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ジンジンはメールを見てしまったことを正直に言いました。
私が想像してる人?・・・と。
ジウォンは余計な心配をさせたくなかったと言いました。
「あなたを好きだってことは、あなたの過去を受け入れるって意味よ。ちょっと妬けるけど、思い出させたくないけど、だからって私には消せないし、消えもしない過去だから。問題が難しいほど答えは近くにあるって・・・。心の塵を全部払い落としてきてね。そうしてほしい。」
何て素敵な言葉なんだろうと、感動したあたくし。
でもね、一人になったジンジン本人は、あまりにもクールな態度を取ってしまったことを激しく後悔していました。
もしかして、ジウォンが揺らぐなんてことになったらどうしよう・・・とかね。
おろおろしました。
翌朝、早朝に出勤すると聞いていたジンジンは、朝食の準備をしてジウォンの家を訪ねました。ジャムを塗っただけのサンドイッチでしたけどね。
今日はちょっと遅くなる・・・とジウォン。
遅くなっても帰って来るよね?・・・とジンジン。可愛いです
ヨンシム母は、自分の母親が用事で出てくるので、一晩泊めて良いかと夫にお伺いを立てました。
すると、ヨンシム父はいつも以上に声を荒げて、とんでもないと一蹴。
それを聞いたヨンシムは、祖母をホテルに泊めてあげてと母に言いました。自分が費用は出すからと。そして、言いました。
「父さんと離婚して。」
ジンジンの両親は、ホソンが自ら帰ってくると言い出すまで、待つつもりです。無理に連れ戻すつもりはありません。
今まで待ったんだから、待てると言いました。見つかっただけで有難いと思っているのです。
ジウォンは迷っていました。
ベラが待つ場所に行くべきか行かざるべきか。
ベラからは朝から何度も催促のメールが入っていました。
ジウォンはベラに電話しました、行くと言ったつもりはないと。だから待つなと。
ベラが返そうとしたのは、ジウォンの靴でした。もしかしたら、ジンジンからプレゼントされたのと同じ靴?
それを捨てろとジウォンは言いました。
「昔愛した人をこれ以上憎みたくない。君との過去まで愛してくれる人が僕を待ってる。行かなきゃ。」
ベラがしつこく会いたいと言いましたが、ジウォンはきっぱりそう言って電話を切りました。
彼が行ったのは、ケーキ屋さんでした。
ジンジンも、気になっていました。ジウォンは行ったんだろうか・・・と。
ワゴン組のグループラインに、呟いたら・・・。ヨンシムからメールが入りました。
“私の母さんも行っちゃった”
ヨンシム母が『探さないで』と言うメモを残して家を出て行ったのです。
ハラハラしながら待ってたジンジンのところに、ジウォンが帰って来ました。
しっかりジンジンを抱きしめました。
ケーキを差し出しました。
そのケーキの上には、プロポーズする人形が飾られていました。
「結婚しよう、ジンジン。」
ジウォンが言いました。
「あなたと結婚する。」
ジンジンが言いました。ジウォンの表情がパッと明るくなりました。
でも、それが今すぐなのか、いつになるのか分からない・・・と続けたジンジン。
ジウォンはそれを理解しました。ジンジンの環境を考えたら、今すぐ結婚と言うわけにはいかないことを、ちゃんと分かっていますから。
「今度は僕が待つ。どれだけ長くかかっても僕が待つ。」
幸せでした、2人。
でも、そこに電話が入りました。
ジンジンにはチャン代表から。ジウォンには妹のハラムから。
2人の熱愛記事が出たのです。
そこに、ジンジンの両親とミノもやって来ました。
母はとっくに知ってましたが、父とミノは全く気付いていませんでした。
高校時代と同じように激怒する父。
ジウォンをジンジンの部屋から追い出しました。
大騒ぎです。
でもね、ジンジン父もジウォンを愛していますし、信じていました。
