ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ジェラート食べた。

2018年08月18日 | 百伝。

今日は、動き回りました。

甲子園、準々決勝第4試合、近江(滋賀)vs. 金谷農業(秋田)。

・・・いい試合だったなぁ。

地元の「藤島高校」に車を停めていたら、野球部の選手たちが、大きな声で礼儀正しく挨拶してくれました。

・・・気持ちいいね!

甲子園への出場は難しい進学校の生徒ですが・・・母校の先輩にノーベル賞受賞者を輩出しているのも誇りとなるね。

 進学校やら一流校やらとは無縁の人生だったせいか、物事を慎重に理解する理性は、苦手です。

素早く感情で判断してしまいます。

いつも笑顔で!

でも、怒るときは、怒らないとね!

 その日暮らしのような生活だけど、美味しい毎日です。

アイスクリームの日々ではないよ! 

ジェラートです。

 日本一のジェラート職人さんのお店にて。

・・・美味しいね♬

ジェラートを食しながら、いろいろな想いが飛んできます。

この夏は、ラジオから西城秀樹さんの歌、デビュー40周年記念のサザンオールスターズ桑田さんの歌が、盛沢山流れてきました♪

それから、人生の先輩である78歳の方々の生き様が、良くも悪くも、とても注目されました。

日本アマチュアボクシング協会会長を辞任された山根明さん78歳、先日亡くなられた名優津川雅彦さん78歳。

そして、3日前、山口県周防大島で行方不明の2歳児を発見して一気に脚光を浴びた方・・・人命救助第一を掲げスーパーボランティアとして活動する大分県日出町の尾畠春夫さん(78)

既に、尾畠さん、今日から広島県呉市にボランティアとして、軽自動車で移動、大分から8時間かけて現地入り。

毎月6万円ほどの年金生活で、日々の主食はインスタントラーメン、ボランティア活動中は軽自動車内で寝て、毎日8キロ、ジョギング走を行っているとか!

凄いなぁ!!・・・尾畠さんから、人生について教えられ、歳を重ねることについて考えさせられます。

東京中野での「今年の盆踊り大会」で、「ボン・ジョビ」の曲をバックに踊っている「盆踊り」の画像が、ここ数日間で急速に拡散されているとのこと。

かき氷でもない、アイスクリームでもない、ジェラートでもない、新しいミックス味覚、新しい融合世界が、どんどん広がる。


広重とピカソ。

2018年08月18日 | 千伝。

県美術館において、ピカソ展見学。

市美術館において、広重展見学。

広重の「東海道五十三次」浮世絵版画(初摺)を見学。

浮世絵版画は、絵師だけではなくて、彫師、摺師の三位一体の世界で成り立つものです。

その初摺とは、広重自身が制作現場に立ち会い、完成を見届けたという重要な意味を持ちます。

俗っぽい話になりますが、広重の初摺作品1枚が、約400万円相当の値が付くとのこと。

つまり、x53= 2億円以上の価値を持つ作品となります。

北斎から学んだ広重・・・そして、ヨーロッパの画家たちに衝撃を与えた日本の浮世絵。

とりわけ、ゴッホが浮世絵を模写したのは、有名な逸話です。

一方、ピカソが残した言葉があります。

「優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」

「ピカソの1枚の絵だけでも何億円もする!」・・・その名声は、子供の頃から聞いていました。

大人になって、ピカソの代表作「ゲルニカ」を見たくて、スペインまで行った事もあります。

とある一説として、ピカソは、日本の浮世絵(春画)に影響を受けて、キュビズムに走ったという説もあります。

キュビスム(Cubism=立体派)とは、要は、従来の単独の視点(遠近法)から、複数の視点で各々の対象を見て、色彩、立体感覚で画面上を再構成するという意味。)

広重の持つデッサンの正確さ、詩情豊かな表現力は、穏やかな風情そのままです。

造形美の実験家でもあったピカソは、ヨーロッパの古典の巨匠と競い合い「偉大な芸術家は盗む」を徹したのかもしれません。

広重とピカソは、日本の縄文時代、縄文人のモノを作る感覚と似ている気もします。