落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

三度のメシよりオトコが好き

2005年04月02日 | movie
『真夜中の弥次さん喜多さん』
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かなり面白かったです。ちゃんと。うん。期待通り、って感じ。但し期待以上ではないけど。
原作を読んだ時は「一体コレをどーやって商業映画にしよーっての・・・?」と深く疑問に思ったけど、なんのこたーない、割りとそのままです。ストーリーらしいストーリーはないならないまま、あのしりあがり寿のナンセンスワールドをまんま素直に、クドカンテイストで映像化してあります。でもコレよっぽど頭やらかくないと脚本化出来ないね。やっぱクドカンてスゴイわぁ。
主演のふたりはふたりともがしょっぱなからめちゃめちゃテンション高い。ぶっちぎり。主演の長瀬くんもいつも通りウマイです。同じクドカンのドラマ『タイガー&ドラゴン』の虎児役とかなりキャラかぶってるけど(笑)、この非現実的な熱苦しさ、オモロイですー。そこまで熱いとギャグです。立派な。七之助くんのハジケっぷりはちょっと意外でした。金髪のチョンマゲカツラに女子高生ルックでスキップしたり、ちょーくだらない歌詞の歌謡曲を思いっきり熱唱したり、ここまでやれるヒトだったんだー(呆)って感じ。
このふたりはホモのカップルと云う設定なので勿論ラブシーンらしきものも当然あるんだけど、ふたりがちゅーしたりいちゃいちゃしたりするたびに客席が「おお〜っ♪」と大袈裟に反応するのがまた面白かったです。仲良さそうな雰囲気はとってもナチュラルで良かったよー。長瀬くんの「三度のメシよりオトコが好き」なんて台詞も爆笑です。
キャストが豪華。どーでもいいよーな役までみんな超メジャーな人ばっかり。こないだ勘三郎になった勘九郎パパも出てます。ぐり的にツボだったのは竹内力氏でしょーか(笑)。SFXシーンがいっぱいあって、思ったよりちゃんとお金かけてつくってました。ただ、映像にあんまりセンスは感じない。イマイチ綺麗じゃなかったです。
あと七之助くんの過去(子ども時代)の回想シーンはどー見ても蛇足でした。完全にいらんかったね。アレ。子役も全く可愛くないし、興醒めです。

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