OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

これ、買いました

2022-01-11 19:14:23 | 歌謡曲

ちいさな秘密 / 石川さゆり (日本コロムビア)

ということで、ご紹介するのは、石川さゆりが昭和50(1975)年3月に出した、おそらくは6 or 7枚目のシングル盤です。

皆様ご存じのとおり、今や大御所の彼女も、昭和48(1973)年の公式レコードデビュー以来、それなりに注目され、テレビ出演も度々ありましたので、「名前」と「顔」は売れていたんですが、やっている、あるいは、やらされていた事は幾分中途半端というか、正統派歌謡曲のアイドルシンガーみたいな扱いだったもんですから、ど~にもブレイクらしき状況も無く……。

ようやく大きなヒットを放ったのは昭和52(1977)年の「津軽海峡冬景色」という芸歴があればこそ、それまでに出していた楽曲が所謂「黒歴史」的に扱われるのは、いかがなものでしょう。

実は中古市場でも、彼女のコアなマニアのみならず、最近は昭和歌謡曲の後追いコレクターの標的になっているのが、売れなかった時期の石川さゆりのレコード!?

なぁ~んていう、個人的には聊か信憑性に欠けると思ってしまうムーヴメントがあるらしく、だからこそ、それに釣られて掲載盤をゲットしてしまったサイケおやじが、ここまでの言い訳を弄しているわけですが…… (^^;

それはそれとして、肝心の収録A面曲「ちいさな秘密」は、ロストバージン&ロストラブを綴った吉岡オサムの歌詞に、市川昭介が「明るめ」の演歌節を附したミディアムテンポの歌謡曲であり、そのネクラにならない調子の良さを演出したアレンジは、高田弘のイイ仕事♪♪~♪

ですから、石川さゆりも、歌詞の世界の前向きな姿勢と女の強がりを演じるという、なかなか「ふっきれた」歌唱を聞かせて披露しているんですが、サイケおやじとしては、これじゃ~、彼女の立ち位置が、さらに曖昧になって…… (^^;

みたいな感想が浮かんでしまうばかりなんですが、もちろん、これは現在の気分であり、リアルタイムじゃ~、全く記憶にも残っていなかった楽曲というのが、本当のところです (^^;

でもねぇ~~、だから……、これを「黒歴史」扱いするのは、ちょっと悲しいですねぇ…… (^^;

ちなみに、こ~ゆ~歌謡世界は殊更演歌系では定番的に用いられた楽曲が幾つもある中で、例えば西川峰子の公式デビューヒット「あたなにあげる」に重なる雰囲気は隠し様も無いと思いますが、それは昭和49(1974)年7月の発売とされていますから、そこから、なんらかの影響があったのか?

なぁ~んていう勘繰りも、最後に書き記しておきますね (^^;

もちろん、ご判断は皆様次第ということで、よろしくお願い申し上げます <(_ _)>

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変化辛苦…

2022-01-10 19:21:17 | サイケおやじの日常

スマホ替えたら……、データの移行に難儀しております (>_<)

う~ん、これにて失礼させていただきます <(_ _)>

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妄想の小川範子

2022-01-09 19:33:15 | 歌謡曲

涙をたばねて / 小川範子 (トーラス)

昨日、現在放送中のNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で深津絵里がミスキャスト!

と断言したサイケおやじが、それじゃ~、お前は誰がヒロインならば納得するんだっ!?

そ~詰問された場合の答えのひとつが、昭和62(1987)年当時の小川範子です。

なにしろ、その面立ちが掲載したシングル盤のジャケ写ポートレートで一目瞭然!

ヒロイン・るいの母親・安子=上白石萌音のイメージをしっかりと受け継いでいるばかりか、劇中の人物像に設定してある、暗い少女期を過ごした内省的な18歳にジャストミートじゃ~ありませんか (^^)

もちろん、異存はございましょうが、サイケおやじは小川範子が演じるヒロイン・るいに様々な妄想(?)を抱いてしまいますねぇ~~ (^^;

そして、それはそれとして、あらためて本日は掲載のシングル盤A面曲「涙をたばねて」に針を落としてみれば、これが作詞:川村真澄&作曲:中崎英也が提供したミディアムテンポの青春アイドル歌謡ポップスで、甘酸っぱい歌詞の世界に胸キュンのメロディラインもニクイばかりなんですが、小川範子の幼さが抜けきらない声質の切迫感が滲む節回しが実にナチュラルでありながら、絶妙の芝居っ気を感じさせるあたりが高得点 (^^♪

