朝から曇天、夕方に向かったさらに下り坂、18:00頃から雨が降り始めました。
気温は、寒いですと言いたい感じです。
ビュー福島潟で16:30から、第五代名誉館長となる椎名誠氏の館長就任式、それひ引き続き記念トークショーが開催されました。
300名定員のスペースへ350名が入ると言うぎゅうぎゅう詰め状態になるほど前評判が高かったようです。
その350名の一人へ滑り込んでトークショーを拝聴しました。
現在ビュー福島潟で開催されている写真展「世界はまだまだおもしろい」が、そのままトークショーの題目となりました。
現在「あやしい探検隊」は20名ほどの隊員がいるそうですが、これから3年間面白い隊員を引き連れて福島潟へやってくるそうです。
写真展に展示されていたイヌイットの話題から入って、アメリカ、カナダ、ロシアのイヌイット(エスキモー)について。
さらに、同じモンゴロイドがさらに北米を南下して二万年かけて最後にたどり着いたパタゴニアについての話。
パタゴニアからホーン岬を見たいがためにチリ海軍の老朽戦艦に同乗して向かった話(多分これは著作になっているはずですね)になりました。
その後は、現在奥様がチベットへ行っている話から、チベットやモンゴルの話になり、チベットの鳥葬、インドの水葬、アメリカの土葬に飛躍して終わりました。
鳥葬の前段で、チベットのカイラス山巡礼で行なわれる「五体投地」はNHKの番組では苦しい表情で撮影されて、暗いナレーションを入れているが、あれはヤラセだと言っていたのが面白かったです。
確かに五体投地は大変なことなのですが、一生に一回の巡礼でカイラス山へ向かうことの出来る人は、本当に幸せなのだそうです。
だから、五体投地をしている人の表情は、本来は幸福そうな表情をしているのが本当で、NHKは苦しそうな表情のみを撮影していとか。
なお、五体投地は一人でやるものではなく、最低三人組で行なうもので、一人が五体投地をしている間に、残りの人はその日の宿泊予定地へ先行して宿泊や夕食の支度をしてまっているのだそうです。
NHKの番組を見たことがありますが、裏側は案外こんなものなんでしょうね。
トークショーは撮影禁止だったので、画像はありません。
トークショーが終わった後、外で「トキめき新潟国体」の炬火採火式(新潟市北区の)が執り行われました。
下の画像は、その時の様子ですが、ここへは椎名さんが小さく写っていますね。
採火するにあたり、巨大な火起器で種火を作って、それを炬火として点火しました。
各地区で採火された炬火は、最後は一箇所に集められて、まとめられるそうです。
泣き出しそうな空模様でしたが、採火式が終わる頃に雨が降り出しました。