ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ニートやら引きこもり曰く

2013年06月22日 | 千伝。
2013年版「子ども・若者白書」。

15~34歳の若者を対象にした昨年の雇用状況を調べたところ、職に就かず、学校にも行っていない「ニート」の数が、63万人に達したとのこと。

加えて、学校や会社に通わず、社会参加や他人との交流がない状態が半年以上続く「引きこもり」の数が、全国で100万人とも推定されているとのこと。

さらに、少子高齢化社会の極みを走る日本の生活受給保護者は、210万人を超えたようです。

近年の日本・・若者のニートやら引きこもり、高齢者の生活困難が、社会問題として大きくクローズアップされています。

日本の未来・・大丈夫かな?

高齢者の介護難民・終活問題は、日本国内の問題ですが、若者の将来の問題は、世界の問題です。

非正規の社員職員の生活は、苦しいとか・・。

正規の社員職員の仕事は、過労気味のオーバーワークだとか・・。

今の仕事が好きならば、いくら働いても、労働時間を大幅に超過しても、気にならず楽しいはずなのですが、今は、そんな気持ちの余裕が無い時代なのかもしれません。

与えられた仕事なのか?

探し出した仕事なのか?

皆がみんな、スポーツ選手にもなったり、芸能人になったりすれば・・そりゃ大変なことになります。

誰だって、自分が希望する仕事に就けるならば、この世の社会、経済、政治は、崩壊します。

学者も芸術家も運転手も料理人も必要なのです。

犯罪者がいるから、警察や法律も必要なのです。

病人がいるから、病院も医師も必要なのです。

小学校の時の社会科で習ったはずです。

世の中には、いろんな仕事があって、いろんな人が支えあって、この社会が成り立っているのです・・と。

まさしく、正しいです。

クラスの1番もビリも、クラスという小さな社会を支えあっているのです。

正しいのですが、子供心に横着や怠け者という言葉だけで片付けられない「不安」が生まれました。

では、何故? 

子供たちを、競い争わせるのか?・・という「疑問」です。

昨日、「いじめ防止法」成立。

未来社会への幸せ探しのために・・

ニートも引きこもりも必要なのかもしれません。

彼らは、何かを暗示もしくは警鐘を鳴らしているのかもしれません。