『愛シテ、イマス。1941』
とってもおもしろかったです。わかりやすいし、ストーリーもよく出来てる。大味だけどね。けっこー皆さん失笑してたけどね。でも実は失笑するとこじゃなかったりとか。その「笑えるところ」が伏線としてあとあと生きてたりして。確信犯かも。
日本兵役を非日本人俳優が演じてたり、史実にあまり忠実でなかったり、確かにアバウトなとこはいろいろある。ぐりはフィリピンでの日本軍侵攻について知識はないけど、そういう素人からみてもおかしなところがそれこそいっぱいありすぎて、具体的に例を並べきれないくらいです。
しかし戦時下での「正義の曖昧さ」をきちっと正面から描いているという意味では意義ある映画だと思います。日本軍に対しても対日ゲリラに対しても平等な目線で戦争の虚しさを表現してる部分や、何もかも捨てて命をかけて愛に生きる主人公の姿には素直に感動しました。
この映画の無数のアラを挙げつらって笑いすてることは簡単だけど、それでは映画本来のメッセージを見失うことになってしまう。少なくともぐりの目には、しっかりしたメッセージ性のある力強い作品に見えました。だからこそ本国でも評価されてるんだと思う。
主役の‘女装の麗人’はキレイではないんだけどタレ目がなかなかチャーミングだし、演技は上手かったです。なりきってました。
とってもおもしろかったです。わかりやすいし、ストーリーもよく出来てる。大味だけどね。けっこー皆さん失笑してたけどね。でも実は失笑するとこじゃなかったりとか。その「笑えるところ」が伏線としてあとあと生きてたりして。確信犯かも。
日本兵役を非日本人俳優が演じてたり、史実にあまり忠実でなかったり、確かにアバウトなとこはいろいろある。ぐりはフィリピンでの日本軍侵攻について知識はないけど、そういう素人からみてもおかしなところがそれこそいっぱいありすぎて、具体的に例を並べきれないくらいです。
しかし戦時下での「正義の曖昧さ」をきちっと正面から描いているという意味では意義ある映画だと思います。日本軍に対しても対日ゲリラに対しても平等な目線で戦争の虚しさを表現してる部分や、何もかも捨てて命をかけて愛に生きる主人公の姿には素直に感動しました。
この映画の無数のアラを挙げつらって笑いすてることは簡単だけど、それでは映画本来のメッセージを見失うことになってしまう。少なくともぐりの目には、しっかりしたメッセージ性のある力強い作品に見えました。だからこそ本国でも評価されてるんだと思う。
主役の‘女装の麗人’はキレイではないんだけどタレ目がなかなかチャーミングだし、演技は上手かったです。なりきってました。
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