OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ついていけるリーダー、出でよっ!

2020-04-20 20:58:16 | 歌謡曲

だまって俺について来い / 植木等 (東芝)

リーダーの条件は様々あれど、求められているのは「おおらかさ」じゃ~ないでしょうか。

特に現在の様に、見えない敵との戦争の如きウイルス禍においては、先の見えない不安に慄く市井の我々からみれば、罵り合ったり、あるいはオタオタする政治屋の姿よりは、例え無責任に思えようとも、「おおらか」に振舞っているリーダーが必要なのかもしれません。

そこで本日は、そんなこんなを飲み込んで、植木等が堂々と歌い飛ばした「だまって俺について来い」を一緒に歌ってしまいたい気分です。

それは作詞:青島幸雄&作曲:萩原哲晶が提供した、皆様お馴染み、クレージー・キャッツの一連のコミックヒット曲のひとつであり、元を辿れば昭和39(1964)年公開の東宝映画「ホラ吹き太閤記」の主題歌であり、掲載のジャケ写にも登場している植木等が演じた木下藤吉郎の出世譚を無責任に歌いまくった快唱ですからねぇ~~♪

おそらくは作曲者の萩原哲晶がアレンジしたであろうジャズマーチ系の伴奏もジャストミートしていますし、哄笑か照れ笑いか、正に曖昧な境界線を演じきった植木等こそは、リアルタイムで高度成長期であった我が国の勢いがそのままにっ!

うむ、今こそ求められるのは、こ~ゆ~歌の世界であり、危機に直面しても「おおらかな」姿勢を見せてくれるリーダーだとしたら、そんな人物が何処かにいると信じたい気持ちのサイケおやじであります。

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亜紀姐さん、ありがとう!

2020-04-19 16:23:45 | 歌謡曲

緊急! 八代亜紀スタジオライブ!「歌で日本に元気を...」

今や世界が危機的状況、その中で不要不急の外出自粛が求められ、様々な業界でも逼塞低迷が避けられないところで、それじゃ~自分に何が出来るのか?

それはサイケおやじにとっては思い上がりかもしれませんが、それでも少しは考えいるんですよ。

さて、そんな中で間然として立ち上がったというか、流石の心意気を発揮したのが亜紀姐さんです。

それが自らの冠番組「八代亜紀 いい歌 いい話 (BS 11)」の放送予定を急遽変更し、スタジオライブを敢行!

それを無料配信ですよ ♪♪~♪

もちろん件のBS放送そのものが無料ですから、当然ながら「YouTube」でもご覧になれますよ♪♪~♪

緊急!八代亜紀スタジオライブ!「歌で日本に元気を...」

いゃ~~、あらためて亜紀姐さんの任侠と申しましょうか、笑いも涙も胸キュンも明朗闊達も、素晴らしく伝わって来ますよ。

ちなみにライブ収録の現場は、前述「八代亜紀 いい歌 いい話 (BS 11)」のレギュラー収録が行われている、一説によれば亜紀姐さんの自宅アトリエと云われるところですし、バックのバンドメンバーも、おそらくは亜紀姐さんと常日頃からステージを共にしている面々でしょうか、全員が凄腕の名手揃いなのは言わずがな、歌の合間のお喋りも、せつなさや和やかさがいっぱい♪♪~♪

肝心の演目として、ハートウォームな応援歌「だいじょうぶ」でスタート、そして代表曲「おんな港町」「花束(ブーケ)」の二連発から、亜紀姐さんとご尊父のつながりがリンクした「一枚のLP」と続く流れでは、ウルっとさせられる事は必至ですし、その場の雰囲気でのリクエストタイム(?)では珍しい歌も披露されますよ♪♪~♪

そして何よりも素敵なのは、亜紀姐さんの心に染みる語り口の温かさです。

ありがとう、亜紀姐さん!