時代の要請(?)から、萩田光雄のアレンジはキーボード主体のデジタルサウンドになっているんですが、それゆえに小川範子のボーカルにせつなさが表出している感さえあるんですから、たまりません♪♪~♪

以前にも述べたとおり、サイケおやじにとっての小川範子はリアルタイムのアイドルではなく、完全なる後追いではありますが、彼女の輝きは失せる事が無いと信じるばかりです、恥ずかしながら (^^;

ですから、このジャケ写ポートレートを眺めていると、「額に大きな傷跡が残ったヒロイン・るい」は彼女こそ相応しいと重ねて思いつめてしまうわけですよ (^^;

皆様は、いかがでございましょうか?

ということで、そんなこんなの妄想は他人からすれば失笑の対象でありましょう。

しかし、本人にとっては常に本気であり、だからこそ脹らむのが妄想という心の豊かさの表層じゃ~ないでしょうか。

苦しい言い訳ではありますが、サイケおやじは、本気です (^^;

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グッバイ… るい

2022-01-08 19:13:35 | Movie

YOKOHAMAジョーク / 深津絵里 (ビクター)

久々にサイケおやじの気分を高揚させてくれたNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の凋落が著しいと思っています。

それは、まず、安子=上白石萌音の愛娘・るいの成長した姿を演じているのが、ど~しても高卒の18歳には見えない深津絵里!

っていうんじゃ~、不自然極まりなく、彼女の実年齢が既に50歳目前と言うのであれば、尚更に手垢が染みついた雰囲気は、ど~にもなりません (>_<)

第一、母親・安子=上白石萌音に全く似ていない面立ちが、サイケおやじの苦手な綾瀬はるか系の顎が細くて、鼻の下が短いという……。

おまけに劇中の時代設定が、1960年代前半とされているはずが、全ておいて、時代考証がメチャクチャであり、例えば登場する日本人ジャズプレイヤーが、そ~ゆ~雰囲気ではありませんし、深津絵里が住み込んでいるクリーニング屋にしても、あの時代の洗濯屋の状況で無い事は明らかでしょう。

そして肝心の物語展開にしても、普通の「朝ドラ」どころか、昭和50年代後半頃から定番になっていた安手のトレンディドラマに堕しているんですから、これじゃ~、マスコミ系のネット記事が所謂提灯ばっかりなのも、無理からんところでしょう。

おそらく、こんな事を書いてしまえば、それじゃ~、お前は、どんな物語を望んでいたんだぁ~~!

というお叱りは必至でしょうから、以下は個人的希望のストーリーであります。

まず、現在進行中の劇中設定では、子供の頃の事故で額に大きく残った傷跡の整形手術を、るい=深津絵里本人が拒否していたという事になっていますが、その理由からしても、説得力が不足している事は、ドラマ本篇をご覧になっている皆様ならば、少しは共感していただけるでしょうか?

サイケおやじとしては、現在のドラマを肯定する場合、件の整形手術が思わしくなく、結果的に傷が残っている方が良いと思いますし、あるいは、すっきりと傷跡が消えていなければ、不自然だと思うばかり……。

第一、そんなに「傷跡を残す」事に拘るのならば、子供時代から、それゆえに虐められたという映像描写は絶対に必要ですし、深津絵里の実年齢を考慮すれば、時代設定は昭和40年代中頃、それゆえに婚期を逃したオールドミスが前向きに気持ちを切り替えていくストーリーが相応しいと思うんですが、いかがなものでしょう。

そして、さらに踏み込めば、高卒で大阪に出て来た時に持っていた、「それ相応のお金」を男に騙されて失い、風俗店に売り飛ばされるも、額の傷跡の所為で客筋にも恵まれず……、そこから如何にして前を向いていけるのか!?

みたいな物語を望んでしまうんですけどねぇ~ (^^;

しかし、所詮NHKじゃ~、無理な話でしょうが、それにしても今の深津絵里に18歳を演じさせるのは、これまた絶対に無理でしょう!

マスコミ系のネット記事じゃ~、彼女の演技力は絶賛されていますが、基本的な設定が狂っているんじゃ~、それすらも発揮されていないんじゃ~ないでしょうか?

