うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

アキタブキ(秋田蕗)です。

2023年04月30日 04時42分53秒 | 個人の庭・エクステリア
 
 これはあるところに放置されていて、この間、入手したアキタブキ(秋田蕗)です。キク科フキ属。葉形は雨傘くらいの大きさになる。草丈は2.0m 葉の直径1.5m。この植物は非常に強権種で地下茎で伸びて簡単に発根して広がる。植え付けは、東北地方の農家では珍しくないようだ。
 より巨大な草姿の蕗は、突然変異種と思われるラワンブキ(螺湾蕗)は、世上、北海道の足寄町のラワン川あたりの道東地方が良く知られているが、もとはアキタブキであるらしく原種よりも何割増しかに巨大化するらしい。これらは普通種のフキと比較して春から夏にかけて急速に生長する。両方とも立派な野菜としての商用作物だ。
 ラワンブキの草丈は人間の背丈をはるかに凌駕する。なんとなんと、草丈は3.0m 、食材になる茎は直径10.0cmだ。食用としては大株だからなんとなく大味の気がするが、実は普通種のフキと同じ食味であるらしいのだ。いつか食べたいもの。しかも茎が太いものであるから収量的に好ましい。
          
          
          
          
          
            今年の4月
          
          
            昨年の5月

 自然に生育させるには、適地として河川や池沼敷、地下水位の高いところが植栽に向いているようだ。
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マメガキの鉢上げ

2023年04月29日 04時40分23秒 | 個人の庭・エクステリア
 ここではマメガキの鉢上げを行ったので記したい。これは実生の苗木である。
 わたし自身は、将来形として幹を太らせて着果した盆栽仕立てを考えている。場所もないのでとりあえず3本を大きいポットに寄せて植える。東北での少年時代への郷愁か、めっきり寒くなりあの晩秋の初霜の降りる頃、小ぶりな果実が食べごろに赤黒く色づいた光景にあこがれるのだ。
 パソコンでのWikipediaでは以下の通り。
・Diospyros lotus (英名Date plum) 
 カキノキ科カキノキ属 別名シナノガキ、コガキ、ブドウガキ 中国原産の帰化種。雌雄異株であるが授受粉がスムーズになされるようだ、また、このカキからは貴重な柿渋が採取される。ちなみに、アメリカではpersimmonと言い、品種的(?)に黒柿や白柿が材が固くて堅牢な性質なので銘木扱いであった。かつてはゴルフクラブのウッドのヘッド部分に用いられた。
 以下に、秋の実りから初春の成木と苗木を植え付けた画像を羅列する。
          

          

          

          

          

          

          

          
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珍しい樹木・アブラギリ(油桐)です。

2021年09月13日 05時47分47秒 | 個人の庭・エクステリア
9月に入り、相変わらずコロナは猖獗を極めている。これからの先が見えるかどうか。しかし、わたし個人は、東シナ海で発展しつつある台風14号の行き先を案じている。この連休に二人だけの観光旅行を予定。18日に飛行機が福岡に向けて成田空港を飛ぶかどうかである。

 それはともあれ、現場内で珍しい樹木一本を確認したのでアップする。
アブラギリ(油桐):トウダイグサ科 落葉高木 西日本、中国に自生とされている。白花、果実内の種子は塗料や印刷インク、油紙に利用される。寸法形状はH6.0 C 0.51 W5.0である。実物はわたしは何十年も前に茨城県つくば市内の 森林総合研究所 の実験林で見て以来だ。おおっと、なんだか懐かしい。根元周囲には発芽した子株が見てとれる。

         

         

          

         

         
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今咲いている花を・・・

2021年06月09日 10時17分05秒 | 個人の庭・エクステリア
今日はいい陽気。庭をしばらく見ずに九州に行くので、ここで、今咲いているわが家の花をアトランダムにアップする。撮影日時:令和3年6月8日
        
           
            買ってきたベコニアとペチュニア
           
           イヴちゃん
           
           ヒペリカムヒデコート
           

           
           キュウリの花
           
           つるありインゲンの花
           
           フェイジョア(クーリッジ)
            
           秋海棠
           
           ガクアジサイ(カメレオンハイドランジア)
           

           
           ホタルブクロ
           
           ブルビネ(花アロエ)
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樹木の冬囲い

2021年01月12日 07時15分52秒 | 個人の庭・エクステリア
ここでは前回に続いて新潟県中越地方の民家を主体に樹木の冬囲い光景を載せる。厳しい気象条件の中で植物を大事にする心情がほの見える。ここ都市部では1.5から 2.0mの積雪量を見込む。時候的には11月中旬、いよいよこれから積雪シーズンを迎えるころだ。ちなみに道路の路傍の緑地には除雪スペース確保の為に小さな街路樹しかない、従って冬以外はのっぺらぼうの空間になる。
            

