを残しすぐに蟻たちがどこからともなく集まってきて食べつくすのだ。
 当初は観葉植物扱いであったが、露地に植え付けて25年ぐらい経つでしょうか。“クーリッジ”という自家授受粉種なので、着果はOK、わたしは利用の仕方を未だ模索中であるのだが、この果実の収穫量は毎年数キロと安定している。
 サイズは 樹高3.5m  幹回り35,35cm  葉張り2.3mです。
≪撮影: 6月17日 午前 7時半≫
     
        

 なお、品種、栽培の苦労や果実の収穫についての今までの話題は、オリーブ・ フェイジョア栽培日記 をどうぞ。

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街中の柿を接ぎ穂にする

2010年12月20日 04時32分04秒 | ガーデニング・庭づくり


 ある街中の緑地帯に取り残されたように柿の実が7.8個ついていて雀がそれをつついていた。12月も中旬になれば、その高さも枝ぶりも2.5mの柿は全部葉を落としていて、行き交う都道はひっきりなしに車でいっぱいだ。巷間は歳末だ。都市の喧騒、誰にも見向きをされない。そのなかで、忘れられた朱色の実だけが目立つ。わたしは、俄然、興味が湧く。
 株の根元は、地際が大きな瘤状に肥大していて、樹幹が曲をつくって育っている。窮屈に育ったので、樹形はやや異形だ。多分、誰かが、縁日か園芸店で軽い気持ちで買い、鉢植えにしていたがもてあましこの公共の地に植えこんだのだろう。
 よく見ると、色もそうだが柿の実の形がいいことに気づく。多分、この時期や、その他の形姿からして渋柿だろう。干し柿に利用されるあんぽ柿に似ている。
 以前のこと、わたしは身近なサクラやカキはこちら関東地方でも紅葉の生理現象が見映えのするものだと気づき、ランドスケープデザイン的にこだわり柿紅葉の綺麗さや果実の形を調べたことがある。詳細はどこかにメモしているはずだが、それは全て渋柿系だった記憶がある。

 この品種名は推定だが、わたしが唯一持っている専門書、NHKの趣味の園芸:作業12カ月「カキ」著中村三夫氏 であたれば、‘西条’か‘堂上蜂屋’、甘ガキであれば‘豊岡’もしくは‘いさはや’だろうか。しかしどうも、‘いさはや’のような気もする。(そうであってほしいのだが・・・。)

 柿の接ぎ木の台木は実生の‘甘百目’の若木にして、穂木は地元の知人から分けていただいた完全甘柿の‘富有’を接ぐことにした。昨年の春(2009.3.23)に2本の台木にそれぞれ2本ずつ穂木を接ぎ木したら、どうやらそのうちの1本(株)だけ成功したようだ。同時におこなった本柚はペケ。柿は、これまでも数年前に一度試みたのだが失敗している。
 明春、また、挑戦してみよう。わたしは前述した街中で折ってきたその柿の枝を、昨日、事前の準備のために下の写真のように穂木4本の切り口をテイッシュペーパーで湿らせてからビニールのレジ袋に密封して冷蔵庫へおさめておく。

 今までの草花の育成や栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ガーデニング・庭づくり] などをクリックするとご覧になれます。

 栽培方法などの相談事やご注文に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
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見上げるやまもみじの紅葉

2010年12月18日 04時22分33秒 | ランドスケープデザイン

 ここでは、やまもみじ(イロハモミジ)の紅葉をアップする。ありきたりだが、澄み切った碧空を背景に下から見上げたアングルの欅の樹冠と紅葉の写真集である。撮影は300万画素の旧型デジカメ。無編集も同然ですがアトランダムにならべる。こちら関東地方ではたいがい既に葉も落ちて裸梢をさらしているが、ここは大径木の欅林のなかで風にも影響されず、個体差によるよりも生育環境的に一部分だけの遅い紅葉を呈していて、ほんの少々の緑葉も混じりその紅く燃えるようなあえかな風情は、年内はまだ十分楽しめるものだ。
     ≪撮影:12月15日午前≫
              
              
              

              

              

              

              

              

              

              

              

               

