ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

残暑お見舞い!

2008年08月15日 | 千伝。
北京オリンピック・・今日から、いよいよ陸上競技予選が始まります。

勿論、ギリシャの陸上選手団の活躍を期待しています。

福井での最終キャンプの感想、応援等、写真付きの記事をギリシャの有力新聞社へ送稿しましたが、はてさて・・。

記事にも書いて期待していた男子選手が、ドーピング検査で陽性となり、急遽、ギリシャへ強制帰国となり、今日の予選種目に出場出来なくなるという事態になりました。(嗚呼)

北島選手の連続二冠達成の快挙・・それと反比例するかのようなマラソン連覇を目指した野口みずき選手のような悲しい欠場判断、柔道1回戦で敗退した前回王者(今回、日本チームの主将)の鈴木桂治選手の涙ながらの敗戦のコメント・・どれもこれもが大きなニュースとなる四年に一度のオリンピック。

がんばれ・・ファイト♪

情熱と誇りさえあれば、大丈夫・・また、立ち直れます!

遅くなりましたが、皆様に残暑お見舞い申し上げます。

今日は、日本の63年目の敗戦記念日・・合掌。

ガンバレの日

2008年08月11日 | 千伝。
昔、お世話になったニーナさんは、グルジア出身の方だった。

昨日、北京オリンピックでエアピストルの競技でロシア選手が銀、グルジアの選手が銅メダルだった・・二人共、健闘を称えあっていたのが嬉しい。

ところで、若い頃は、いつでも身体も心も全力疾走ができるという余裕があった。

スタート!

が、中年になると、ある程度心身のイメージの事前準備をしないと全力疾走をすることができない。

昨日、ちょっと全力疾走をしてみた。

足が攣ったり、転倒するのではないか・・という不安がよぎるのである。(笑)

・・齢を重ねる人生も同じである。

今日は、1936年ベルリン大会で平泳ぎ200Mで前畑選手が金メダルを獲得。
その際、ラジオ中継で「前畑がんばれ・・」を連呼して日本中を熱狂した記念日だとか・・。

その記念日として、今日は「がんばれの日」だと言う。(笑)

ジャンプ!

ホップ、ステップ、ジャンプ・・。

助走、ジョギング、全力疾走、歩行・・。

あなたが、変則可能な歩みができる日々を過ごせますように♪

クリア 迎える新盆

2008年08月10日 | 千伝。
生前、父が元気だった頃、父の毒舌に、よく泣かされた家内も実家に行くと言う。
つられてか・・道楽息子も実家に行くと言う。
実家での新盆を独りで過ごすつもりだったが、久しぶりの家族全員での行動へと処処予定変更である。

夕方・・ギリシャ五輪陸上代表チームの練習風景を見学。
一昨日、昨日と見学してゆくと、スタンドから見守る小生の顔を憶えてくれたのか・・携帯で写真を撮ろうとすると、選手からスマイルと日本流のお辞儀を真似てくれた。

とりわけ競歩の男女選手は、愉しい・・がんばってほしいなぁ♪

今回、オリンピック選手から学んだことは、非常にストレッチの時間を多く取ることである。
一本、ダッシュ・・ストレッチ・・この繰り返しである。


ギリシャには、二度行ったことがある。
一度は、アテネでオリンピック航空のストライキに遭い、数日間ブラブラと過ごした。

二度目は、神話の国ギリシャの田舎を廻りながら、隣国トルコのイスタンブールまでバスで移動したことがある。

その途中、ギリシャの田舎道を葬式の行列が進んでいた。
木板の上の遺体に白い布を載せて、それを数人が肩に乗せて歩む行列・・バスの窓から見える光景が、ほんの一瞬だが、スローモーションのようにゆっくりとした映像が残像として記憶に残っている。
そして、悲嘆に漏れる声が聞こえないはずなのに聞こえてくる・・遠い遠い記憶の残片が突如現れたような不思議な錯覚を憶えている。

さて、走り高跳びの選手と円盤投げ、やり投げ選手が練習していた。

とりわけ、走り高跳びの選手は、気合が入っていた。

走り高跳び

北京での大舞台でも、故郷であるギリシャでも、帰国後の人生にもクリアしてほしいものです。

走り高跳び

ファイト & フライ♪

百年の夢

2008年08月09日 | 千伝。
昨夜の北京オリンピック開会式。

中華民族の百年の夢が実現した喜びを爆発させたような打ち上げ花火、人力、宙吊り舞台・・中国四千年の歴史と威信を鼓舞するような豪華絢爛な絵巻物語のような時間が過ぎた。

個人的には、四年後のロンドン大会の関係者が、昨夜の北京オリンピック開会式を鑑賞して、どんな開会式を演出するのか興味がある。

今日は、ナガサキ 原爆忌。

長崎からだと東京へ行く距離よりも上海に行く距離の方が短い。

昨晩、福田首相は、北京オリンピック開会式に出席。

今日の長崎平和祈念式典にも出席していた。

戦後63年・・日本は、平和な時代が続いている。

世界は、ロシアとグルジアの軍事衝突危機、核兵器開発国の新たなる増加、テロ組織が小型核兵器を所有する危機・・世界各国の首脳に、是非ヒロシマ、ナガサキの平和祈念式典に出席して欲しいものである。