これからも頑張っていこうという気持ちが今、満ちています。

実質、50分弱の時間ではありますが、こ~ゆ~心が伝わり合うというところから、先へ繋がっていく何かが開けてくると、サイケおやじは強く信じております。

そうです、不要不急の人間は、誰もいないって事ですよねっ!

最後になりましたが、亜紀姐さんからのメッセージを転載させていただきました。

【八代亜紀から皆様へ】
日本も世界も、今、大変な状況にあります。先行きの見えない状況に、不安な日々が続いていると思います。私も不安です。でも、明けない夜はない...、やまない雨はない...。
いつか笑って手を取り合える日が来るまで、八代もがんばります!だから、みんなで力を合わせて...がんばりましょう!
そこで! 皆さん外出を控え、お家でお過ごしの中、少しでも皆さんの楽しみ、そして励みになればと思い、急遽スタジオライブを行いました! ぜひ、ゆったりと。

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黙っていても、ねっ

2020-04-18 19:52:25 | 歌謡曲

美・サイレント / 山口百恵 (CBSソニー)

最近の世界ではマスク姿が常態となり、それゆえに目元が尚更に目立つもんですから、所謂「目は口ほどに物を言う」が必要以上に罷り通っているんじゃ~ないでしょうか。

同時に、「目が笑ってない」とか、あるいは逆に「目が笑っている」という心の動きがストレートに伝わり過ぎるのも、なかなか怖いものがあります。

例えば東京都の小池百合子知事は花柄と思しき模様が薄く入った大きなマスクを着用されていますが、時局柄厳しい談話を出しつつも、サイケおやじには「目が笑っている」様に見えてしまうんですが、いかがなものでしょう。

これは、あくまでもサイケおやじの主観なんですけどねぇ~~。

そこで思い出したのが、山口百恵が昭和54(1979)年春に出した本日掲載のシングル盤A面曲「美・サイレント」で、これは今や伝説のヒット曲と申しましょうか、リアルタイムで大騒ぎされたのが、なんとっ!

歌詞の一節、つまりは曲の途中で肝心な部分が「無音」となり、その言葉のパートがレコード音源でもライブ音源でも、リスナーには聞こえないという大胆な演出&プロデュースだったんですねぇ~~!?

それを提供したのは作詞:阿木耀子&作曲:宇崎竜童という、山口百恵とは切っても切れない夫婦ソングライターコンビですから、制作過程においては、しっかりとした企画方針が定められていたと思いますし、アレンジを担当した萩田光雄も、また然り?

とにかく、ちょい聴きには地味でありながら、それがヒット歌謡にありがちな下世話さとは逆のハイブラウな感覚にも繋がり、疑似スパニッシュ歌謡(?)を彩るアコースティックギターも効果的ですから、曲の流れの山場で「あなたの●●●●が欲しい」と、殊更テレビ出演やライブステージで無音のままに歌われるというか、演じられる時、それに接している視聴者や観客は一様に惹きつけられてしまったのですから、興味本位とか思わせぶりな仕掛けという批判や誹謗中傷よりは、そんなこんなを逆手に活かした快挙と言えなくもありません。

具体的には、件のパートでの山口百恵が全く黙っているか、あるいは少しばかり唇だけを動かすという「口パク」演技を見せるか、その時々の現場の状況で違っていた様で、サイケおやじの記憶だけでも、全くの無表情の時もあれば、なにか呟き気味に「口パク」を見せる時もあったんですから、まさに世間の注目は、そこが最大の焦点でありましたですねぇ~♪

そして当然ながら、その部分に対する追及はエスカレートし、テレビの歌番組では、勝手に歌詞を推理した企画もあったと記憶しています。

ただし、山口百恵本人からも、また制作スタッフからも、その正解は現在に至るも明かされていないのは、結果オーライってやつでしょうか。

で、そ~ゆ~楽曲ですから、シングル盤ジャケ写に用いられた彼女のポートレートには、持ち前の無表情ながら、所謂「目力」が強く表現されたカットが選ばれたのかもしれません。

ちなみには話しはそれますが、このジャケ写は山口百恵のファンならずとも、腋フェチ御用達の逸品になっているとかっ!?