 緑に関する相談事やご要望に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
          
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熟したフェイジョアの実、その後のその後

2010年12月12日 05時27分47秒 | オリーブ・フェイジョア栽培日記
だんだん、今年も押し詰まってくる。わたしも、公私ともども、あわただしい。
 先日やっとフェイジョアの実の収穫が終わった。わたしどもの場合は、推定樹齢30年ほどの一本のフェイジョアからのものです。現在、室内で追熟の具合を見ているが、ここでフェイジョアの状況を公開する。
 お入り用の方は早めに下記の連絡先にメールで、数量、住所と氏名を御一報ください。先着順でお分けします。

≪撮影:12月11日≫

          
      ≪撮影:12月 5日午後 1時30分≫
          
       ≪撮影:11月18日午前 6時30分≫

※今後とも、逐次、フェイジョアの果実の収穫までの情報を画像にて掲載していきます。どうぞ、ご期待ください。

フェイジョアの果実や苗の頒布については、以下のようにまとめておきます。ご了承ください。
  
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.フェイジョア果実収穫予定量: 5.0~7.0kg およそ80ケ以上 150ケ以内
  長楕円形 1ケあたり 直径3~4cm 長さ4~ 7cm 重さ30.0~45.0g 
2.収穫時期: 自然落下時と追熟後 11月上旬から年内
3.品種名: ‘クーリッジ’
4.販売個数: 1パック13ケ前後
5.販売価格:
 値段については市場の流通性が乏しくて、実はまだ、決められずにいますが、その都度の個別対応による、応相談価格とします。例えば、これは参考価格ですが、ある通販サイトでは 1.0kgあたり¥2.000.で売られているようです。
6.荷作り・宅配便代金:¥800~¥1,200
7.発送開始時期: 11月上旬以降
8.フェイジョア苗木の販売: 小----20pot 中----4pot
 率直に申し上げて積極的には販売しておりませんが、どうしても入用な方については値段をその都度ご相談させてください。
 この苗木は自家栽培品です。発送時に果実と同一梱包の荷姿も可能です。ただし、現在のところは自家授粉の結実品種、‘クーリッジ’の一種のみです。(‘トライアンフ’養生中)
9.なお、日本国内でフェイジョアという果樹は、いまだ栽培の方法・結果年数と繁殖や調理方法、栄養価などが不明の点が多く、試行や模索の段階の樹木です。ウェブ上うわべだけの曖昧な情報が飛び交っていますが、皆さんの直接的な感想やデータ提供をお待ちしております。
10.ほかはギボウシの販売と同じように、メール上でお客様と注文内容を確認の上で、指定の銀行口座へ入金していただき、それを確認後即日発送いたします。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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わたしの身近な紅葉

2010年12月09日 06時25分20秒 | ガーデニング・庭づくり

 ここで、わが家の今年の秋の身近な紅葉を一挙に公開しよう。画像5枚ほどである。いつからか、わたしはこのごろ、はるばる足をのばしあちこち国内を見て歩くことも少なくなった。
 思い起こせば、4,5年前の大阪出張の帰りに寄った観光地・京都の醍醐寺以来か。もっとも、以前はたびたび訪れたこの京都のイロハモミジの紅葉の光景に、ふとある時、人工的なつくりものめいたものを感じて興醒めしたことがある。自然植生上、京都近辺の山中にそんなにモミジは多くはなかろう。サクラの場合もそうであるが、今ではイロハモミジという同一品種のクローン繁殖の樹木を植栽した結果に不自然さと異様さを感じるのだ。東福寺などはその最たるもの。
 とは言え、まあ、先立つお金のせいもある。
 今はなんだかんだやっているお陰で、わたし自身がこうやって栽培を兼ねて身近に集めてきたものの成果をめでている。
          
          すっかり褐変してしまった風知草
          
          おなじみのハチジョウギボウシ、ウラ
          ジロヒュウガギボウシ、紫花系ギボウ
          シなど
          
          これは十数年前に挿し木で殖やしたど
          うだんつつじ、5、6株はあったのだが
          今ではこの一株のみになってしまった。
          当地の千葉でも風があたらなければ紅
          葉は綺麗に発色する。
          
