ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

神々が棲んでいた島々。

2018年08月15日 | 百伝。

世界遺産の宮島(厳島)から足が遠のくようになったのは、いつからだろうか?

世界中から観光客が訪問増加すると、入島税の必要性も上がった宮島。

飛騨の白川郷もそうだけど、観光客が増えて儲かるようになると、その地域が、上から目線で語るようになります。

徳島の阿波躍り騒動も然り。

踊るアホも見るアホも、踊るらにゃソンソンだけど、見るアホは、見るだけで踊れません。

それに比べて、誰でも踊りに参加できる郡上の徹夜踊りは感激します。

さて、今回の西日本豪雨の影響を受けて、宮島への観光客が一気に減ったとの事。

自然界の脅威に畏怖せざるを得ません。

人間の姿勢、傲慢さが、身に染みる今年の豪雨と猛暑です。

昨日は、お墓参り。

百島泊地区の墓地への道も通れるようになっていました。

地元の皆様の懸命な復旧作業のお陰様です。

感謝。

お墓参りで、草むしり。

草一本、一本を抜くごとに、自分の弱さ、病の根源を抜き取るような感覚になります。

海辺で思う事。

こんな庭は、幾ら金を積んでも作れません。

目の前にある風景は、向島、因島、生名島、佐島、そして弓削島の芸予諸島。

百島から眺める瀬戸内海の北アルプスのような光景です。