これからの百年・・経済優先国家よりも平和維持国家、社会福祉国家に移行すべきである。

金の問題ではない・・心の問題なのである。

病院での介護職の経験からの個人的な感想であるが、富裕層と知識層の家庭は、入院している身内のお年寄りを貧富層に較べてであるが・・お見舞いの訪問が少ないようにも映る。

多分、経済的もしくは時間的な理由、仕事の忙しさが問題なのかもしれない。

ただ、親殺し、子殺し、無差別殺人が増えて、大切な親孝行も出来ない国が、尊敬もされ品格のある国になれるはずもない。

オリンピックという平和とスポーツの祭典、競い合いイデオロギーの衝突、軍事介入・・世界は、延々と終わりのない人類の舞台ドラマである。

日本は、核兵器廃絶を明確に出来る被爆国として、世界に向けて、舞台上で自由に発言かつ発信できる責務の国なのである。

そして、日本という国が、「戦後、百年に向けての平和維持、夢のカタチ」を追いかける世界一の平和の金メダルホルダー国家であるということを世界に示すべきなのである。

夕暮れ・・ちょっと涼みながらジョギングです。

平和の子

よ~い、ドン!

2008年08月08日 | 千伝。
北京オリンピックの開会式のテレビ生中継を横目で眺めながら書いています。

午後から病院の理事長、院長、事務長と3時間ほど会話・・。
5年後ぐらいから、多くの町の病院が、医院、診療所に縮小せざるを得ない状況で生き延びる方策等々・・聞き役に徹していました。

医師会では、厚生省とは、厚かましく生きる役所、もしくは厚生を省く役所などと表現するという笑い話もありました。

因みに、小生の「ねんきん特別便」も、今日届きました。(笑)

夕方、気分転換で、福井市郊外の運動公園へギリシャ陸上五輪代表の練習風景を再度見学して参りました。

練習風景

見学人数は、わずか10人程度・・でも、オリンピックも今日開幕・・本日の練習メニュから、気迫が伝わってきました。

よ~い、スタート!

ギリシャ陸上代表五輪チーム第一陣は、数日後、いよいよ福井から北京に出発です。

よ~い、ドンで・・最高のスタートが切れますように!

立秋

2008年08月07日 | 千伝。
先日、お世話になっている病院側へ、肉体労働の介護職を辞めたいと意思表示をしているが・・時給もアップする、労働条件も改善する・・ということで丁寧に留まって欲しいとお願いされた。

日本の介護の現場は、ほんとうに人手不足、低賃金・・されど医療福祉業界の景気は大好況なのである。

今日、経済連携協定(EPA)に基づき、インドネシアから初陣の看護師候補、介護士候補の約200人が来日した。
出稼ぎ感覚でも大いに結構・・小生は、大賛成である。
たとえ、3年もしくは4年以内で日本の資格を取得できなければ帰国せざるを得ないという協定であるが、必ず改訂せざるを得ない状況になると考える。

日本は、今後2年間で2000人を受け入れる予定だが、根本的には、その受け入れの定員に届くかどうか、日本への希望就職は低いのである。

ところで、今日、日本政府の経済月例報告として、景気が後退局面に入った可能性を示唆した。
今頃、景気後退というのも不思議な感覚である。
地方では、ずっと景気停滞、後退の状態が続いている。

もうひとつ、小生がずっと示唆している「世界一高い日本の高速道路料金の引き下げ」が原油高による負担緩和のため、やっと実現しそうである。

英国の某投資機関からのニュースレターで、ドル安に伴う活発な対米投資が、北京オリンピック以後、さらに集中するのではないかという趣旨が届いていた。
つまりは、世界の経済景気の後退のスピードが早まるという暗示でもある。

さて、そんな不景気な環境でも、自分がワクワクするような未来を望むならばです。

自分で自らの仕事を趣味道楽として考え、行動することです・・独立独歩です。
これができれば、たとえ16時間労働でも、年中休日なしでも、愉しい日々が過ごせます。
起業家しかり、文章家しかりです。

あなたは、どんな未来予想図を描いていますか?