          毎年アップしているナツヅタ          
          
          これは初登場のスモークツリーの黄葉

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花オクラの種をどうぞ。

2010年12月08日 05時14分25秒 | ガーデニング・庭づくり

 これは、先日ある方からいただいた食用にする、 花オクラの種です。アオイ科のトロロアオイ属、日本名は トロロアオイ。さやから種子を出しておき春先になったら播種します。ときには、強い性質でこぼれ種でも繁殖するらしい。通常のオクラと比べて巨大種のような感じの草姿と花茎、花オクラは実を食べるのではなくて一日花の状態を収穫するらしい。
 わたし自身はいい加減で今までは単に フヨウ(芙蓉)だろうと思っておりましたが、これは淡く黄色い大きな花で食べられるもの、つぼみが食材としてその開花時期には野菜として売っているものだそうです。フヨウ属の ムクゲや ハイビスカス、スイフヨウのような木本ではなく草本のようです。この植物は、あまりにも、ある意味でありきたりなのか園芸店では見かけないかもしれない。

 もし、種子を欲しい方がいらっしゃいましたら、下記のメールで確認の上、80円切手を貼った返信用の定形封筒を同封してお送りください。折り返し、タダで提供します。
なお、あわせて、セルフ交配のギボウシの種子も現在のところまだ整理中ですが ‘寒河江’や ‘タチギボウシ’など14品種もご希望によってはお分けしますのでお問い合わせください。
          

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明けの明星

2010年12月07日 04時07分15秒 | わたしの日常です。
 わたしは朝が早い。これは決して加齢化現象によるものではなく、わたしの長い間の遠距離通勤の習慣のなせるわざだ。朝の6時台には家を出る。20年以上前からこのとおりである。大体、3時から4時半には起きる。まあ、こういうと皆さんはたいがいはびっくりする。
 一日のうちで、この時間がわたし自身の私事の整理時間だ。だから、このブログもこの時に書き込むことが多い。

 ところで、今の季節だと、夜空には東南の方角に日の出前の 明けの明星、つまり金星 がかがやいている。いつもそのちょっと右上にお月様が見える。日の入りに西天の方角でかがやくのは 宵の明星。英語ではビーナス、ギリシャ語ではアフロディーテと言う。
 とはいっても、あまり星座や天文には詳しくないので、どうか皆様、ご教授願いたいものです。
 こんな画像は、わたしにとって初めての撮影ですが、どうぞご覧ください。雨が降っていた時は無理だが、少々の曇りで月が見えずとも金星だけは見えるのだ。上は右上が月で、その左側の小さな点が金星です。下は月の拡大写真です。
         

         
 この世界に想像力を持てずにいるわたしの感想は、ウーン、ウン!!!!、と芸もなくわたし特有の感嘆符のみである。

    
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師走にヒメジョオンの花が咲く

2010年12月06日 03時59分22秒 | ガーデニング・庭づくり

 ヒメジョオンの花が咲く。キク科ムカシヨモギ属の二年草。白に淡い紫色の小花をつけている。これは、いわゆる、道端などに生える単なる野草である。
 あるところで、こんな時期に咲くあまりにも可憐な花びらを見て、11月下旬に根ごと掘りとって持ってきた。鉢で根付いてからも、引き続いて花が咲く。ふとみると、この寒い時期に健気にもと、わたしはほのぼのとした気持ちになる。
          
 ちなみに、何回もブログで紹介してきた ヒメジョオンと同じ科シオン属の多年草であるわが家の シオンも開花期間も終わり、やっと褐色に枯れてきた。シオンは、大株にならないと花芽をつけないようだがこの鉢では根詰まり気味であるので年内に株分けをおこなう予定だ。
          

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金芝河さんのこと

2010年12月05日 07時23分57秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧
もうすぐ7日の‘大雪’になる。わたしは、先日来、萩原遼さんの朝鮮ものの本を読みふけっている。どうもこれは、わたしの記憶では二度読みになるらしい。そのわけは、この著者の語り口がよくて読みやすいことによる。
 日本共産党出身には早世なさり人間観察力と絶妙の文章力の持ち主、しかもロシア語通訳の女性作家の米原万里さんや、このあいだ民主党から出て参議院議員になった有田芳生氏がいる。萩原遼さんも機関紙「アカハタ」の記者を長年勤めていたが、ある日解雇まがいの辞職を余儀なくされた。
 共通するのは、軽い判断だが、ロジックを学んでいて欧文脈が地の文として生き生きとしているように感じるせいか。まあ、これは言うまでもなく政治的な党派性を抜きにしてだが。彼ら左翼陣営は大多数が、思い込みとプロパガンダ臭に満ち満ちていて長い悪文が多い。それは、呪文じみたフレーズやセンテンスのみで想像力に欠けたものだからだ。それは、要するに日常生活上の五感を活かし、ひとりひとりがみずからの頭で判断することをやっていない人たちが多いことによる。

