
人の呼吸さえ聞こえないような静寂に、事務室内は包まれました。
ほんの少し前、事務室内は電話の着信音、人の話し声で賑わっていたのですが。
14:46、黙祷が始まった後の事務室内の様子です。
あの大地震から5年、改めて被害に遭われた方々へお見舞いを申し上げ、被災地の早い復興をお祈りします。
5年前の3月11日に書いたメモを改めて読み返しました。
不適切な表現もありますが、大地震の恐ろしさが脳裏に蘇りました。
あの大地震から5年が経過しましたが、人類史に残るだろう人災を発生させた原発を、まだ動かそうとしているこの国は、狂人の集団ではないかと思わざるを得ません。
「三陸沖を震源とする、巨大地震が発生した。14:46過ぎ、建物が大きく横揺れした。ガタガタと言う揺れではなくて、ユッタリと横揺れした。それが、強弱を繰り返して、10分程度揺れていた。船に酔っ払ったようで、気持ちが悪い。直ぐに、事務室のテレビを付けたら、震源地は三陸沖と表示された。」
「我が家の連中も、全く連絡が取れなくて、心配した。携帯は当然だめ。携帯メールも、最初は3回に1回くらいしか送信できない。返事は全く来ない。」
「テレビのライブ中継を見ていたら、津波が押し寄せるシーンが映っていた。不遜ではあるが、まるで映画のスペクタルシーンを見ているようだった。船や車が、波にさらわれて、陸地に押し上げられたかと思うと、引くときに海へ持って行かれてしまっていた。大災害だ。仙台空港は、津波が陸地に押し寄せて、あっと言う間に泥に埋まってしまっていた。関東では、千葉のコンビナートで火災が発生していた。福島では、一基の原発が、メルトダウンの恐れが出てきた。燃料棒を冷却する水を、送り込むシステムが故障してしまったらしい。非難指示が出た。」
今朝は、雪がちらついていて、地面に少しだけ積もっていました。
今、外は雪が降っています、もしかすると明日の朝は雪景色になるかもしれません。