うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

さて、これは何の実かな・・・

2008年12月31日 04時42分59秒 | ガーデニング・庭づくり

 また、種子のシリーズ。さてさて、これは何の実かな? 
 非常に成長の遅い常緑樹であり、雌雄異株になります。
 日本国内の自生地はあちこちにありそうですが、ひと昔前までは日本庭園に重宝されていた樹木です。これには実のなる木とならない木があり、自然に株立ち状を呈します。
 そういえば、昔、大手の樹木生産者と岡山の備中高梁市の山中で探しまわった経緯がある。たしか、植生がマツタケ山と重なる痩せた土壌の林床に多かった。
 プラン的には添景植栽としての使い方になるが、極めて散文的な風趣のある文人木ぽいっ樹姿が持ち味でしょう。しかし、このごろ、コンパクトな樹木が好まれてランドスケープデザインとして大きな計画に多用されるようになりました。

 ご意見、ご相談は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
     
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オリーブの実を拾う

2008年12月30日 04時25分59秒 | オリーブ・フェイジョア栽培日記

 これはオリーブの果実だ。この品種は大きめの実だ。
 先日、仕事の合間を縫って、東京湾の埋め立て地にある夢の島熱帯植物館に寄った。巨大温室もあわただしく、30分程度、駆け巡っていたのだが、帰りしなにゲート付近の見事なオリーブを見かけた。収穫にはちょっと遅いが、もしやと思い樹の下へ近寄ると果実が落下している。ほぼ確信犯に似ているが10粒を拾い係員のお姉さんに内諾を得て取得した。落ちていたならば、まあ、いいでしょうとのことだ。でも、皆さんは下手にまねしないように!?
 なんの品種だろう。ミッションかな。それともネバディロブランコかな。これも以前に播種したら発芽した経験があるので試みるつもりだ。オリーブの種子は、朝顔のように硬く一部を削り吸水させる必要がありそうだ。

変なおじさんぶりは自覚しているつもりだが、なんだか、最近はしきりに種子づいているこの頃だ。

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フェイジョアの果実を食べるには・・・

2008年12月29日 07時16分40秒 | オリーブ・フェイジョア栽培日記
今日は、年の瀬の快晴日和だ。
 先日、茨城県牛久市のOさんからの要望でフェイジョアをタダで送ったら好評のようだ。(見ず知らずの方なので、郵送料と諸経費は別途になるが)
 頃は12月中旬、収穫後1か月以上屋外で経過している。この機会に、傷んだり悪くなったのを選り分けてる際に改めて5,6個食べたのだが(生食)、これはいけるとやや思い直した。
 そういえばニュージーランドからの帰国者の話をどこかで聞いたことがある。かの地では食後のフルーツとして常食されているそうな。
 多分、これはみかんとりんごの果物のように、1個2個ではなく数個食べるもののように思えてならない。淡白で微かな香りと甘みがあり(少々、抹香臭さもあり)、食べやすいのだからその方がよさそう。完熟すると酸味もない。
 まだまだ、この果実はペットのようにもてはやされていてマイナーであるが、その実態は知られていない。小さくとも花は簡単に咲くが結実には至らない。ましてや、せっかく実った果実は試食のレベルであるようだ。

 そうであるならば、これからは、この秋のわが家の‘甘百目柿’のように毎食ごとに消費していこう。わたしは元々百姓の小倅だ、木の成り物の栄養価、栽培の大変さを知っている。そして、果実は見かけは気にせず腐りかけの方が美味しいと先天的に知っている。
 しかし、まだフェイジョアの果実が残っているからといって、皆さんにお分けするわけにいかない。中身はどうであれ、人間でも何でも見かけが大事なのは悲しい現実だ。そしてたぶん、目新しい調理方法があり大量に必要であれば話が異なってくるが、将来も果実販売はしないでしょう。
 むしろ、フェイジョアの自家結実種の<クーリッジ>の苗木販売をこころがけたいものだ。

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ヒイラギの仲間ですが、・・

2008年12月23日 06時05分04秒 | ガーデニング・庭づくり
この21日に冬至も過ぎ、昨日は奇妙な天候であった。明け方から南寄りの風が吹き20℃近くにも温度が上がる。夕方近くからは、一転して、寒さが戻る。そして、今日はおごそかな天皇誕生日だ。

