OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

四つ葉のクローバーの希望と希少

2023-06-18 19:05:16 | 歌謡曲

四つ葉のクローバー / アプリコット (ポップレコード / 日本ビクター)

本日は所用で早朝から、ちょいと郊外の野原に出掛けたんですが、その折、偶然にも四つ葉のクローバーを発見してみれば、やっぱり嬉しいもんですねぇ~ (^^)

これが何故に「幸運のシンボル」なのかは知る由もありませんが、昔っから珍しさを「ありがたや」にリンクさせる人間の希望欲(?)が、矢鱈に密生するシロツメクサの中の変種に仮託されたものなんでしょうか……?

まあ……、今となっては遺伝子操作で大量生産されている四つ葉のクローバーですから、キーホルダーとか様々な土産物・小物なんかに使われているので、そんなもので嬉しくなってしまうサイケおやじは、またしても OLDWAVE な体質を露呈しまったみたいです (^^;

さて、そこで本日のご紹介は、林田順子&島本ゆう子が組んでいたアプリコットと名乗るフォークデュオが昭和47(1972)年に出した掲載のシングル盤A面曲「四つ葉のクローバー」でして、もちろん、これは作詞:山上路夫&作曲:かまやつひろし♪♪~♪

つまりは、かまやつひろし本人が自ら歌ったCSN&Yタイプの代表的な名曲を歌謡フォークの味わいを深めてリメイクしたカバーバージョンでして、殊更かまやつひろしがガロの面々と演じたバージョンで顕著だったディヴィッド・クロスビー系の変則チューニングを用いたギターと浮遊感の強いメロディラインで表現された幻想&夢遊な楽曲世界よりは、ここでの初期カーペンターズっぽい、ソフトロックに傾いた青木望のアレンジを得たアプリコットが全く普通に歌っているのは、所謂平凡を逆手に活かした結果オ~ライじゃ~ないでしょうか、サイケおやじは好きです (^^♪

ちなみにアプリコットは、これ以前に今やカルトな人気迷曲となっている「公害ブルース」を出しているんですが、基本的にはデュオとしての安定したコーラスハーモニーで歌唱力を示していますし、だからこそ、この「四つ葉のクローバー」をレコーディング出来たと思えば、件の「公害ブルース」だけでキワモノと決め付けられるのは、勿体ないと思います。

ただし、サイケおやじは、他にアプリコットのレコードを発見していませんので、例によっての独断と偏見ではありますが…… (^^;

ということで、今日は朝から暑かった所為でしょう、喉の渇きを覚えての麦茶の美味さは格別でした (^^)

まあ……、掲載盤の趣旨からすれば、杏ジュースを飲んだというオチが相応しいんでしょうが、それはありませんので、悪しからず (^^;

明日は涼しくなるといいなぁ~~~。

コメント
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