 それはともかく、ここで触れたいのは萩原遼が本で触れていた、詩人の金芝河(キンシガ)さんのことである。
 わたしは、振り返ると、今まで金芝河のことはよく知らないできた。世相的には、わたしなどはベトナム戦争反対の世代で後に残ったのはむなしさのみである。
 朝鮮は日本の占領終了以来、戦後、なんどか南北の国内で内戦や抗争を繰り返し何十万単位の民族が死んでいったか。勿論、南北間の戦争もそうである。これは民族の悲劇である。
 そこで、例えば日本を考えてみると、これほどの同じ民族同士の戦争の死者数が多かったことが戦後には全くない。大雑把に見ると、歴史的には信長から徳川の時代にかけての戦国時代から関ヶ原の戦いぐらいのものだろう。(近代に至り、戊辰戦争や西南戦争もあることはあるが)
 そういうふうにみてくると、いままでの韓国の時代背景の中で金芝河の行動や思想は傑出しているようだ。たび重なる軍事独裁政権への命がけの抵抗や甘い北朝鮮の共産主義への期待を戒めたり、なかなかの人物であるようだ。アジアというくくり方でもその良質な生き方は賛同されるべきである。
 とはいえ、これは全くわたしの読後感でありわたしなりの行動は考えていない。
       
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なんにもできない朝

2010年12月02日 05時42分07秒 | わたしの日常です。
今日は師走の二日。
 わたしは朝早いのだが、起きると庭先にまわり植物の状態を見て回ったり、落ち葉掻きなどをするのが長年の習慣である。そうでなくても些事、私事の処理や仕事の準備はこの時間に済ませるのがならいとなっている。ところが、今はどんどん日が短くなっていて、出掛ける寸前まで暗い。
 慌しい時刻、6時半の妻の送迎の車に乗り込む頃に、わずかな時間のそのことを忘れると、なんだか後でがっかりする。些細なことではあるが、わたしにとって潤いを持った生活のメリハリを果たせず充たされない思いなのだ。
 今年の冬至は22日、昼夜時間の等しい中日、そんなふうにして12月も押し詰まっていく。

 カット替わりの画像は公孫樹の黄葉である。これは、千葉樹木100選にも選ばれた地元のお寺の大木だ。お寺は真言宗豊山派。公孫樹は不思議な樹木で、よく考えると、あの メタセコイアの原産地である、中国の内陸部の長江と黄河の周辺、華中の自然の生態系や風土をしのばせているようにもみえる。
       

          
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今年の落花生の出来具合

2010年12月01日 05時40分20秒 | わたしの日常です。

 今回は初めて、落花生の話をします。落花生はわたしの大好物だ。
 わたしの地元が全国的に名が知られるようになったのは、戦後の1950代の落花生ブームによるものだそうです。当時は南京豆と言っていて、東北の片田舎で育ったわたしにはお正月にしか食べること出来なかったもの、当地では気候のせいで栽培は無理でした。南部せんべいなどのピーナッツ入りを好み、あこがれのお菓子だった。
 画像は 「はね出し」と呼ばれるさや入りのもの、品種は ‘千葉半立(チバハンダツ)’、これは味に変わりはないが大きさや見かけや豆の入り具合が悪く選別の段階で規格外とされたもので、地元ではよく食べられている落花生である。また上の袋は生の落花生を茹でてレトルト品にしたもので、品種は ‘郷の香(サトノカ)’、これには好き嫌いがあるが商品としてはコンスタントに売れているようだ。
 ほかに、つきだしの菓子として絶品と言われる、極細の豆をつかい絶妙な炒り加減と味付けでかくれたベストセラーの高級品、「バターピーナッツ」がある。

 これはよその人に試食してもらうために、働く職場に持って行ったものです。
 今年の出来具合はあまりよろしくないが、たまたま、地元自慢をしてみた。
          

     
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