 この樹木は、意外と日常生活で見かけるのが珍しい。ヒイラギ(柊)の仲間です。
 時節柄、厄除けとか、クリスマスなどの歳末の光景のなかでは、いろいろもてはやされる植物です。人通りの多いあるところで、倉庫会社の 5,60mの長い生垣(H1.2m)になっていて、びっしり着いた赤い果実が目を引いたものであるが、これは増やせるかもと、思わず採取した。こういう植栽の仕方は極めてぜいたくだ。植木材料としても、市場には品数が少なく高級な部類で樹木の価格も安くないはず。
 後で気づいたが、土壌もなく足もとの歩道と敷地のRC塀のすきまに20cmほどの10本の実生苗が、強健な雑草並みに人知れず懸命に育っている。なるほど、これでは、苗床に播けば、大丈夫、発芽するであろう。
 ユニークな葉形、さて、正式な樹木名は何と言うでしょう?

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ギボウシ・フレグラントブーケの秋咲き、三度び 

2008年12月21日 17時06分56秒 | ぎぼうし栽培日記
泣いても喚いても時候は年の瀬だ。今日は、昼過ぎから生暖かい。
 ギボウシ‘フレグラントブーケ’ の12月14日の写真を、再三掲載する。この二三日、寒気が来て急激に黄葉した。食味をそそる、ライトグリーンときれいなイエローだ。隣はフイリヤブランとヴィオラの鉢。既にあたりは真っ暗やみの中、仕事先からくたびれて午後7時半過ぎに帰ってくると、玄関ポーチの灯りに照らされてそこだけやわらかな心温まるスポットになる。
 しつこい画像だが、またまた掲載する。
 
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ホルトノキの植栽計画と、その種子

2008年12月15日 03時32分23秒 | ガーデニング・庭づくり

 これは、ホルトノキの種子。ホルトノキ科ホルトノキ属。ほかに、実が食べられるシマホルトノキがあり、小笠原固有種とされている。
 このブログで以前、「珍らしい花壇草花3」で紹介した植物である。
 初夏に白くクリームぽい小花を咲かせて(総状花序)、今時分に熟し結実する。 わたしは現在、東京湾内東雲運河に面した、有明の超高層マンション工事に関連していて、ここの設計者が誰かは不明だが、それぞれ2.5~3.0 4.0 6.0mの樹高のホルトノキが大量に植栽されていてうれしいのだ。適地適木とわたしは思うのだ。そこで思い余って種子を集めてきた。また、殖やしてみよう。

 これはかつて、15年ほど前、『天王洲アイル』 計画の植栽プランで、わたしがこの樹木の大量採用を強く推し進めた材料である。(多分、80本くらいだったと思う) 当時、この植栽工事直後に、実は、この状況を現場に見にきて東京の港区役所が街路樹として新橋駅前などに新規に採用して植栽したものである。
 古くから、潮風に強く常緑樹木で景観的に見せる樹種ではヤマモモが一番とされてきた。しかし、ヤマモモは最近がん腫病に感染した樹木が多いのだ。またこの樹木は栽培期間が長いせいか(生長が遅いせいか)、樹木単価が高くつく。そういう理由で数を多く使いこなせない、そんな憾みがある。
 わたしが過去に東京湾沿いをはじめとして耐潮性樹木を追求していた。そんなこんな探しているときに、たまたま、第七台場、お台場海浜公園の造成した樹林でホルトノキを見つけたものである。場所はホテル日航東京の近くで今のゆりかもめの駅そば、-おだいばビーチ- あたりである。ここは、埋立て完了後から東京都港湾局が独自に樹木の耐潮性を調べるために試験植栽していたものである。
 ほかに、外来種の常緑性のアカシア、ユーカリや深山性のサワグルミなどの落葉樹があった記憶がある。
 この樹木は、件(くだん)のヤマモモと比較して枝葉が疎であり、5月過ぎの紅葉し赤くなった古葉を落としている時季は涼やかな色合いである。伸びも数倍早く、また萌芽力があり剪定や刈り込みにも適していているのだが、関東地方ではめったに見かけない。が、それゆえに、実は仕立物にも向いている。
 九州など西日本へ行くと、各地で街路樹に植えられている。特に有名なのが鹿児島市内のもので大きく成長した樹冠とその姿は、南国風で明るく風格さえ感じさせるものだ。植生的には南房総から東海地方を北限として山林に自生している。
 現在、東京湾岸地区内の開発計画に公共、民間を問わず都市緑化樹木として多用されている。わたしとしてはこの樹木の特徴、利用しやすさが認知されているようで、喜ばしい限りだ。
 ただし、伝染性は認めらていないのだが、樹木全体の葉がしおれ短期間に突然死に至るポックリ病がある。原因は不明。ホルトノキは樹種として、元来、病気にかからないとされていた。しかし、知られていない3大樹病のひとつに挙げられているので付け加えておく。

