ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

モダンタイムス

2011年12月12日 | 千伝。
チャップリンのモダンタイムスは、1936年作。

いろんな道具の進歩は、人間を横着にして、急激な変化は、人間から行動さえ奪い取り、堕落さえ与えるという警鐘は、素晴らしい先見だと思います。

パソコンもスマートフォンも、人間にその多くの機能を理解されないうちに、普及が先行されたので、ごく一部のオタクが、多くの利益を享受することになりました。

IT企業のような、途方も無い怪物を登場させることになったのです。

槍と鉄砲の戦いのように、常に時代を先行した道具を手にしたものが、勝利を得ます。

だが、すべてのものには寿命があり、賞味期限が永久ではなく、新たな競争相手がでて、その競争が激化すると、経済戦争状態になり、働くものに閉塞感を与えることとなります。

現在、大手の企業を尋ねると、必ずチャイムがあり、それを押すと受付嬢が出てきて、中の様子は目隠しされて、誰がどこにいるのか分からないようになっています。

職場が蓑虫状態でもあります。

カプセルホテルのような、養鶏場のような・・職場が増えてきているのが現実です。