う~ん、そ~言われれば、確かにムチムチした腋の下には思わず惹きつけられるものがありますねぇ~~♪

また、雰囲気としては競泳選手とか、そんなアスリートフェチ(?)的な刺激があるのかもしれません (^^;

閑話休題

ということで、感染防止の推奨もあっては、世間全体が妙に無口になっているとすれば、「語るに落ちる」は減少するとしても、冒頭に述べた「目は口ほどに~」が大いに気にかかってしまいます。

それは、ど~にかすると、なかなかに「目つきが悪い」サイケおやじにとっては致命傷にもなりかねず、それならサングラスは?

なぁ~んていうのは、大愚問!

だって、それじゃ~、つまりサングラスにマスク姿は不審者の定番スタイルですからねぇ~~。

和やかな目をしていられる日々が戻るまで、せめても「美・サイレント」で過ごす所存であります。

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ハートせつなく…

2020-04-17 20:25:09 | Weblog

このままでは、検査入院とか、本日は保健婦を名乗る医療関係者から告げられました (>_<)

しかし、なるべくストレスを解消するとか、勧められる節制諸々に取り組めば、問題は少なくなるとの話も、虚しく通り過ぎているというか……。

もう、後は成り行きと自分に言い聞かせています。

それは当面、大丈夫って事でもあるらしいです。

取り越し苦労が一番禁物って事なんでしょうねぇ~~

不整脈って、困り者!?

今日は今日、明日からは気持ちを切り替えていきますよっ!

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桜月夜に勇気づけられ

2020-04-16 19:39:55 | 歌謡曲

ステキのキセキ c/w 桜月夜 / 太田裕美 (Sony = 7吋アナログ盤)

昨日は横浜在住の妹から緊急のSOSが入り、それはなんとっ!

近隣のスーパーから米や麺類が品薄で買えないっ!

という、現在の社会情勢では、さもありなんという救難要請でありました。

つまり、外出自粛や学校・職場が休みとか時短になっている所為で、必然的に自宅で食事という機会が増えれば、それだけで食料不足になるという、いやはやなんとも、脆弱な民間経済が露呈してしまったという事でしょう。

実は拙宅では、以前にサイケおやじが勤務していた雪国で入れてもらっていた所謂おやじバンドのメンバーが農家という事で、そこから有名ブランド米を格安で通販購入しているので、早速頼んで、妹の家へ送る手筈を整えたんですが、件のバンドメンバーとの電話の会話では、当地では食料の問題は無いものの、消毒液やマスクが全く売っていないので、困り果てているという、これは文明格差ってやつなんでしょうかねぇ~~?
 
そして今が桜の満開であるにも拘らず、花見の宴なんかは誰もやっていないそうで、どうにも自然の恵みを蔑ろにしているバチアタリを感じつつも、それで正解と思わざるを得ないという、せつない話でありました。

そこで本日ご紹介したいのは、太田裕美がデビュー45周年を迎えた昨年5月に出した久々のシングル盤、それも7吋のアナログレコード仕様という嬉しい1枚で、それはどうやら35年ぶりの快挙(?)らしいんですが、それはそれとして、サイケおやじが大いに気に入ったのがB面に収録された彼女の自作曲「桜月夜」です。

いゃ~~、これが太田裕美の長いキャリアの中でも、ちょいと驚かされるようなゴスペルロックなバラード曲で、ミディアムテンポで節回す彼女の声質は持ち前の甘え口調が刹那の前傾姿勢と申しましょうか、この世に生きる厳しさも喜びに繋がる事を信じさせてくれる様な、シンプルな真実を希求させてくれるのですから、胸キュンを通り越して、サイケおやじは我知らず涙が……。

