ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百年の夢

2008年08月09日 | 千伝。
昨夜の北京オリンピック開会式。

中華民族の百年の夢が実現した喜びを爆発させたような打ち上げ花火、人力、宙吊り舞台・・中国四千年の歴史と威信を鼓舞するような豪華絢爛な絵巻物語のような時間が過ぎた。

個人的には、四年後のロンドン大会の関係者が、昨夜の北京オリンピック開会式を鑑賞して、どんな開会式を演出するのか興味がある。

今日は、ナガサキ 原爆忌。

長崎からだと東京へ行く距離よりも上海に行く距離の方が短い。

昨晩、福田首相は、北京オリンピック開会式に出席。

今日の長崎平和祈念式典にも出席していた。

戦後63年・・日本は、平和な時代が続いている。

世界は、ロシアとグルジアの軍事衝突危機、核兵器開発国の新たなる増加、テロ組織が小型核兵器を所有する危機・・世界各国の首脳に、是非ヒロシマ、ナガサキの平和祈念式典に出席して欲しいものである。

これからの百年・・経済優先国家よりも平和維持国家、社会福祉国家に移行すべきである。

金の問題ではない・・心の問題なのである。

病院での介護職の経験からの個人的な感想であるが、富裕層と知識層の家庭は、入院している身内のお年寄りを貧富層に較べてであるが・・お見舞いの訪問が少ないようにも映る。

多分、経済的もしくは時間的な理由、仕事の忙しさが問題なのかもしれない。

ただ、親殺し、子殺し、無差別殺人が増えて、大切な親孝行も出来ない国が、尊敬もされ品格のある国になれるはずもない。

オリンピックという平和とスポーツの祭典、競い合いイデオロギーの衝突、軍事介入・・世界は、延々と終わりのない人類の舞台ドラマである。

日本は、核兵器廃絶を明確に出来る被爆国として、世界に向けて、舞台上で自由に発言かつ発信できる責務の国なのである。

そして、日本という国が、「戦後、百年に向けての平和維持、夢のカタチ」を追いかける世界一の平和の金メダルホルダー国家であるということを世界に示すべきなのである。

夕暮れ・・ちょっと涼みながらジョギングです。

平和の子