柳並木の芽吹き。
何となく、寝癖の付いた頭の様に感じませんか?
柳都と書いて、「りゅうと」と読みます。
新潟市(この場合は本来の港町新潟のエリア=新潟島とも呼ばれます)は別名柳都と呼ばれています。
何故かと言えば、信濃川と阿賀野川の大きな川に開けた新潟市は、かつては市内にいくつもの堀が張り巡らされていたそうです。
いわゆる、水の都でした。
その堀に沿って多数の柳の木が植えられ、その美しい景観から柳の街=柳都(りゅうと)と呼ばれました。
私は、いわゆる新潟っ子ではありません。
従って当時の景観を知る由もないので、上記の説明は伝聞です。
ただし、現在も街路樹として柳の木が沢山植えられています。
冬前に枝打ちをされて丸裸の惨めな柳の木が、いま春の芽吹きを迎えています。
最初は寝癖の付いた様な芽吹きの様子から、段々と柳らしい姿に変化して行くのが面白く感じます。
撮影地:新潟中央区 やすらぎ堤
Camera:Nikon U2
Lnes:Nikkor 28-80mm/F3.3-5.6G
Film:Kodak Urltra Max 400
ネガフィルムをスキャナーでデジタル化。
PhotoshopElementsでレタッチ後、サイズ変更+アンシャープマスク処理。
夕陽を背景に。