ですから、サイケおやじは今後、この「カムカムエヴリバディ」を観るのは止めました。

それは極言すれば、現在のドラマの流れじゃ~、何のため安子=上白石萌音を、あそこまでの絶望に突き落としたのか、全く意味合いがズレてしまっていますからねぇ……。

しかし、そんな深津絵里にも、フレッシュな新人アイドル時代が確かにあり、掲載したのは、そんな当時、つまり昭和63(1988)年10月に発売された、おそらくは歌手としての公式デビュー作と思われるシングル盤でして、A面収録の「YOKOHAMAジョーク」は作詞:石川あゆ子&作曲:鹿絞太郎という、サイケおやじにとっては馴染の無いソングライターコンビからの提供なんですが、アップテンポでメリハリの効いたメロディラインは、なかなかにキャッチーですし、キーボードやギターを派手に使い、ドカドカ煩いドラムスを前面に出したアレンジも、佐藤準のイイ仕事♪♪~♪

う~ん、これも当時のアイドル歌謡ロックなんでしょうねぇ~~(^^♪

残念ながら、サイケおやじは島流しにされていたので、彼女のアイドル時代にはリアルな接し方は出来なかったんですが、それなりにボーカルもフレッシュですし、決して嫌いではありません。

唯々……、現在「カムカムエヴリバディ」で演じている役柄がミスマッチであるという非情だけが浮き上がっているだけの話で、おそらくは最初っから彼女の起用が決まっていたところに、今回の脚本が与えられたのだとしたら、この曲タイトルどおり、「ジョーク」にもならないわけですが (^^;

ということで、これで毎日、15分という貴重な時間が空きましたので、それはそれで結果オーライと思います。

否……、そ~思いたいだけなんですけどねぇ…… (^^;

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願いはイノセント

2022-01-07 17:45:43 | 歌謡曲

なぜ?の嵐 / 吉沢秋絵 (FOR LIFE)

昨日は失礼いたしました <(_ _)>

しかし、それにしても仕事で「ナゾナゾ」が多すぎて、サイケおやじの胸中は「???」の連続であり、それが今日も継続しているんですから、思わず朝から鳴らしてしまったのは、吉沢秋絵が昭和60(1985)年にスマッシュヒットさせた本日掲載のシングル盤A面曲「なぜ?の嵐」でした (^^;

皆様ご存じのとおり、彼女はトーシロアイドル番組「夕やけニャンニャン(フジテレビ)」の「おニャン子クラブ」所属として人気があったわけですが、サイケおやじとしては、南野陽子が主演した学園アクションドラマ「スケバン刑事Ⅱ」に出演し、この「なぜ?の嵐」が主題歌に使われていたという事で強い印象を刻まれたアイドルなんですが、あらためて聴いてみても、これは強烈なパクリですよねぇ~~~ (^^;

まあ、一応の制作クレジットは作詞:秋元康&作曲:山梨鐐平とされていますが、問題はメロディラインが頭っから、アンディ・ウィリアムスが1967年に放った大ヒット「恋はリズムにのせて / Music To Watch Girls By」、そのまんまなんですねぇ~~!?!

しかも、瀬尾一三のアレンジが元ネタ曲と似た様なアップテンポであり、それでも……、ど~にか当節風の産業ロック系アイドルソングに仕立て上げてはいるんですが、何の問題にもならなかったんですかねぇ~~!?

裏を返せば(?)、彼女の節回しが全くの「棒読み」で、グルーヴとかノリが不足しているあたりに救いがあると言ってしまえば、贔屓の引き倒しになりましょうか (^^;

それでも元ネタのメロディは曲タイトルを知らずとも、我が国においても、自然に耳に馴染んで、刷り込まれているはずですから、吉沢秋絵にしても、そのあたりは、ど~思っていたのか、下種の勘繰りになりそうですが、それも彼女のプロ意識とは、あんまり思いたくはないんですが…… (^^;

ということで、「???」の連続であろうとも、それに対する姿勢はイノセントでありたいと願うのが、本日の結論です。

吉沢秋絵の歌声に、それを感じてしまうサイケおやじは、まだまだ、やっていけそうです。

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今年最初の弱音

2022-01-06 18:02:29 | サイケおやじの日常

今日は、もう……、全部ダメです (>_<)

失礼いたしました <(_ _)>

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岡谷章子のインパクト!