 さてこれは、そのひと枝と採実したものである。過去に在社中の圃場で播種したところ(果肉を洗い落として取り播き)、100%とはいかないまでも極めて発芽率が良かった経験をした。これからたわむれにジフィーナインポットに播く予定である。

 なお、植木材料生産業者、造園業者の方でホルトノキの入手情報、特性を知りたい方はご連絡ください。植栽経験などの苦労話を含めてお答えします。
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【造園デザイン】の先生になりたい2

2008年12月14日 11時15分30秒 | ガーデニング教室など

 日頃から思っていることをわたしはここに記したい。
 それは何かと言うと、わたしは【造園デザイン】の先生になりたい。ぜひとも教師をやりたい。ダメを承知でこのブログ上でPRしておきたい。このブログでは、今日から新たに、テーマとして『先生になりたい!!』をカテゴリーに加えてゴチャゴチャと書き込んでいきます。この奇妙で厚かましい願いが実現するべく、今後ともよろしくご理解ご協力の程をお願いいたします。

 わたしは独学をつづけてきたことになるが、そのための庭園・ランドスケープ作品の見学、植生、植物の現地踏査もあちらこちらへと足を延ばしてきたが、実は造園の専門書の入手も独自におこなってきた。その蔵書量も少なくはない。将来についてそのことは、<緑の図書館>にでもしてどこかで公開するか寄贈を考えているほどである。
 
 地域のコミュニティセンターや公民館などの公共施設を借りてガーデニング教室を開きたい。
 皆さんにもお願いしたのは、どうかそういう機会を与えていただきたいものだ。
       
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【造園デザイン】の先生になりたい

2008年12月13日 18時16分50秒 | ガーデニング教室など

 日頃から思っていることをわたしはここに記しておきたい。
 それは何かと言うと、わたしは【造園デザイン】の先生になりたい。ぜひとも教師をやりたい。ダメを承知でこのブログ上でPRしておきたい。
 このブログでは、今日から新たに、テーマとして『先生になりたい!!』をカテゴリーに加えてゴチャゴチャと書き込んでいきます。この奇妙で厚かましい願いが実現するべく、今後ともよろしくご理解ご協力の程をお願いいたします。

 以前にわたしが言いだして設計室という社内の一部門をつくり任せられていたときに、当時の社長に了解をもらいお茶の水のデザイン専門学校の講師の口を聞いてもらったことがある。その学校は部下の出身校であったが、テキストは自分で準備することにさせてもらって、とりあえず1コマ90分、週に2コマで決めた。それでは空きが出たらということで、結局そのままになってしまった。その時、生徒さんの卒業制作展を上野の森美術館で開き、それを見に行ったりして意見を提出したことがある。
 その後、埼玉県にある園芸専門校に応募したり、のちに神奈川県藤沢市内に新設された学校にも食指を動かしたもの。しかし、いろいろな諸条件が合わない。むろん、金銭的な面は問題にしていない。
 今のようにCAD全盛の頃とは異なって、まだ図面作成は手描きでドラフターの時代である。
         
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わが家の紅葉・ニシキギ、ナツヅタ

2008年12月10日 04時15分39秒 | わたしの日常です。

 これは、わが家の紅葉。ニシキギを画像の中でダブらせたナツヅタである。
 なかなか、自分の家をこういう蔓物で被覆する人は少ないでしょう。雨が吹き込むとか断熱効果が薄れて外壁が駄目になるとかとの理由で、二の足を踏むのでしょう。それを下手にとって、常日頃の訪問塗装業者の脅迫(?)的販売のセールストークが多く、結構気になるものです。
 どうしてかということになると、クラック(亀裂)があれば雨水が入り植物の根を伸ばしひびを増大させて外壁のスタッコなどの吹き付け・タイル貼り、左官下地、防水ラスシートを破り雨が漏り、耐久性が落ちるとの理屈のようだ。
 しかしわたしがおもうのには、温帯性のこの種類の植物で他から養分吸収するものは皆無ではないだろうか(稀な例としてヤドリギがある)。このナツヅタにしても、タコの吸盤のように身を固定するために吸着根を出しているだけだ。養分・水分を吸収する根は出さないのだ。だから、そんなことは杞憂に過ぎない。
 ところで、こういう植栽について、家内は嫌がりあきらめ顔である。それでも、わたしの不在の合い間には伸びすぎたつるをカットしてくれている。実際、予想以上に、ナツヅタの生長量、覆うスピードがすごい。わが家ではなんとか結果的に二階の雨樋までで、辛うじてくい止めているのだ。

