OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

鼻緒なジャズ歌謡もイイじゃ~ない?

2023-06-23 17:46:29 | 歌謡曲

ヨコハマで恋して / 城千景 (ビクター)

昨日は失礼いたしました <(_ _)>

本日もゴタゴタはあったものの、なんとか無事に過ごせている現在の幸せに感謝しつつ、ご紹介させていただくのは、ボサノバ歌謡の名曲名唱「真夜中のピエロ」で今も人気が衰えていない城千景が昭和44(1969)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「ヨコハマで恋して」です。

いゃ~~、これが作詞:有馬三恵子&作曲:鈴木淳という、当時は夫婦関係にあったヒットメーカーコンビから提供された典型的なジャズ歌謡であり、同時にオシャレな街「ヨコハマ」を歌い込んだ所謂ご当地ソングですから、その作詞作曲に抜かりなどあろうばもない仕上がりなんですねぇ~~♪

それはミディアムテンポのイントロから

   デュデュディデュッデュ~~デュビデュヴァ~~♪

―― と、スキャットしていく城千景の意外なほど素直な声質と節回しが、本来はジャズ歌謡には不釣り合いなはずが、そ~ゆ~先入観を逆手に活かしたが如きプロデュースの妙とでも申しましょうか、主旋律本篇に入ってからのイノセントな女心(?)を歌っていく、そこに絶妙の純情と甘え口調のバランスが卓越した歌唱力で表現されていると思うんですが、いかがなものでしょう (^^)

竹村次郎のジャズ風味に拘りながらも、都会派ムード歌謡保守本流のアレンジもイイ感じ♪♪~♪

う~ん、鈴木淳との関係性から、この「ヨコハマで恋して」は八代亜紀のハスキーボイスによるジャズ歌唱でもイケる気はするんですが、ここで城千景が披露する純情っぽさは唯一無二じゃ~ないでしょうか (^^)

もちろん、亜紀姐さんにしか歌えない抑えた恋情の色っぽさにも、期待はあるんですけどねぇ~~ (^^;

それはそれとして、城千景の人気の高さは、納得するしかありません (^^)

ちなみに彼女は、このジャケットスリーブ裏に記載された簡単なプロフィール等々から、宝塚出身というキャリアがあるそうで、だからこその素直な声質による節回しにも説得力があるとしたら、やはり洋楽フィーリングが滲み出た歌謡曲は十八番だったという推察も易いところでしょうか。

ということで、これから今夜は宴会モードになりそうなんですが、早々にフェードアウトしたいのが正直な気持ち…… (^^;

そうです、明日は久々に高齢者バンドの練習に参加予定のサイケおやじであります。

コメント
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