            

            
                        
            
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珍花、珍木ですが、どうぞご覧を。

2020年10月26日 10時28分00秒 | 個人の庭・エクステリア
やっと秋晴れ、こちら関東でも晩秋の気候だが、これから、身近な自然ではどんな風な紅葉が見られるか。時季は日照時間も短くなり寒暖差は確実に大きくなり、今までの春先からの気象がどういう風に葉を染めていくのか。
 ともあれ、先日アップしたチューベローズに続き、ここでは最近入手して育成中の植物を掲げる。

          
大花オケラ:中国東北部原産 紫花 薬草
           
ブルビネ サンセットオレンジ:南アフリカ原産 黄花 (ハナアロエ)
          
ヒマラヤゴヨウマツ:これは樹木医の先輩が昨年ネパール旅行にて採実し播種した発芽株で、大王松のような松葉をつけるらしい。また、鮮やかに紅葉?するらしいが、ひょっとしたら落葉性か、いずれ今後判明するだろう。ブータンマツとも言う。
          
コニファー、ある人から十数年前にアメリカのボストンで採取した枝をもらって挿し木で育成したら、発根し樹高2.5mに伸びた。
          
おまけ! 近所の住宅造成放棄地で今朝見つけた赤実のガマズミを花瓶に生けたら、早速、怪しいものと思ってわが猫イヴが嗅ぎまわっている。
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ガクアジサイの花をアップする。

2020年06月15日 05時21分15秒 | 個人の庭・エクステリア
この間、ある路傍でガクアジサイの花を入手、披露したい。花梗が長くて装飾花が二段咲きに見える。
 いまさらアジサイ図鑑を求めるまでもなく、安直にWEB上の検索での品種名では似ているので、仮に ≪城ケ崎≫ としておく、確定ではない。現代では ≪ダンスパーティー≫ が流行っているそうな。無論、園芸品種と思われます。開花後は挿し木を予定。
               
           
 こちらは、わが家の庭で25年以上経つガクアジサイで ≪カメレオンハイドランジア≫ になる。この花は時期的にいいお土産が浮かばなくて、昨年の神奈川県箱根湯本温泉での古希の中学の同窓会に大量の切り花を持ち込んだ。あの時は参加者たちが持て余し気味の中で園芸好きの人に貰っていただいたが、上手く殖やせただろうか。みんなは東北の田舎からはるばる集まったのだ。しかも、今回は人生最後の同窓会である。          
         
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さくらの花も咲いている。

2020年03月03日 04時59分02秒 | 個人の庭・エクステリア
のち わたしにとって2月は業務的に大変忙しくしていた。主に書類の作成、整理など。なんと、日数の少ない2月に休出が4日間だ。
 それはさておき、ここではわが仕事先の団地のさくらの花をアップする。撮影は2月28日。これは早咲きの珍しい品種になるか、おかめ という園芸品種名は、あのお面から付けられたようだ。以下に画像を載っける。

           

           

           

           
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北鎌倉の庭園工事

2019年11月05日 17時25分47秒 | 個人の庭・エクステリア
先日来、樹木医会の一泊研修が鎌倉や横浜に予定されていたので、かつてわたしが手掛けた北鎌倉の邸宅庭園は候補対象にどうかと検討した。9月初め、都内に出るついでに行った現地の庭の状況は画像の通りだが現在は住んでいるかどうかは不明である。如何せん、庭は荒れているようだし樹木は伸び放題、維持管理がおろそかになっている。竹垣は朽ち果てたか。
 竣工は昭和63年2月12日、すでに年月は31年が経過したことになる。この庭の意匠は凝りに凝ったもので落葉樹の株立ちや山野草を配したテラスは玄昌石の方形貼りに坪庭や中庭もある。アプローチは蛭川御影石の切石敷きで門から玄関へ斜行させた。竹垣は大徳寺垣、網代垣、大津垣に創作の変形四ツ目垣それに袖垣。化粧砂利数種を使い、役石は様々だが石組や飛石は根府川石である。思い起こすと、京風を加味し英語グラフ誌のデザインを参照した和洋折衷式のモダンなガーデンデザインを意図としたもの。外構・庭園工事費は2,700万円である。ひっくるめた建物の価格は5億5千万円で売り出したがなかなか売れなくて最終的に4億円を切る値段で売れたらしい。
 わたしは、そのあまりの様変わりにやや茫然自失の体であった。
 あの頃はバブル景気直前の頃だ、そうかそうか、当時のわたしは、作庭のデザイン力に自信満々の怖いもの知らずの38歳であったのだなあ。
 以下に現在の画像と古い販売資料や図面、写真を探し出し、Before Afterのように羅列する。

