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日記を書きます  文科系

2006年11月04日 13時19分20秒 | Weblog
10月末から11月にかけて凄くご執心のギター(クラシックギター)の発表の場が偶然のことながら、4回になった。
1回目は先日曜日、29日、ある市の「1人1曲コンサート」に友人と二人で応募し、ソルの「月光」2重奏を弾いた。生まれて初めてほとんど指が震えず、ほぼ普通に弾けたのだ。敢えてマイクを使わなかったが迫力部分も2本のギタでまーなんとか表現できたと思う。二人だったから良かった?先生の薦めで精神安定剤を飲んでいたから?次回以降の為に半信半疑でいろいろ振り返ってみたものだ。
次いで昨日文化の日。別の市で「詩の朗読会(音楽「表現」なども募集)」を友人がやるというので。今度はタレガの難曲「アラビヤ奇想曲」である。1日3~4時間必死かつ細心の練習を重ねてきたとは言え、直前までこんな不安が頭に渦巻いていた。よくあるような「途中で止まってしまい、頭は真っ白」、「ごめんなさいと、退場」なんて、「破綻」を来したらどうしよう。「易しいこっちの曲に替えようか」などという考えも直前まで何度頭に浮かんだことか。
ところがところが、弾き始めたら前よりももっと指が震えずに、普通に弾けているではないか。そう思ったらさらに余裕が出てきて、頭と目線を上げて弾いている自分を上から眺めてみたということも、2度3度。「適度な緊張は良いパフォーマンスを生む」などという僕には遙かに縁遠い「教え」通りの出来で夢みたいに終わっていった。狐につままれたというのは、こんなことだろう。いや、本当に自分が一皮剥けたのかな。いやいや、何か、安定剤がいつもよりよく効いたのかもしれない。

さてこれからあと2回。1度は、15年も年上の僕の恩人のような友人を亡くした、その奥さん(この方も友人である)の慰藉の会で。彼女が埼玉から当県を来訪し、独身時代の彼女が高校で数学を教えた教え子達が準備した「囲む会」なのである。その方々も僕よりは4歳年上、その1人からギターを持ってこいと言われた。そこではタレガのマリエタというのを弾こうと思っている。タレガが生後間もなくの第1子を失った悲しみをぶつけた曲である。メロディーもさりながら、ボン、ボーンと響く伴奏がまた、何とも言えぬ悲痛さを醸し出す名曲だ。去年の6月から今年の6月まで1年間弾き続けてきた、僕の大好きな曲でもある。
そして最後が、ある高校学園祭のPTA模擬喫茶店で友人のフラウトトラベルソの伴奏。これは気楽に楽しめそうだ。曲目も、宵待草、浜辺の歌、ゴセックのガボット、などである。

「慰藉の会」にしても「模擬喫茶店」にしても、ちょっとは社会のお役に立てるということで、これはまた違った意味も加わって、嬉しい? いやいや、本当にお役に立てたかどうかは、同席者たちの本音を聞いてみなければ解らないぞ? もっとも、声をかけてくれた友人二人は十二分に僕のギターを聞いているのだから、やっぱり、役に立てるのだろうなどなど、いろいろ嬉しく、頭を巡らしている。
なにはともあれ、こんな疑問が浮かぶようならば、もっともっとお役に立てるようにいままで以上に毎日練習に励むことだ。
コメント (3)
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