ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

インカのめざめ

2013年06月20日 | 百伝。
富士山に登ると、山小屋でのペットボトルの飲み物の値段が、非常に高くなります。

それでも、登山の荷物になる負担を考えると、有り難いものです。

ちょっと読んだコラムで「あるレストランに行って、水代が800円だった」という話題が上がっていました。

そのレストランのオーナーは、川越シェフ・・?

どこかで聞いた名前?・・と考えていると、テレビの「おじゃマップ」で百島へ来たタレントシェフだと思い出しました。

だから、彼をかばうわけでもないですが、いわゆる高級というレストランでは、水代1000円ぐらいは当然請求されます。

高級店で、水道水を出されて、1000円を請求されても、商売です。

ミネラルもしくは特別水の価格、水道水の価格を表示していれば、より善い意味でのサービスになるかと考えます。

でも、川越シェフの一言が、油に火を注ぐ結果になったようです。

「人を年収で判断してはいけないと思いますが、年収300万円、400万円の人が高級店に行って批判を書き込むこともあると思うんです」と・・発言したようです。

そのコラムニストも書いていましたが、年収200万円、年収300万円の多くの方が、川越シェフに会いたくてレストランに訪れているのです。

その庶民感覚を忘れては、商売は旨くいきません。

百島の実家に帰ると、井戸水を、ひとくち飲みます。

昔のように大呑みはしませんが、不思議と・・口内炎などが、すぐに治ります。

その水の値段は、プライスレスです。

昨日、あるジャガイモを使って、ポテトサラダを作って食べてみました。

お酒よりも、きっと水の方が似合う「インカのめざめ」でした。