2022-01-05 19:53:08 | 歌謡曲

インパクト / 岡谷章子 (ビクター)

将来を嘱望されながら、運否天賦に翻弄されてしまうのも、この世の理のひとつと割り切れないのは、サイケおやじだけではないでしょう。

昭和62(1987)年3月に本日掲載のシングル盤を出して歌手デビューした岡谷章子は、全く……、そのひとりかもしれません。

実は彼女は子役としての履歴があり、テレビ等々でも活躍していたそうですし、一般的に知られる様になったのは昭和50年代末頃から、所謂「美少女コンテスト」において、幾つもの賞を獲得してからでしょうか、実はサイケおやじは昭和61(1986)年末だったと記憶しているんですが、某CM撮り(?)の現場で彼女を少しだけ紹介され、前述したキャリアを伝えられたのも、この時だったんですが、近々歌手デビューすると知らされていたので、ついに楽しみにしていたレコードが、この掲載盤でありました。

ただし、度々述べているとおり、その頃のサイケおやじは異郷の地へ島流しにされる寸前という時期でしたから、全く針を落とす事なく幾年月……。

ずうぅ~~っと、自宅の物置の片隅に収納されていたという、結果的に勿体ない1枚でありまして、ようやく聴けたのは、時代も平成に入ってからだったんですが、つまり……、そのA面に収録された「インパクト」が曲タイトルどおり、最高にインパクトの強い名曲名唱だったんですねぇ~~!

なにしろ作詞:岩里祐穂&作編曲:クニ河内が提供したのは、ピアノをメインに用いたアレンジがジャジーなエスニック歌謡と申しましょうか、如何にもの響きを敲くドラムスの存在も強烈な、凡そアイドル歌謡とは言い難い、ミステリアスな魅力があり、だからこそ、岡谷章子のイノセントな歌声が伝わって来るんですよ ♪♪~♪

う~ん、この曲調にして、サウンドアレンジの妙は、完全にクニ河内の世界であると思えば、これを、ここまで堂々と歌えるアイドルが存在していたという現実は、それこそ「インパクト」そのものだと思いましたですねぇ~~ (^^♪

そして当然ながら、サイケおやじは彼女の他の音源も探索に入ったのですが、ここで驚愕させられたのは、なんとっ!

平成2(1990)年、事故による顔面の大怪我で、彼女は引退……。

そして、数年後、再び芸能界に戻った時は「岡寛恵」として、声優の仕事に入り、持ち前の「インパクトの強い声質」を活かして、なかなかの活躍を展開していながら、今度は病魔に倒れ、現在は休業されているとか……。

う~ん、ですから、おそらくは歌手として残したレコードは、これっきりになるんでしょうか……。

なんとも、やりきれない思いが拭い去れません。

そして、だからこそ尚更に、このシングル盤が愛おしいというわけです。

ということで、話は変わりまして、またまたコロナ禍が拡大しており、全く予断を許さない状況の新年となりましたですね……。

今年こそはっ!

と意気込んでいた気分をスカされ、落ち込みモードではありますが、負けてらんないですよねっ!

皆様と共に、前を向いていければ、幸いでございます <(_ _)>

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ハイウェイが夢だった頃

2022-01-04 18:15:54 | ニューミュージック

中央フリー・ウェイ / 庄野真代 (日本コロムビア)

昨日は失礼いたしました <(_ _)>

しかし、それにしても高速道路ってのは便利さと危険性の二律背反で成り立っている事を痛感させられた次第ではありますが、諸外国に比べれば、まだまだ日本は安全第一!?!

ドイツなんかは例のアウトバーンにおいて、時速二百キロぐらいでの走行は当たり前ですし、悪天候でも、そんなに速度規制が無かった時代をサイケおやじは体験していますので、尚更です。

しかも、中にはハンドルから手を放して飲食している奴までいるんですから、いやはやなんとも…… (^^;

さて、そこで本日取り上げますのは昭和52(1977)年初夏にヒットした、これが庄野真代にとっては3枚目のシングル盤A面曲「中央フリー・ウェイ」であります。

もちろん、これは皆様ご存じのとおり、ユーミンが荒井由実と名乗っていた時代の昭和51(1976)年に出した傑作アルバム「14場面の月」に収録されていた人気名曲のカバーなんですが、実はご紹介の庄野真代バージョンが売れた事で、オリジナルのユーミンバージョンが一般的に知られる様になった気がしているんですが、いかがなものでしょう。

