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力道妖精キム・ボクジュ OST (MBC水木ミニシリーズ) |
クリエーター情報なし | |
KT Music |
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「もしかしたら、メッシ好きですか?」
突然のボクジュの言葉に、ジェイは目を丸くしてしまいました。意味不明ですよね。
実は、ボクジュの友人ナニが男性をゲットする時に使う台詞なんです。共通の趣味を見つけたら、話も早いってんで
カウンセリングに来た相手ですので、ジェイはその話を切っ掛けにしようと思ったのかもしれません。戸惑いながらも、誠実に話を続けました。
ボクジュは、何とかしてそのクリニックに通おうと考えました。
肥満クリニックです。決して安価じゃありません。
足りないお金をなんとかしなきゃ・・・と思ったボクジュ。重量挙げの靴を買うと嘘をついて、父親からお金を貰おうと思ったのですが・・・。
父は壊れた古いバイクを修理してでも使い続けようとしてましてね。そんなの見たら、とても言い出せません。
シホは絶不調が続いていました。後輩が追いあげて来ているのを見て、少々焦る気持ちもありました。
そんな時、コーチがロシアでの訓練を持ちかけて来ました。
費用はかかるけど、今後の成績に影響してくるから・・・とね。
シホは両親に相談しようと、実家に行きました。
でもね、もう、とうに彼女の実家の家計は破たん仕掛けていたのです。シホに新体操で成功させるために、母親が家計を顧みずにつぎ込んでいたんですね。
もう家を売らなきゃやって行けないほどになっていまして、それが原因で両親の喧嘩も絶えませんでした。
シホが実家に帰った時、ドアの外まで喧嘩の声が聞こえていました。言い出す事は出来ませんでした。
辛い気持ちをぶつけられるのはジュニョンしかいませんでした。
来るまで待ってるとメールが入ったので、ジュニョンはやって来ましたが、それは元カノ、現在友人への礼儀であって、それ以上ではありませんでした。
学生皆が嫌がる登山大会が開催されました。
勿論、ボクジュもナニやソノクも、何か理由をつけて休みたいと考えていたのですが、今年は1位に賞金が出ると聞いたボクジュは、俄然張り切りはじめました。
その賞金でクリニックの登録料が賄えるからです。
当日、必死に1位を目指すボクジュ。
それを見たジュニョンは又も何かとボクジュをからかうんですね。ボクジュを見ると、ついついちょっかいを出したくなるわけです。
でもね、ボクジュにとっては大迷惑。
結局、ボクジュは1位も取れず、ジュニョンともめた時に足首を痛めちゃうし、散々な結果となってしまいました。計画大崩です。
帰り道、ナニとソノクに誘われて食事に行ったボクジュ。
店でナニが酔っ払っちゃって、別の男性客と揉めちゃった。
ボクジュ、気が苛立ってるって事もあって、つい、その喧嘩を買っちゃったよ。
でもその時点では、まだ口げんか程度。
ところが、偶然その現場を見かけたジュニョンが、ボクジュたちが出て行った後、男たちが散々ボクジュたちをけなすのを聞いて黙っていられなくなっちゃったんですよ。で、殴っちゃったんで、事は大ごとに。
男たちに追いかけられたジュニョン&テグォン。
ボクジュたちを見かけて、一緒に逃走開始です
ボクジュは、ジュニョンたちが何故逃げるのか、理由を知りませんでした。
とにかく急かされて一緒に逃げたわけですが・・・。
逃げ切った後、ふと、ボクジュは思いました。自分たちの喧嘩を見て、その後仕返しでもしたのかな?って。
ジュニョンはそれを否定し、冗談で誤魔化そうとしました。自分でも、何故喧嘩したのか、ボクジュたちのことをけなされて何故腹が立ったのか、分からないんです、この時点では
ただね、この激走で、ボクジュの雑念は消えました。ボクジュらしくなく、恋煩いに陥っていて、悶々としていたのでね。
時間が解決してくれるよ・・・とジュニョン。何か知らないけど・・・ってね。
バイクの問題は、ボクジュの叔父さんテホが解決しました。
ずっと無報酬でエキストラをやってきていたんだけど、抗議してその報酬を貰って来たのです。
やる時にはやるんです、叔父さん。
ボクジュ父は娘にお小遣いをあげました。
いつも重量挙げを頑張ってるけど、たまには年頃の娘らしく遊んだり買い物をしたりしろ・・・と言って。
スポーツ選手には、ストレス解消も必要だ・・・と父。
ボクジュは父に済まない気持ちになりました。
こんなに娘を応援してくれているのに、自分は何を考えているんだ?・・・とね。
そのお金でクリニックの登録料を支払う事もできます。でも、そんな事に使う気にはなれませんでした。
頑張ろう、重量挙げに頑張ろう・・・とボクジュは思いました。
シホがジュニョンにスニーカーをプレゼントしました、匿名で。
でも、ジュニョンにはすぐにそれがシホだと分かりました。
昔、付き合っていた頃、カップルで揃いの靴を買おうかと言う話になったことがあったのを憶えていたのです。
すぐに返しに行きました。
シホも、案外あっさりと受け取りました。
でもね、直後に母親から電話がありましてね。ロシア特訓の話を断ったことを責めて来たのです。
お金が無いのに、いったい何を言ってるんだとシホは激怒しました。
その怒りを、ジュニョンにぶつけたのです。
靴を持って男子寮に行きました。そして、ジュニョンに、靴を無理やり渡しました。
練習に励むボクジュに、ジェイからメールが届きました。
“考えてみたら、僕はメッシよりもロナウドの方が好きです。楽しい一日を”
常々、医師の立場のジェイは患者に質問をする方でした。でも、ボクジュは突拍子も無い質問を自分にしたのです。質問を受ける事に慣れていないジェイにとって、それはとても新鮮でした。
で、ふと気になってメールしたんでしょうが、ジェイにとっては何でもない事でしたが、ボクジュにとっては衝撃でした。
恋心なんぞ忘れて、以前の自分に戻ろうとしていたところですから。
ボクジュ、ジェイへの想いが止められなくなってしまいました。
自分の行動が今後どんな結果になるか分からないけど、気持ちに正直に進んで見ようと思ったのです。
クリニックに駆け出しました。
横断歩道でジェイの姿を見たボクジュ。
また幻かと思いました。で、そっと触ってみたのです。
本モノでした。
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