Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

立木観音<立木山 安養寺>(2018年5月27日参拝)

2018年07月11日 | 新西国三十三観音霊場
いよいよ本日のメインである立木観音に到着。

今まで避けてきた800段の階段はしんどいだろうなぁ。(^^;

石清水八幡宮のようにケーブルカーがあればいいのに。(笑)



所在地:滋賀県大津市石山南郷町奥山1231
宗派:浄土宗
御本尊:聖観世音菩薩
創建:弘仁6年(815)
開基:弘法大師
札所:新西国三十三観音霊場


【縁起】


寺伝によれば弘法大師がこの地に立ち寄った際、
瀬田川の対岸に光り輝く霊木を見つけた。

ところが川の流れが速く、渡れないでいるところに白鹿が現れ、
大師を背に乗せ対岸まで導いてくれた。

白鹿はたちまち観世音菩薩に姿変え、虚空に消え去ったという。
この奇跡に感服した弘法大師は霊木に五尺三寸の観世音菩薩像を彫刻し、
それを本尊としてこの寺を建てたという。

この時、弘法大師が厄年の42歳であったとされる為、
広く厄除けの霊験あらたかな観音像として信仰されることとなった。

当寺は現在浄土宗に属するが、弘法大師開基の伝承をもつことから、
創建当初は真言密教系の寺院であったとされる。



【瀬田川】




瀬田川沿いの50台は停めれる無料駐車場には、
既に参拝者達の車でいっぱい。

えー、こんなに人気あんの?

予想外で焦りつつも何とか1台開いていた。

ラッキー。(^^

少し離れた場所にも500台停めれる臨時駐車場もあるとか。

スゲー人気があるお寺なんやね。


【石段】


駐車場から道路を横切らなければならないのですが、
信号が無いので注意が必要です。

あそこは点滅信号設置した方がいいと思う。




さぁ、いよいよ石段登り開始。


【弘法大師】



【水掛け不動】



【地蔵尊】





【石段】




石段は一段一段の高さが低いので登りやすい。

でも、しんどいことはしんどい。




もうすぐ到着。


【境内】




約15分程で到着。

石段の高さが均一で低いので思ってたより楽でしたね。


【観音堂】




立木聖観世音菩薩、広目天、毘沙門天等、
諸仏が祀られていました。




観音堂の裏側からも拝めます。


【弘法大師】


鹿に乗っている弘法大師は初めて見ました。


【白鹿苑】


庫裏。


【回廊】






ここをくぐって奥の院へ。


【石段】


追加の石段です。(笑)


【奥の院】


近くにあって何より。(^^

道了権現大菩薩が祀られていました。


【鐘楼堂】


奥の院の下に鐘楼堂がありました。

奥の院に参拝してから鐘を撞くと縁起が悪いので、
本来は観音堂横から行くべきだったね。

そういう訳で鐘は撞いていません。


【宝篋印塔】



【観音堂】




観音堂の裏側からも拝めます。

これにて立木観音の参拝終了。

境内には老若男女の参拝者が居て、
かなり人気のあるお寺でしたね。

また、800段の石段は登り易くて楽です。

3往復ぐらいはしないと白山登山の練習にもならん程。

個人的に段差や大きさがバラバラの300段石段がある、
滋賀県の石馬寺の方が圧倒的にしんどかったですね。


【御朱印】


女性の方の筆によるものですが、
豪快な筆使いです。(^^