朝はたいていNHKをつけている我が家。
なんとなくそれが習慣で〇十年も来ているので、普通になっています。
日曜の朝は、ニュースの後、自然をテーマとした番組が始まり、楽しく見ている老夫婦です。
先日の「小さな旅」で取り上げられたのは、千葉県の小湊鉄道の保線作業員の方たち。
その方々の努力によってあの路線の季節ごとの美しさが保たれているという話でした。
最初に列車と菜の花が写った途端、私たちが同じタイミングで口にしたのが
「小湊鉄道だ」
その瞬間、この映像とユーミンの「春よ来い」が脳裏に浮かびました。
何故だか、胸が熱くなって、涙がこぼれそうでした。
懐かしさ、行けない悔しさetc.
以前にも何度か記事にしたことがありますが、この路線のうち「飯給(いたぶ)駅」の風景は、やはり抜群。
それも、春が最高でした。
桜と菜の花、そして水の張った田んぼ。
列車が到着し、田んぼの水に写るそれらの色の美しさ。
いつもと同じように自然は営みを繰り返しているのに、それを楽しむことも愛でる事も出来ない状況が本当に悔しいです。
いつかは必ず、そして一刻も早く・・・と、いっそう気持ちを引き締めました。