そんな「青い」情感を呼び覚ましてくれるのが、実は多かれ少なかれ、これまで太田裕美が歌ってくれた全ての楽曲には入っているのですが、中でも新曲となった「桜月夜」は名曲にして名唱 ♪♪~♪

ちなみにアレンジは萩田光雄、バックの演奏は中西康晴(p,org)、土方隆行(g)、岡沢章(b)、渡嘉敷祐一(ds) という顔ぶれですから、その名演は「お約束」以上ですよ。

う~ん、土方隆行のギターも慎みのある泣きっぷりで、心に染みますねぇ~♪

そして先日、テレビ出演した彼女がピアノの弾き語りで、この「桜月夜」を歌っていたんですが、それがまた最高で、きっとライブステージでもハイライトになっているにちがいありません。

とにかく、これは皆様に、せひとも聴いていただきたいと願っております。

さて、一方、肝心(?)のA面曲「ステキのキセキ」は作詞:太田裕美&作編曲 : 前山田健一が作り上げた、ちょいとチープなエレクトロ歌謡ポップスと呼んで許されるのかは分かりませんが、明るい雰囲気のアップテンポ曲の中には太田裕美の代表的なヒット曲のタイトルや歌詞の一節が歌い込まれているという、彼女の信者にとっては嬉しくも、しかし面映ゆい仕上がりかもしれません。

少なくとも、一介のファンであるサイケおやじにとっては、彼女の個性である「甘え口調」が元祖アニメ声に転嫁された様な味わいに思えるもんですから、聊か気恥ずかしいというのが本音です。

しかし同時に、齢を重ねても、太田裕美は太田裕美であるという、実に大切なものを失っていないんですよねぇ~~♪

それは芸能界という事を考慮しても、現実世界では、なかなかに難しいはずと思うばかりで、確か彼女は昨年、乳がんを患い、夏頃に手術・療養を告白されていた事を思えば、このシングル盤のレコーディングにしても、もしかしたら一期一会の気持ちが入っていたのでしょう。

もちろん、これまでだって太田裕美は手抜きなんかしてこなかったとはいえ、自らの体調の異変を感じつつの曲作りやレコーディングには、尚更に集中したエネルギーが求められたはずで、だからこそサイケおやじは、このシングル盤が出た事に大きな感謝と喜びを覚えるのです。

前述したテレビ出演の時には、現在でも治療を継続していると話されておりましたが、その慎ましくも前向きな姿勢には大拍手です。

ということで、最後になりましたが、彼女はこのシングル盤を出した後、同年秋には新作アルバム「ヒロミ☆デラックス」を発売し、もちろんこのシングル盤に収録の2曲に加えて、往年のヒット&人気曲の新録テイクやリミックスバージョンが収められていますので、こちらも何れご紹介させていただきますが、皆様にはそれよりも早く、お楽しみいただく事を強くオススメしたく思う次第です。

うむ、桜月夜は綺麗にちがいない♪♪~♪

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邦楽ロックは我らの誇り

2020-04-15 19:48:33 | 日本のロック

越後獅子 c/w 草津節 / 寺内タケシとブルー・ジーンズ (キングレコード)

エレキギターについての諸々、やっぱり今日は寺内タケシを書かねばなりません。

で、掲載したのは昭和41(1966)年に発売された寺内タケシとブルー・ジーンズのシングル盤で、もちろん収められているのは、「津軽じょんがら節」のエレキインストバージョンで世界中をシビレさせた伝統邦楽ロック化路線の第二弾で、今回は特に長唄としてお馴染みの「越後獅子」がA面に収められています。

いゃ~~、これが最初は原曲のメロディも認識出来るんですが、寺内タケシのアレンジによる全篇がアップテンポでエグイほどのドライヴ感に満ちているんですから、たまりません。

特に寺内タケシのリードギターは火を噴きまくったが如き熱風と申しましょうか、前述した「津軽じょんがら節」で聴かせてくれた早弾き三味線スタイルのフレーズをロックのビートにきっちりと乗せ、さらにイケイケのグルーヴをバンド全体でタイトに作り上げたのは、正に世界中を圧倒するニッポンロック魂の発露でありましょう。

そして当然ながら、これをコピーするなんてのは至難の業!?

