『あるスキャンダルの覚書き』
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えーーーーーーー。
イタかったです。ひじょーに。シャレならんです。
映画としてはすごくよくできてると思うよ。ぐりはキライじゃないです。
しかし。イタかったー。
この監督よっぽど女嫌いとみた(爆)。それか相当な男尊女卑主義者か。どっかの都知事みたいな。
もうねえ、最悪よ。女の最も醜悪な部分が、これでもかこれでもかとグロテスクなほどのしつこさで描きつくされてる。
すんげー。こんな企画、日本じゃ絶対通んないね。しかも主演がジュディ・デンチとケイト・ブランシェットってふたりともオスカー女優じゃん。大スター。ありえねえ。つかむしろ大スターじゃなきゃ成立せんのか?逆に?
けっこういろんなところでメアリー・ケイ・ルトーノー事件がモデルになってると書いてあるけど、99?投ヨ係ないです。
この映画の主題は「スキャンダル」じゃなくて「覚書き」の方だから。たとえばスキャンダルが教師と生徒の情事じゃなくてもストーリーそのものは成り立つんじゃないかと思う。盗癖とか、ドラッグとか、別の犯罪でもいい。
じゃあなんで教師×生徒じゃなきゃいけなかったのか?思うにたぶん、その罪が非常に複雑で、単純に「教師=加害者、生徒=被害者」という図式になりにくく、ちょっと状況を変えれば誰にでもあてはまってしまう性質を持ってるからだと思う。
映画では生徒(スティーブン:アンドリュー・シンプソン)の年齢が15歳だというのでみんな大騒ぎするけど、教師(シーバ:ブランシェット) と夫(ビル・ナイ)も親子ほども年の離れた元師弟同士で略奪愛結婚の夫婦だ。シーバと主人公バーバラ(デンチ)も大体それくらい年?ェ離れている。シーバの長女ポリー(ジュノ・テンプル)と画面には出てこないボーイフレンドもどうも“年の差カップル”であるらしい。明?轤ゥに狙った設定だよね。コレ。
なのに犯罪視されるのはシーバとスティーブンだけ。学校の混乱ぶりやマスコミの狂乱がどこか滑稽に描かれてるのも意図的なものだろうと思う。
結局バーバラはシーバを愛してなどいなかったのだろう。彼女が愛していたのは彼女自身だけ、バーバラはシーバを孤独を慰めるペットかオモチャのようにしかとらえていないし、あるいはもともとそういう愛情しかしらないのかもしれない。さみしい人だ。オールドミス以前の、基本的な人格の問題だろう。
徹底的にモテる女=シーバと徹底的にモテない女=バーバラの対比があまりに極端で、一見すると超非現実的な話にもみえるけど、ぐりも独身なんでかなり身につまされる部分もあり。
とりあえず、ストーカーにだけはなんないよーに気をつけよーっと・・・。
ところでケイト・ブランシェットってホントに綺麗だよねえ。ちょっとファンだったりします・・・。
関連書レビュー:
『禁じられた愛 それは愛なのか、それともレイプだったのか?』 メアリー・ルトゥルノー&ヴィリ・ファラウ著
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えーーーーーーー。
イタかったです。ひじょーに。シャレならんです。
映画としてはすごくよくできてると思うよ。ぐりはキライじゃないです。
しかし。イタかったー。
この監督よっぽど女嫌いとみた(爆)。それか相当な男尊女卑主義者か。どっかの都知事みたいな。
もうねえ、最悪よ。女の最も醜悪な部分が、これでもかこれでもかとグロテスクなほどのしつこさで描きつくされてる。
すんげー。こんな企画、日本じゃ絶対通んないね。しかも主演がジュディ・デンチとケイト・ブランシェットってふたりともオスカー女優じゃん。大スター。ありえねえ。つかむしろ大スターじゃなきゃ成立せんのか?逆に?
けっこういろんなところでメアリー・ケイ・ルトーノー事件がモデルになってると書いてあるけど、99?投ヨ係ないです。
この映画の主題は「スキャンダル」じゃなくて「覚書き」の方だから。たとえばスキャンダルが教師と生徒の情事じゃなくてもストーリーそのものは成り立つんじゃないかと思う。盗癖とか、ドラッグとか、別の犯罪でもいい。
じゃあなんで教師×生徒じゃなきゃいけなかったのか?思うにたぶん、その罪が非常に複雑で、単純に「教師=加害者、生徒=被害者」という図式になりにくく、ちょっと状況を変えれば誰にでもあてはまってしまう性質を持ってるからだと思う。
映画では生徒(スティーブン:アンドリュー・シンプソン)の年齢が15歳だというのでみんな大騒ぎするけど、教師(シーバ:ブランシェット) と夫(ビル・ナイ)も親子ほども年の離れた元師弟同士で略奪愛結婚の夫婦だ。シーバと主人公バーバラ(デンチ)も大体それくらい年?ェ離れている。シーバの長女ポリー(ジュノ・テンプル)と画面には出てこないボーイフレンドもどうも“年の差カップル”であるらしい。明?轤ゥに狙った設定だよね。コレ。
なのに犯罪視されるのはシーバとスティーブンだけ。学校の混乱ぶりやマスコミの狂乱がどこか滑稽に描かれてるのも意図的なものだろうと思う。
結局バーバラはシーバを愛してなどいなかったのだろう。彼女が愛していたのは彼女自身だけ、バーバラはシーバを孤独を慰めるペットかオモチャのようにしかとらえていないし、あるいはもともとそういう愛情しかしらないのかもしれない。さみしい人だ。オールドミス以前の、基本的な人格の問題だろう。
徹底的にモテる女=シーバと徹底的にモテない女=バーバラの対比があまりに極端で、一見すると超非現実的な話にもみえるけど、ぐりも独身なんでかなり身につまされる部分もあり。
とりあえず、ストーカーにだけはなんないよーに気をつけよーっと・・・。
ところでケイト・ブランシェットってホントに綺麗だよねえ。ちょっとファンだったりします・・・。
関連書レビュー:
『禁じられた愛 それは愛なのか、それともレイプだったのか?』 メアリー・ルトゥルノー&ヴィリ・ファラウ著