百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

紅一点 源助橋まで

2011年12月30日 | 百伝。
泊から本村や福田へ行くには、泊道(とまりどう)の坂を上って下って行きます。

何か梅の枝ぶりと見間違えそうですが・・泊道を下った脇にある旗手桜です。



泊道を下から見上げると、こんな上り坂になります。



途中・・振り返ると、こんな風景になります。



まだ、上って振り返ると、こんな風景になります。

小生の大好きな俯瞰図です。



そして、いちばんキツイ上りの坂です。

下り坂では、ありません。

昔は、梅雨やら台風の時季には、側面が崩れたものです。



泊道の頂上です。



右手の小脇の道・・何十年ぶりに上ってみたくなりました。



下り坂を眺めながら思い出しました。

中学校一年生の梅雨時季のある日、ここから自転車に乗って下ったものの・・。

全くブレーキが効かずに、そのままカーブを曲がり切れなくて、そのまま壁にぶつかってしまいました。

ハンドルで胸を強く打ち、しばらく息も出来ない状態でした。

あの時の傷痕は、まだ小生に胸に残っています。

さて、そこから本村方向に下りて行きます。

源助橋まで来ると、本村の領域に入ったという感覚になります。

今、コミュニティセンターの家があった場所に、上池(おかいけ)がありました。

そんな、昔の光景を思い浮かべていると・・。

源助橋の上に、赤い柿がひとつだけ・・紅一点ぶら下がっていました。