サイケおやじにとってはアンタッチャブルな領域であり、当時も今も、ど~やって弾いているのか判別不可なスタイルとリックばっかりです。

あぁ……、恐ろしやぁ~~~。

一方、B面に収められた「草津節」は説明不要、これまたお馴染みの群馬県民謡ですから、ソリッドなビート感を活かしたアップテンポの楽しい演奏になっているのは、A面の「越後獅子」で快い疲労感を覚えた後には絶好のリラックスタイム ♪♪~♪

それもまたエレキインストを楽しむ醍醐味の様な気がしますねぇ~~♪

ということで、掲載のジャケ写だけ見ると、丸っきりボーカル物みたいではありますが、中身は威風堂々のエレキインスト日本代表!

当時のロックの世界では、地球上でも最高のレベルに達していたのが我が国であったという、見事な証拠物件であり、もちろん、その真実は我々が誇りにするべきものと思っています。

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エレキ弾くにも初心を忘れず

2020-04-14 20:50:13 | 日本のロック

ゴールデン・ギター / シャープ・ファイヴ (キングレコード)

日本のロック史に登場したギタリストの中で昭和40年代、寺内タケシと双璧の存在だったのが井上宗孝とシャープ・ファイヴの三根信宏でした。

もちろん、寺内タケシの凄さは言わずもがな、誰もが瞠目させられるドライヴ感満点の豪快なフレーズと味わい深いスローな泣きメロの上手さは、聴けば瞬時に虜にさせられる魅力がストレートに伝わってくるスタイルだと思いますが、一方の三根信宏はスピード感溢れる早弾きを披露しても、それが所謂スペーシーな広がりを感じさせてくれるという、その奥行きの深さは粒立ちの良いギターの音色と相まって、最高に個性的でありました。

で、本日のご紹介は、そ~した三根信宏の天才性が存分に堪能出来るインスト曲「ゴーデン・ギター」をA面に収録した、これが昭和41(1966)年9月に発売のシングル盤で、もちろんシャープ・ファイヴの看板スタアである三根信宏が作編曲したアップテンポの名曲に偽り無し!

ちなみに当時の井上宗孝とシャープ・ファイヴはボーカルグループのシャープ・ホークスのバックバンドながら、同グループの公式レコードデビューとなった「ついておいで」の発売に合わせたかのように、シャープ・ファイヴも独立デビューとなり、それが掲載のシングル盤かと思います。

で、その「ゴールデン・ギター」は既に述べたとおり、アップテンポのギターインストなんですが、特徴的なのは三根信宏が寺内タケシと張り合うが如き所謂「じょんがらフレーズ」を乱れ打ちに弾いているんですねぇ~~~!?!

もちろん、寺内タケシとブルー・ジーンズがシャープ・ファイヴと同じキングレコードから「津軽じょんがら節」のシングル盤を出したのが、やはり同じ昭和41(1966)年というのも意味深でしょう。

このあたりは、正に聴き比べの楽しみと思いますねぇ~~♪

実は寺内タケシは翌年、つまり昭和42(1967)年に津軽三味線の名手でもあった三橋美智也と共演のシングル盤「津軽じょんがら節」を出しているんですが、そ~ゆ~歴史があるのですから、寺内タケシと三根信宏の「じょんがらバトル」も作って欲しかったですねぇ~~、禁断の領域かもしれませんが (^^;

そして、もうひとつ、書いておきたいのが、三根信宏が弾いていたギター「LG-350T」の事で、これは三根信宏のアドバイスを入れて作られたグヤトーンの銘器で、通称はズバリっ「Sharp 5」♪♪~♪

