■やさしさに包まれたなら c/w 魔法の鏡 / 荒井由美 (東芝)
今年の冬は本当に暖かいですねぇ~♪
ですから着るものに躊躇する皆様もいらっしゃるでしょう。
実際、今日なんかもコートなんか必要ないって所もあるはずで、このまんま春になったら後が怖いと思っているのはサイケおやじだけではないはず?
ということで、本日掲載したユーミンのシングル盤ジャケ写こそが、発売された昭和49(1974)年新春のファッションがど真ん中♪♪~♪
実際にレコードが世に出たのは確か春になっていたと思うんですが、ユーミンが撮影されたのは多分その前の冬の時期だったでしょうから、そ~ゆ~心積もりで眺めてみれば、今年の冬の装いの参考になるかもしれませんよ。
なにしろ流行は繰り返しますからねぇ~~♪
肝心の収録曲「やさしさに包まれたなら」は説明不要かとは思いますが、もちろんユーミン自作による初期の代表作のひとつで、確か当時はお菓子のCMソングだったと記憶していますが、なかなかふわふわした気持ちにさせてくれるので、サイケおやじは聴いた瞬間に好きになりましたですねぇ~♪
ところが、これまた説明不要かもしれませんが、サイケおやじが最初に私有したレコードにおける「やさしさに包まれたなら」はユーミンの傑作LP「ミスリム」だったんで、そこで聴いた印象が大きく異なっていたのには???の気分だったんですよ。
つまり、同曲はラジオ等々で流されていたCMバージョンとアルバムバージョンでは完全に別物という真相があったわけです。
まあ、このあたりはありがちな現実でしょうが、そこでもしやと思い、中古ながら掲載のシングル盤をゲットしたところ、これまた完全に別バージョンという罪作り!?
いや~、本当にマニア泣かせというか、とりあえずシングルバージョンは各種ベスト盤に収録されてはいるものの、問題のCMバージョンって、なにかパッケージ化されているんでしょうか?
もしかしたら、ファンクラブ用のアイテムとか存在していたら怖いですよ。
ちなみに、このシングル盤をゲットして、もうひとつ発見したのが、B面収録の「魔法の鏡」までもが、前述したLP「ミスリム」収録の同曲とは別バージョンという恐ろしさ!?
ただし、こちらはサイケおやじに刷り込まれた免疫が無い(?)所為か、アレンジが異なっていても、それほどの違和感はありませんが、皆様はいかがなものでしょう。
しかし、それはそれとして、思えばユーミンほどファッションに敏感な歌手が長いキャリアを有していると、残されたレコードジャケット各々にもリアルタイムの流行が反映されているのは当然ですよねぇ~~♪
今や老人から少年少女まで、共通の話題に出来るユーミンであれば、その服装センスもまた老若男女の拠り所になりうると思っています。