白鳥が空を飛んでいる姿は、青空をバックにして見ると本当に綺麗です。
あれだけの大きいガタイですから、飛翔している白鳥が私達の近くを通過すると、低めで大きい羽ばたき音が聞こえます。
ただし、白鳥の離陸や着陸を見ると、結構大変そうです。
なにせ大きな体ですから、湖面から直接羽ばたいて飛び上がることはできません。
湖面を蹴りながら勢いをつけて、それなりの離陸距離を取って飛び上がります。
着陸する時は、上空を旋回しつつ高度を落として、最後は湖面を叩いて歩くように着陸します。
瓢湖に同居しているカモたちが、軽く離着陸しているのと対称的です。
日本の空の交通を管理している航空管制は無線で飛行機と交信しています。
飛行機も色々な種類がありますが、かの有名なジャンボジェットは地上の管制官と更新する際は、自らを「Heavy」と付して交信していると聞きました。
白鳥は、瓢湖においては正しく「Heavy」を冠する鳥ですね。