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それまで、疑惑の対象では無かったヨン検事。
そのヨン検事が、パク・ムンスが最後に会った人物・・・?
「最後に会った人物が犯人だと?」
と、聞いたのはヨン検事です。その時、どういう気持ちで聞いたのでしょうか。
疑念が湧いたら、すぐに調べてみるのがシモクです。すぐに現場の窓から覗いていた人物の背丈を推測しました。ヨン検事は女性にしては長身ですからね。
ハン刑事とキム刑事の謹慎処分が解けました。
チーム長が署長にかけあってくれたのかな?
以前に増して張り切って捜査に当たっています。女性だからと言って、犯人逮捕に怯む事はありません。
でも、これは、シモクから情報を仕入れさせるための言わばスパイの役目をさせようと言う魂胆なのかもしれません、署長の。
シモクの過去に関するネット記事は、収まるところを知らない状況でした。
次々に、過去、シモクに暴力を振るわれたと言う投稿が上がりました。マスコミからの取材要請も殺到し、事務官たちは大わらわです。
検察内部の勢力図が少しずつ明らかになって来ました。
ヨン検事の父イルジェは、元検察庁長官でした。8億Wの賄賂を受け取ったという疑惑をかけられ、3年前告発されました。
担当したのはカン部長検事。シモクもチームの一員でした。
カン部長検事は、いえ、おそらく殆どの者が、それが仕組まれたモノだということに気づいていたのでしょう。
そして、仕組んだのが、イ次長検事だと推測してもいたのでしょうね。今でも、イ次長検事には信頼を置いてない様子です。
今回、内部監察を中止するようイ次長検事が言いだし、反対したい思いはあれど、意向に従うしかない悔しさが表情に表れていたように思えます。
シモクは、ヨン検事がパク・ムソンに会った理由を調べ始めました。
それには父イルジェの一件が関わっているのではないかと思い、病院まで会いに行きました。
ヨン検事の母は、TVで娘を庇ってくれたことで、シモクに対して良い感情を持っています。見舞いに来てくれたと言うのも、もしかしたら・・・なんて誤解してます。母親というのは、そういうものかもしれませんね。
でも、イルジェは違いました。
イルジェはシモクが入庁する時の、面接官でした。
当時からシモクと言う人間を、普通の人とは違うと感じていたようです。ゼロか満点かだ・・・という表現をしていたようです。
ただ、今マスコミで言われているような、精神異常とは絶対に違うと信じていました。
シモクは、イルジェを公平で立派な人物だと感じていたようです。だからこそ、賄賂の一件も、不審な感じを抱いていたでしょうね。
イルジェはシモクが何故今見舞いに来たのか、その理由が気になったようです。
シモクは、当たり障りのない話をし、ヨン検事の恋人も見舞いに来たのかと、ふいに聞きました。唐突とも受け取れる質問でした。
パク・ムソンの事件をヨン検事と話したかということも問いました。そして、検察の上層部とつながりがあったことを明かしました。
イルジェは、それを聞いた途端、疲れた・・・と言って、横になりました。何か思うところがあったようです。
シモクが来た理由も、そこにあると感じたようです。
すぐに、娘ヨン検事にシモクが来た事を連絡しました。
ヨン検事の母から、ヨン検事と恋人はイルジェの件があったことで別れたと聞きました。
イルジェは自分を陥れたのがイ次長検事一派で、その資金源がパク・ムソンだということを知っていたようです。
ヨン検事は、それを父親から聞いていたのだろうか・・・とシモクは考えました。
だから、パク・ムソンと会って問い詰めていたのだろうか・・・と。
地検に戻ると、ハン刑事が待っていました。
彼氏はいますか?・・・と突然シモクが聞いたので、ハン刑事は目をしろくろさせました。思いもよらない質問ですからね。
この時の、シモクとハン刑事のシーンが、内容はシリアスなのに、笑えます。心の動きが見えて、本当に二人の演技が上手いと感じたシーンの一つです。
シモクは、ヨン検事の状況をハン刑事に例えて当事者それぞれの感情を聞いたのです。シモクには分からない人情ですから。
で、結局、愛していれば、代わりに人を殺す事もできるかもしれない・・・という結論に。
検事さんは愛する人のためにできますか?・・・とハン刑事。
恋愛経験は?初恋は?・・・と続けて聞くハン刑事。だって、シモクがどの質問にも、無表情のままなんですもんね。まさか、初恋もまだ?・・・と気まずくなりますよね。
こほんっと話を変えて、ハン刑事は、相談窓口の件を聞きました。そして、全ての条件に当てはまるのは、地検の内部の者だと言いました。
ハン刑事は、この事件の不可解さを指摘しました。
犯行の目的は?パク・ムソンの抹殺だとしたら、ただ殺して逃げれば良いのに、あれこれと綿密な計画を立てていたと思われるし・・・。
カン・ジンソプを呼んだ理由は?身代わりが必要だったから?前科者が必要だった?
つまり、詳細な調べが必要なくらいち密な計画を立てていたと考えられるということです。
それが可能な人物とは?・・・と考えると、それは地検、或いは警察関係者しかないとハン刑事は言いました。
ソ検事は、イ次長検事の弱点であるあの風俗の女性を追っていました。
名前はクォン・ミナ。
なかなか居所がつかめず、苛立っています。
イ次長検事が、地検の全職員を集めました。
勿論、シモクの行動によって起きてる混乱の収拾・・・そして、自分の権力を見せつけようという目的でしょう。
檄を飛ばし、持ちあげ、ちょっとした決起集会の様な感じです。勿論、マスコミも呼んであって、しっかりと宣伝するのも忘れていません。
この集会の途中、まずヨン検事が会場を抜け出しました。
シモクが自分を疑っていると感じ、その根拠を探ろうとしたのです。
そして、直後に、ソ検事に、ミナが見つかったという連絡が入り、抜け出しました。
シモクは、ソ検事の後を追いました。
ソ検事を見失ってしまったシモク。
ところがラッキーなことに、シモクの方が先にミナを見つけたのです。
ソ検事がミナを追っていることを知りました。
結局、危険を察知したミナが逃走。ソ検事は、またも見失ってしまいました。
シモクは、別口から情報を得て、ミナの家を突き止めました。
でもね、ちょっと遅かった。既にミナは家を出て行った後だったのです。
おまけに、何者かに拉致されちゃってたしーっ
シモクは、開いていた小窓から部屋に侵入。
そこで、見つけたのです。高校の制服を。未成年だったのです、ミナは。
そりゃぁ、大問題ですわな。
でも・・・あんなに指紋つけちゃって、大丈夫なの?シモクやぁ。
ミナ、パク・ムソンの家で血だらけで発見されました
まずいじゃん指紋・・・。
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