実は以前にも書きましたが、高校生になったサイケおやじが最初に手にしたエレキギターが、これだったんですよ。当然、最初は分からなかったんですが、3ピックアップでスライドスイッチの調整で様々な音が出せるという優れもので、ベンチャーズ等々のエレキインストや我が国のエレキ歌謡、そして洋楽ロックもきっちり出来る、なかなか弾き易いギターだったんですよ。

ただし、個人的にはスタイルにクセがあるというか、如何にもエレキインスト専門みたいなと申しましょうか、所謂ニューロックが流行っていた1960年代後半からはレスポールとストラトキャスターあたりのモデルが、そ~したイメージを増幅させていましたからねぇ~~、サイケおやじとしても、グレコから出ていた成毛茂モデルを入手して以降は、すっかり押し入れの中に鎮座(?)させて幾年月……。

それが先日来のエレキ熱再燃を自覚してみれば、初心を忘れずの格言どおり、押し入れから引っ張り出しての最敬礼!?

そして、その勢いで聴いてしまったのが、本日のお題「ゴールデン・ギター」というわけなんですが、あらためて考えてみると、件の「LG-350T」が初めて発売されたのは昭和42(1967)年と云われていますから、この「ゴールデン・ギター」で三根信宏が弾いているのは、???

皆様ご存知のとおり、井上宗孝とシャープ・ファイヴは昭和40(1965)年6月からテレビ放送された「勝ち抜きエレキ合戦」にレギュラー出演し、模範演奏を披露していたんですが、その時の三根信宏が弾いていたギターが何なのか?

おそらくはフェンダーかと思いますが、ちょいと明確な記憶がありません。

しかし、昭和42(1967)年になると、グヤトーン主催のキャンペーンショウが様々な場所で開催され、サイケおやじも2回ほど生演奏に接する幸せな時間を過ごさせていただきましたが、その時は当たり前に「Sharp 5」を弾いていましたですねぇ~♪

ということで、そんなこんなの謎々も、音楽を愛でる面白みと思うばかりです。

そして現在なればこその風格を滲ませる銘器「LG-350T」を整備(?)しようと目論めば、フレットの打ち直しは必須かなぁ~~。うむ、ペグも直したいし……。

とにかく、今はエレキを弾きたいです ♪♪~♪

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テレワークなんて、性分じゃ~ないです

2020-04-13 19:30:54 | Weblog

申し訳ない……、本日は定例となったテレビ会議で疲れ果て、それでもメシ喰って、味が分かるのは肺炎になっていない証拠か……?

なぁ~んて、不謹慎極まりない事まで書いてしまい、反省ですねぇ…… (~_~;)

失礼致しました。

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自粛の友 其の参:サンダーバード! 今こそ発進せよっ!

2020-04-12 19:48:52 | Movie

サンダーバード秘密基地 (デアゴスティーニジャパン)

「サンダーバード」と云えば、サイケおやじの世代では決して忘れられないテレビ番組の傑作でしょう。

それはイギリスの「APフィルムズ」を創設したプロデューサーのジェリー・アンダーソンが陣頭指揮で作られた人形劇によるSF特撮アクションドラマで、1965年に本国でテレビ放送されるや忽ち絶賛、大きな人気を得た事から、我が国でも昭和41(1966)年4月からNHKで日曜日の夜6時1時間の枠(実際は約50分)で放送され、以降再放送も含めれば今世紀になってもオリジナル版から様々な劇場作品やリメイク版が作られ続けているのですから、その人気と影響力は正に絶大!