 しかしわたしとしては、これは春先の新芽のさわやかな萌黄色、それぞれの葉の微妙なトーンの紅葉の鮮やかさをねらって植えたもの。それに加えて、葡萄の葉に似て蔓を伸ばして出来上がるフォルムの面白さです。いかがでしょうか。ただし、難点は少々、虫が集まり寄って来やすいことでしょうか。






         
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ギボウシ・フレグラントブーケの秋咲き、再び 

2008年12月08日 03時06分37秒 | ぎぼうし栽培日記

 ギボウシ‘フレグラントブーケ’ の12月7日の写真を、再度掲載する。あれから、既に時日はは経過し暦の上では大雪である。こちらでもいつ初雪が降ってもおかしくない。この頃、一段と寒気が厳しくなってきた。
 なぜかが蕾を持ち花咲く寸前だ、と二週間前に画像を載せたのだがやはり無理なようだ。花茎はまだ生きているが褐変しはじめた蕾に触るとスカスカしているから、今は枯れ始めている状態である。寒さに対する養生は考えていない。
 残念だが、しかたがない。いちおう続報しておきます。
 
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里ごころのゆくえを探す・川村記念美術館

2008年12月07日 07時12分23秒 | わたしの日常です。
今日は大雪、昨日につづき好天気だ。
 川村記念美術館シリーズの3回目です。今回で終了。

 これは、美術館入口のチケット売り場付近に群れ状に集めて植えているヤマハゼ(山櫨)です。羽状複葉の真っ赤な紅葉に、黒っぽい果実がグレープ状に付いており、西日本ではロウの原料になるらしい。わたしは東北の生まれで、製造過程は実見していない。東北では自生もしていなくて、似たものとしてニガキ、ウルシ、シンジュ、センダンなどがある。一般的に紅葉狩りなどとされるとイロハモミジが思い浮かぶが、ところがどうしてどうして、このウルシ科の仲間の赤い紅葉はほかに比類ないものだと、つくづくわたしは思う。
(ちなみに、京都に代表される観光地の紅葉モミジは人工的に栽植されたもの、イロハモミジ(ヤマモミジ)は育てやすく成長も早い。クローンではないが似たようなモミジが日本全国に多いのもそのためです)

 
 ガマズミは、こんな具合にクリームイエローの光線を通したあかるい紅葉で、それに赤い実が質素についている。このころの青空を背景にした深紅の発色には鮮烈なイメージが記憶に残る。わたしにとっては、子供の時代を懐かしくおもう木の実だ。これは食べると酸っぱくとても美味とは言えず、ただただ、霜が降りた初冬の時節到来、家里近い雑木林の景色の灌木の一樹種になる。

 今回は、野鳥と小動物を見かけず残念であったが、また、この美術館の四季の自然変化をいつか書き込んでいきたい。
 それはそうと、美術館の展示内容に触れずじまいであった。まあここは、マーク・ロスコーのコレクションで知られていて、特にアメリカ現代抽象画の展示が多い。芸術一般はまた別の機会に記すこともあるでしょう。いづれにしても、一見の価値あり。美術館の周辺も含めて後悔はしないでしょう。皆さん、なにかの機会にでもどうぞお越しください。
      
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わたしの散歩コース・川村記念美術館

2008年12月05日 04時57分05秒 | わたしの日常です。

 夫婦で川村記念美術館に行く。めざすは自由散策路である。
 ここの奥行きのある敷地内にはテニコートが数面あり、芝生の多目的広場があり、散歩にピッタリのゾーンが広がる。さらに深奥部には流れ、睡蓮池、“大賀ハス”の蓮田、菖蒲田がつづいている。