ちなみに庄野真代は公式デビュー時にはシンガーソングライターとして登場したんですが、結果的にブレイクしたとは言い難く、それゆえに「ユーミン頼み」という、その頃からの業界内切り札(?)に縋ったと言えば、なんだか安易に思われるかもしれませんが、他にも様々に作られた同曲のカバー作の中では、特段に良い仕上がりかと思います。

なにしろ、庄野真代バージョンのアレンジは佐藤準でして、ど~やら売れセン狙いが最初からあったんでしょうか、当時流行のシティミュージック、つまり後年のAORの前兆とも思える口当たりの良さは絶品で、原曲のフワフワした曲調をパーカッションやキーボードで彩ったリズム隊にホーン&ストリングスを絶妙に配した周到さ故に、「可愛い女」を恣意的に聴かせる庄野真代のボーカルもイヤミになっていない感じですし、こ~ゆ~芝居っ気を普通(?)に節回してしまうあたりが、いよいよ「飛んでイスタンブール」からスタートするニューミュージック歌謡路線の大ブレイクに繋がったんだとしたら、これがユーミンのバージョンよりも好きだというサイケおやじの心持を、ご理解いただければ幸いでございます。

ただし、このジャケ写ポートレートの彼女は、なんとも動物的で、なんだかなぁ…… (^^;

でも、これを聴くと、お気楽に遊び惚けていた学生時代を思い出す事も確かでして、もちろんガールフレンドを乗せて、ハイウェイをドライヴするなんていう贅沢は夢のまた夢でありました (^^;

そして、だからこそ、こ~ゆ~憧れを歌ってくれるシンガーこそが、ニューミュージックを根付かせてくれたわけで、今でも漠然とした幸せを感じるのでした♪

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いきなり停滞

2022-01-03 19:25:30 | サイケおやじの日常

ちょいと遠出の年始回りに出たら、渋滞に捉まって難儀しております (>_<)

なんか……、事故ってる情報もあり、ど~にかノロノロと動き出しては、そのまんま……。

高速の出口が見えているんで、あと少しの辛抱だと思っております (^^;

新年早々、本日の1枚の休載、ご容赦ください <(_ _)>

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燃える想いの今年の決意

2022-01-02 19:26:12 | 歌謡曲

燃える想い / 原あつこ (フィリップス)

掲載したのは、昨日の続きとして、これが原あつこが歌ったオリジナルバージョンの「燃える想い」をA面に入れたシングル盤で、発売されたのは昭和53(1978)年10月とされており、同年末からラジオや有線放送をメインにジワジワとヒット♪

そして翌年に入ると彼女自らがテレビ出演して、この名曲を披露する機会も増えていきましたですねぇ~~♪

ただし、その場面では、掲載盤ジャケ写ポートレートの様な露出度の高い衣装には接した記憶がなく、肩出しではありますが、案外地味な佇まいであるがゆえに、その味わい深い歌唱力が際立っていた様に思います。

そこで気になる秋ひとみバージョンとの違いは、まず、こちらのアレンジは高田弘の担当で、微妙にジャズっぽい正統派歌謡曲保守本流のオーケストラをバックに、やはり切々と歌う原あつこの節回しには、否応なしのフェロモンが滲み出ているのは高得点 (^^♪

そのあたりは幾分ロックよりのアレンジで歌われていた秋ひとみのリメイクバージョンと比べても、完全に十人十色の好き嫌いの世界ではありますが、サイケおやじは、どちらにもグッと惹きつけられてしまいます (^^♪

つまり、結論として、この「燃える想い」という傑作歌謡曲には「フェロモン唱法」が必須じゃ~ないかと思うんですよねぇ~~。

逆に言えば、すっきり素直に歌ったりしたら、味も素っ気も無い仕上がりは想像に易く、同時にベタベタのコブシを持ち味にする歌手には、全く場違いな楽曲でありましょう。

う~ん、そ~考えてしまうと、現在の歌謡界で、この「燃える想い」を歌えるのは誰かなぁ~~?

なぁ~んて思っても、なかなか答えは難しいと思うばかりであります。

ということで、やっぱり原あつこはイイなぁ~~ (^^)

当然ながら本年も、彼女の音源の探索は鋭意継続の決意を再確認しているのでした。

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