物語が災害や事故、あるいは人為的なテロ行為等々によって引き起こされる危機的状況を救うべく、何処からともなく現場に急行してしてくる自称「国際救助隊」が、特殊装備を駆使しつつ、様々な困難を理論と人情(?)で解決し、謝礼も頂戴せずに去っていくという、完全なるボランティア団体の活躍を描いているのですが、これが子供心にも非常にカッコイイ~~♪

中でも、「国際救助隊」が操る特殊装備の数々のメカニック性は、もちろん現実世界では未だに不可能なテクノロジーが多く、しかしそれをアナログの特撮で見せてくれるのですから、たまりません♪♪~♪

特に「国際救助隊」が普段生活している小さな島の全体が秘密基地化されている、その設定の素晴らしさは言わずもがな、そこから発進していく特殊エンジン装備の高速飛行機「サンダーバード号」のスタイリッシュでノスタルジックなデザインの普遍性、さらに操縦者の搭乗や装備搭載のプロセスを、これまたオートマチックに動くメカで細かいところろまで見せてくれるのは、毎回の物語展開では、ひとつの見せ場であり、テレビの前の我々は、それだけでワクワクさせられましたですねぇ~~♪

ちなみに「国際救助隊」を構成運営しているのは、大金持ちのアメリカ人家族であるトレーシー家の面々に加えて、天才科学者や美貌の女スパイ(?)、女中や下男等々、それなりに当時のイギリスの階級制度みたいなものが維持された構成になっているのは意味深ではありますが、トレーシー家の男5人兄弟が、各々が担当とするサンダーバード1~5号で、毎回素晴らしい活躍を繰り広げるのが定番のストーリーです。

そして当然ながら、その「国際救助隊」の秘密を探らんとするマスコミ対策、あるいはテクノロジーを狙う輩との対決もありますし、そうした全てが既に述べたとおり、人形劇で撮影されているあたりは、究極のアナログドラマとありましょう。

ですから、オンタイムの放送当時からサンダーバード関連のおもちゃ、プラモデル、絵本や解説本等々が人気を集めていたのですが、家庭用ビデオが普及して今日のデジタル動画の時代になっても、オリジナルのアナログな魅力は失われる事は無く、ついには本日ご紹介の「サンダーバード秘密基地」と銘打ったメカニック模型が登場したというわけです。

それはサイケおやじを含む凝り性の皆様にはお馴染みと申しましょうか、例によって「デアゴスティーニ」からの発売ですから、毎週・毎月、少しずつ組み立てていくというスタイルこそが、今現在の外出自粛にはジャストミートと思います。

しかも、創刊されて間もない現在であれば、きっちり創刊号からゲット出来るはずですから、定期購読は自宅への直送契約も含めて可能でしょう。

その詳細は発売元の特集サイトにリンクしておきますので、ご覧くださいませ。

ということで、完成までには長い時間と、それなりの自分用スペースが必要ではありますが、楽しみは長く続くに越したことはありません。

ただし、告白すれば、サイケおやじは直送定期購読を契約していながら、これまで一度も送られてきた梱包を開けておらず、自室の片隅に置いてあるんですけどねぇ~~、それは仕事をリタイアしてからのなんとやら?

とにかく、目の前の蒐集意欲のひとつの表れとして、自己満足しております (^^;)

そして、今こそ、コロナウイルスから国際救助隊に救って欲しいですねぇ~~。

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デマを流して、何になるっ!

2020-04-11 19:20:32 | Weblog

本日夕刻、サイケおやじの仕事上、非常に大切な関係先がコロナにやられたっ!

という緊急報告が入り、先ほどまで対応に追われました。

ところが、ところがっ!?!

それが完全なるデマと判明!!

正直、ホッと安心よりは、憤りが大きく噴出しましたですよっ!

こ~ゆ~、悪質なデマ・誤報は厳に謹んでもらいたいですねぇ~~~。

もちろん、感染そのものにも注意は必要ですし、各々が健康と衛生に留意するのは絶対です。

そして、皆が一致協力して、こんなウイルス禍はぶっ飛ばしましょう。

明日は平穏でありますように。

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