■ジングル・ベル / The Ventures (Dolton / 東芝)
昨夜は某所で行われたクリスマスツリーの点灯式とやらに行ってきました。
もちろん、それは仕事の繋がりからの行動で、と書いたのも、これまでも度々告白してきたとおり、仏教徒のサイケおやじは、その信心はほどほどではありますが、それでもキリスト教の祭礼にど~して夢中にさせられるのか、相当に懐疑的でありまして、そりゃ~、異教徒の祝祭に事寄せての遊興という言い訳は理解出来ますが正直、なんだかなぁ……。
う~ん、でも……、子供の頃はノー文句で楽しかったんですよ、クリスマスがっ!
そこで取り出したのが本日掲載のシングル盤で、昭和40(1965)年末に発売されたベンチャーズのエレキインストがど真ん中のクリスマスソング「ジングル・ベル / Jingle Bells」ですから、その楽しさは説明不要とは思いますが、なんといってもレイ・チャールズの代表曲「What'd I Say」のメインリフを引用したイントロからのリズム的興奮は言わずもがな、特筆すべきはメル・テイラーのドラミングの凄さは痛快至極♪♪~♪
リアルタイムでは小学生だったサイケおやじは既に述べたとおり、素直にクリスマスを楽しんでいたのは、もしかしたら、このベンチャーズの「ジングル・ベル / Jingle Bells」のエレクトリックなビートがあったのも、ひとつの要因じゃ~なかろうかと、ひとり納得するばかりです、恥ずかしながら。
ちなみに、この掲載のシングル盤は収録両面とも同時期に発売されたLP「ベンチャーズ・イン・クリスマス / Christmas Album」から我が国独自にカットされたものですが、アルバム全篇もまた秀逸な仕上がりになっていますので、ぜひともお楽しみ下さいませ。
ということで、またしても天邪鬼を丸出しにして恥の上塗りを重ねてしまったサイケおやじではありますが、このあたりで童心に帰ってクリスマスを素直に楽しむのにも、言い訳は無用なんでしょうねぇ……。
いやはやなんとも、そんなこんなも本日はベンチャーズのエレキなクリスマスソングに免じて、ご容赦いただきとうございます。
失礼致しました。