こういうニュースが出てしまった事を怒っていたようです。娘が心配なんです。
落ち着くと、相手がジウォンで良かったと呟く父でした。
今の時代、恋愛関係が派手な人も多い中、ジンジンは初恋なんだと母は言いました。
「責められる理由は無いわ。」
「そうだよ、こんな時は、俺が守ってやらないと。」
と、ジンジン父は言いました。
やっぱり素敵な両親です。
チョン・ウソンもアルムにプロポーズしようと考えていたようです。
でも、それを聞く前に話があるとアルムが切り出しました。
自分に問題があると言いました。先日、ウソンの姉たちに会った時、突然いい子ぶって別人みたいに気を使っていたと。
そんな自分がイヤになったと言いました。そんな自分に耐えられないと。
「多分私は結婚に向いてない。別れるべきだと思う。」
ウソンは、アルムの気持ちを理解したのかな?理解は出来ないけど、受け入れようと考えたのかな?後者に近いように、私には見えました。
アルムとヨンシムがジンジンを励ましにやって来ました。
ワゴン組のチームワークは本当に素晴らしい。辛いときにちゃんと傍にいてくれます。
ただ慰めるのではなく、ジンジンがこれから取らなくてはいけない責任を指摘し、今後どうするのか聞いてあげました。考えや意見を押し付けるのではなく、本人の意思をちゃんと聞き、それに対して正直な考えを話すのです。
ジンジンは、アルムのちょっとした表情の変化を見逃しませんでした。
何かあった?と聞いてあげました。
アルムはチョン・ウソンと別れたと打ち明けました。自分が勝手だから・・・と。
うん、私もそう思います
必死に媚びてる自分の姿がショックだったとアルム。
「犠牲的精神の無い私のような女に結婚は無理よ。」
犠牲的精神が必要なの?とジンジン。
「韓国の女は皆そうやって生きてる。」
と、アラム。
よくやったわ、無理して結婚しても、離婚するのがオチよ・・・とヨンシム。きっぱりとした口調です。
その言い方が気になったジンジン。
ヨンシムは、母の事を話しました。離婚すると言って家を出て行ったと。
いつも離婚すればいいのにと言って来たヨンシムなのに、今、実際にこうなってみると、やっぱり離婚してほしくないと思ってしまうのです、自分の母だけは。
「どうすればいいのか、分からない。怖くなったの。」
混乱するヨンシムでした。
翌日には、母が事務所に相談に来ることになっていました。何といえば良いのか、分からないヨンシムでした。
3人が3人とも、これからどうなるのか、全く分からない夜でした。
どこかに旅行に行けば?とジウォンはジンジンに言いました。
気持ちを落ち着けるため、そして、騒がしい世間から距離を置くためにも。
ジンジンは決めました。姉のところに行こうと。
相変わらず冷たい言葉をぶつけ合う姉妹。
でも、ホソンはラーメンを作ってくれました。
「結婚しました」を見たとホソンが言いました。
なんと、ジンジンのアンソニー好きは、ホソンの影響だったようです。
ホソンがアンソニーのファンクラブ元総務部長だったなんて言うんだから、驚きですよ。
当時、会長はホソンも頭が上がらないほどの影響力を持っていた人物だそうで。グループ解散の時なんぞ、事務所に押しかけて社長の胸倉を掴んだという伝説まであるそうです。
ま、そんなこんなの話をしながら、姉妹は少しずつ昔の関係を取り戻していきました。
寝ながら携帯で記事のチェックをするジンジン。
それを見たホソンは携帯を取り上げました。
「姉さんがチェックするから見ないで。気を楽にしてなさい。姉さんに任せて。」
偉そうに・・・とジンジンは言いましたが、心強かったでしょう。
流石長女です。
ヨンシム母が事務所にやって来ました。
カン弁護士は気を使って席を外しました。
でも、ヨンシムは母を前に、何を話せば良いのか、分かりません。
それを察したカン弁護士は、自分が担当すると言いました。
出てくる人誰もが、とても優しいです。