 樹木は、左からフユザクラ、ヤマモミジ、ミヤマハンノキである。


十月桜、またの名を冬桜という。なんのことはない、物珍しさだけの桜だ。
 うちの奥さんと来たのだが、この近くに手頃で小奇麗な休憩所がある。そこで、痩せ気味のキジトラの野良猫がいて、わたしたちにやたらとドラ声で鳴きながらすり寄る。きっと空腹にちがいない。毛並みは清潔だし病気にかかってはいないようだ。
 そこで、間合いをおいて、小さいビスケットを差し出す。いつもうちの奥さんは、猫に対して話しかけながら相手にするのだ。おいしいかと訊ねるたびに、猫はその都度、鳴き声でおいしいなあと返す、ように聞こえる。すくなくとも声の質と抑揚が会話調になるのだ。

      
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わたしの遊び場所・川村記念美術館

2008年12月03日 04時36分23秒 | わたしの日常です。

 川村記念美術館に行く。
 珍しく夫婦でだ。これからは近所であるこの場所を、3回にわたって写真を掲載する。
 まず、池。湧水のみを水源にしているのだろうか。奥の方に行くと水量が結構多いのだ。ここは、里山、湧き水を利用した谷津田の多い典型的な農村景観の地域だ。水辺の樹木には葉はなく、すでに裸梢をさらしている。水面に浮かぶコハクチョウ2羽とモミジの写真。特別にオシドリ夫婦のような情景を狙ったわけではなかったが、ややミーハー気分でスナップ写真を撮った。こちら側の見晴らしのいい場所に藤棚があり、その下で当日おじさんおばさんのシニア相手の写生会があって、そこで引率の先生が水彩画の指導をしている。で、私物の盗難防止だろう、たまに目を光らせる。
 わたしが水鳥の撮影でアングルを探しうろうろしているとなにか不審そうに見えていたようである。第三者の目で見ると、そうおもう自分自身も哀しい存在なのだが。
      
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気まぐれにゴルフ場へ行く

2008年12月02日 04時51分49秒 | 自作庭園・トークとコレクション

 この間、気まぐれに千葉市民ゴルフ場へ行って来た。このゴルフ場は、6月で全工事を終了して、芝の養生とかの準備期間の後に10月23日にオープンしたばかり。ここはさあやるぞという、スタート地点の1番ホール、ミドルコース。
 しかししかし、係員に見学者は入れませんということで追い出されてしまった。知人のグリーンキーパー名を出すなど奥の手を使わず、わたしはスゴスゴと引き上げる。いくら、服装に無関心なわたしと雖も、周りのゴルフウェア然としたなかでは、色褪せた黒いブルゾン、灰色のウォームアップパンツと中国あたりの安っぽいスニーカー姿ではとても紛れ込むわけにはいかない。一見気難しそうな顔立ちのわたしだが、とても軽快なゴルプレイヤーには見えないだろう。
 わたし個人は十数年前に100を切れずに勝手に卒業した身である。人はみな、一長一短だ。今は、既にバッグは埃にまみれてクラブには錆びが浮いてきた。下手だから接待に向くと強弁し仕事でおこなってきたのだ。

 プレイフィー設定の面で当初から不入りを予想されていたが、人気度はどうか。千葉市が指定管理者制度を導入し民間会社が運営しているが、果たしてどうか。
 今日は週末の休日にあたり、全ホールごとにプレイヤーがいるようだが。平日はどうか。
 時刻は11時半頃、このホールでは3組プレイ中のようである。



1H; Par4 355ヤード

  ◇ハーフコース ワンベントグリーン ◇ヤーデージ: 9H 3,055ヤード
千葉市民ゴルフ場

 わたしは、この3月に植栽工事の担当を終了し、その間、二度ほどここへ顔を出した。初夏の7月以来になる。昨年の寡雨に比べて、今年はゲリラ豪雨とは言いながらも降雨には恵まれたようだ。樹木や芝の活着はそこそこ良さそうだ。
 なお、コースデザイン、造成工事、植栽計画に興味のある方はご連絡ください。常識的な範囲内で手元にある技術資料をオープンにします。
        
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ハルシオンの紅葉

2008年12月01日 05時40分14秒 | ぎぼうし栽培日記
今日から、師走。いよいよだ。
 ギボウシの紅葉を見比べると、斑入り種より緑葉種の方が安定して、見映えがする。これは ‘ハルシオン’ の紅葉です。どうですか、他の品種のなかでも、綺麗でしょう。葉色の濃淡のトーン、グラデーション。色の染まり具合、発色の自然の妙を、わたしは鉢のそばに寄り屈んでじぃーと見入るのだ。
これは、同じ系統であるトウギボウシ(sieboldiana)系の ‘エレガンス’ との交配種である。
     
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