お年寄りから「また会える明日が楽しみです」と言われると・・また頑張れそうです♪

今日から残暑お見舞いです。ファイト♪

スカボロフェア

黙祷

2008年08月06日 | 千伝。
ヒロシマ 原爆忌。

あの日、涙という生命の情感も、笑顔という生命の輝きも、一切合財が炎熱地獄へと吸い込まれて、全てが消えた。

一瞬にして溶けた生命、水を求めて翌日の朝を見ないまま消えた生命・・その夥しい何万もの生命の笑顔が殺された。

あれから、63年・・いまだに、あの悲嘆にくれる後遺症は、残された被爆者たちを苛む。

我々人類への核がもたらす無差別な殺戮と破壊に対する警告と不安、そして平和への尊さを祈るヒロシマからの地球全体へのメッセージを重く受け留めたい。

被爆者二世として、核保有国に対して核兵器廃絶を強く求めます。

笑顔と平和が同じレベルで語り合える世界が広がりますように・・合掌。

原爆ドーム

オリンピックランナー

2008年08月05日 | 千伝。
まもなく、北京オリンピック開幕。

今、そのオリンピック発祥の地でもあるギリシャ代表の陸上チーム(第一陣)が、福井市郊外の運動公園で最終キャンプをしています。

夕方、小生も運動公園でのジョッギング練習をかねて見学に参りました。

去年、大阪で開かれた世界陸上大会の寛いでいた福井合宿の雰囲気よりも、今回は、4年に1度のオリンピックという大舞台を前にした真剣な練習風景に目が釘づけになりました。

前回のアテネ五輪で女子400メートルハードルで、よもやの奇跡のような走りで金メダルを獲得して自国の開催国ギリシャは勿論、世界をも熱狂させたファニ・ハルキア選手の雄姿もありました。

ファニ・ハルキア選手

孤独感が漂うピリピリとした練習風景でした。

当たり前ですが、オリンピックレベルとなると、ほんとうに速いスピードで走っています。(笑)

加えて、身体の柔軟さは、まるでヨガでもしているのかと思うぐらいのストレッチの手順でした。

柔軟体操

男子柔軟体操

女子柔軟体操

ギリシャチームは、オリンピック開幕式では、発祥の国の名誉として必ず一番目に入場するのですが、彼ら陸上代表選手団は、開幕式には出場しないそうです。

第一陣、第二陣と・・競技開始ぎりぎり(今月半ば)まで、福井に滞在して練習調整するそうです。

それまで、時間を見つけては、福井でのギリシャチームの練習風景を見学したいものです。

練習風景1

練習風景2

走れ Hellas(ギリシャ)!・・ファイト♪

Hellas

ルヴァンの天然酵母パン

2008年08月04日 | 千伝。
昨日今日と昔からの手紙類を破棄整理分類していると、甲田幹夫さんからのユニークな絵手紙が出てきた。

小生、お礼の返事をしたのだろうか・・?

インターネットで調べると、甲田幹夫さんは、日本における天然酵母パンの草分け的存在だとか・・奥さん(当時は婚約者)共々・・お元気なのだろうか?

それはともかく、旅先の人との出会いは、ほとんど忘れてしまうが、絵手紙に同封されていた写真を眺めると、あっという間にあの日のあの時間に戻れる。

パリのシャンゼリゼ通りにある、とある銀行のロビー雨宿りしていると、とても清々しい素敵なカップルから「パン食べますか?」と一切れ頂いた・・はじめて味わう天然酵母のパン。

翌日の昼、そのカップルとモンマルトの丘で偶然に再会。

夕方、サンジェルマン通りのカフェで待ち合わせすることになって、夜のパリの街を徘徊した思い出が、鮮やかに浮かんできた。

あの時、甲田さんは「君のような生き方が羨ましい」と小生にお喋っていたが・・とんでもない。

今となれば、甲田さんの生き方の方が、ずっと素敵で充実している。

思い出せないのだが、エッフェル塔に向かって、何か言ってた・・(笑)。

お店の経営・・順調でありますように。
いろいろと想いを巡らしつつ陰ながら応援します♪

泣いてパンを食べた者でなければ、本当の人生の味はわからない。(ゲーテ) 

エッフェル塔

天を目指す

2008年08月04日 | 千伝。
都会には、大きな孤独があると言う。

でも、田舎の小さな町にも、大きな孤独がある。

昔、知人の誰かが、巧い名言を言った。

「昔、人間は奴隷になる危険があった。しかし将来は人間がロボットになる危険がある。いや、すでに始まっている」

でも、奴隷やロボットならば、笑顔が足りないはずである。

天を目指せば、笑いが降りてくるはず・・。

今日一日、あなたの笑顔が満ちたりて、朗らかでありますように♪


王者への道

2008年08月02日 | 千伝。
一昨日、WBC世界フライ級チャンピオン内藤大助に挑戦して惨敗したイケメンの清水智信(元東京農業大ボクシング部主将)は、我が家から歩いても10分ぐらいのご近所の出身です。

試合後、リング上に上がった亀田興毅・・こいつのパフォーマンスは、もう過去のものかもしれない。

ちょっと浮かれたような内藤にもがっかり。

一方、防衛に成功したWBA世界フライ級チャンピオンの坂田健史は、淡々としたコメントをする・・手強いような気がする。

昔、東京オリンピックで金メダルを取ったオランダのアントン・ヘーシンクは、神永昭夫を破った時、同国のチームメイトが、喜び勇んでヘーシンクのもとになだれ込んできた。

その時、ヘーシンクは、「神聖な道場である」と駆け込む同僚達を制したという話がある。

剣道では、一本勝ちしてガッツポーズをして失格となった話もあった。

近い将来、清水智信選手が再起して世界フライ級チャンピオンになることを期待します。