    Before
          
          
          
          
          

    After
          
          
          
          
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熱帯果樹とミモザアカシアの発芽。

2018年07月18日 09時32分37秒 | 個人の庭・エクステリア
もう少しで時候は 大暑 だが、うだるような暑さが続く。今、わが家は塗装工事で庭は足の踏み場もないほどの混乱状態、それでもわたしは執念のように植物への散水を怠りない。(室内は温室状態だ。)
 そのなかで、わたしは待ちかねた植物の発芽が確認されたのがうれしい。


近所からミモザアカシア(フサアカシア)の果実をもぎ播種したら2本ほど発芽した。発芽促進の為に熱湯15分、一日水浸処理をした。それから6/19に播種、7/12に発芽する。発芽率は悪い方だろう。ミモザアカシアは、挿し木が失敗しやっと播種による増殖に成功した。


 これは台湾からの トックリキワタノキ で樹上に綿の花をつける。
 

 同じく台湾からの マンゴー の野生種。あの、市場へ出回っている園芸種ほどではないが甘くておいしい。
 

左側ートックリキワタノキは5/22に播種し伸び続ける。 右側ーマンゴーはずいぶん遅れて発芽を確認したが初めは大柄な銅葉を付けている。

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プラムの実生木

2018年06月12日 05時13分05秒 | 個人の庭・エクステリア
または わたしが、25年前に引っ越して来た時は高さ30cmほどであったが、これは白い花を付けるプラムである。プラムはスーパーで並んでいる品種だろう。誰かが食べかすとして種子を、購入目的で新築住宅を見に来て、まだできたばかりの宅地に吐き出したものだろう。梅干しほどの大きさの種子は、野鳥や小動物によるものではなくまた風や雨による自然現象で運ばれたものでもなく、人間様により発芽繁殖した実生木だ。
 果樹には豊凶差がある。うむ、これはこれは、今年は今までで最高の着果量を誇る。40個はあるかな。
 これで、この間の 茂木ビワ とプラム、それに ブラックベリー 木苺 、秋には今年はまあまあの結実量の 百目柿  フェイジョア(?) と続いていく。何を隠そう、わたしは農家の生まれ、庭先果樹として木に成る果実が大好きである。
            

            
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つつじの花が咲き乱れて

2018年04月25日 17時05分31秒 | 個人の庭・エクステリア
今日は暦の上では穀雨だがしばらく雨も降らず気温も上昇する。わたしは思いったって、連休を前に植木市場に行ってきた。ここは、以前より規模も縮小して盆栽棚がなくなり草物の鉢が置かれなくなった。うん、活気もなんだか閑散としているかな・・・。千葉の東金は匝瑳市八日市場とともに植木生産の本場、世間の動静では植木が売れなくなったことも反映しているらしい。とはいえこの日の天気は晴朗、わたしは汗だくで見て回る。仕入れたのはギボウシ3品種のみ。
 画像ではつつじが百花繚乱の体である、UPする。
     

     
                
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わが家の庭の状況です。

2017年08月17日 05時12分20秒 | 個人の庭・エクステリア
前回にアップした画像に続き、一か月ぶりに見るわが家の庭の状況です。例によってアトランダムに掲載する。というか、乱雑かもしれない。
 今年は冷夏多雨の異常な気候です。野菜は小さく実付きも良くない。
 下段の鉢で育つ苗はポポー、それにタイから持ち帰った果物の王様と言われるドリアンの種子によるもの、ほぼ播種後二か月である。











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百日紅は花がそろわず綺麗ではない。

2017年08月16日 07時36分14秒 | 個人の庭・エクステリア

 わが家の庭では、今年の百日紅は花がそろわず綺麗ではない。多少、作年の未剪定のせいもあるかもしれないが、この頃、当地では空梅雨につづいてお盆前後からは雨が多くて生育温度が低いせいだろうか。
 わたしのように気温の変化にすぐ体調が反応するのは日頃の心境には良くない。
 わたしは、百日紅の花の色はこの色とオフホワイトでフリルの付いた花びらが好きだが、今回は生長不全で写真のアングルどりで苦心する。






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空梅雨の時節も終わる、わがガーデンの状況です。

2017年07月13日 07時02分20秒 | 個人の庭・エクステリア
 
 もうすぐ空梅雨の時節も終わる頃合い、現在のわがガーデンの状況です。一切のコメントやキャプションなしで掲載する。ありきたりですが、どうぞご覧あれ
              
              
              
              
              
              
              
              
              
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