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「平和のともしびウォーク」の「ともしびボトル」の作り方   ひかる

2006年11月24日 18時02分03秒 | Weblog
 昭和・瑞穂・名東の三区合同の「平和のともしびウォーク」12月8日がだんだん近づいてきました。冬の平和行事として成功させようと現在懸命に準備中です。
 集会・行進の主役はなんと言っても「平和のキャンドル」です。
 皆様のお知恵をいただき明るくて安全な「ともしびボトル」が煮詰まりました。
 写真のようなものです。
 是非多くの皆様に作っていただき集会と行進にご参加ください。
 作り方を写真を添えてご紹介します。一度お試しください。

 ( 作り方)

① 2リットルの大型ボトルを用意し、下の方に高さ10センチ横6センチほ   どの窓を開ける。※上は残して開閉式にする。
     (カッターを使いますが、すべり易いので注意です。)

 ② 底から3-4センチ程度の釘を通す。(あれば傘クギが最高)
(錐でもあきますが、固いのでガスで熱したクギで穴を開けるといいで      す。)
   裏からガムテープで固定します。

 ③ ロウソクを立ててみて、傾きを調節します。

 ④ 仕上げにボトルに、平和の想いを込めた言葉や絵をマジックなどで書き込みます。

 作り方のコツなど事務局に相談ください。 舟橋 731-2749

※ 明かりは、このボトルとは限りませんので、懐中電灯など何でもけつこうです。
   先ずは、集会と行進にご参加ください。

 

 
 
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森と湖、ムーミン、サンタクロースの国、フィンランド その1          千里眼

2006年11月24日 12時14分17秒 | Weblog
 世界のトップシェアを誇る携帯電話のノキア、スポーツ時計のトップシェアを誇るスント、これらはフィンランドの会社である。私もスントの時計を愛用し、常時腕にはめている。高度計、気圧計、方位計、温度計を内蔵し、山登りには欠かせない時計である。パソコンに接続して、自分のたどったコースの高度変化と時間的経過の相関グラフを出表できるのだ。その上、時刻を二重に表示できるので、日本の時刻と外国の時刻を同時に知ることができる。それゆえ、外国旅行でも重宝している。スントでは時計とは呼ばず、リスト・コンピューターと称している。ダイビング用、テニス用、陸上、などあらゆるスポーツに対応した時計を製造している。

 このフィンランドは、教育水準・幸福度・社会福祉水準・人間開発度などなどの指標で、ここ数年、世界の上位を占めている。

・学習到達度調査 世界一のフィンランド

OECD(世界協力開発機構)の発表した昨年度の学習到達度では、フィンランドが世界1位を示した。どのような内容のテストで調査したのか把握しないと、この調査の正確度が分らないにしても、1位とは立派なものである。

・世界競争力調査 世界一のフィンランド

 世界経済フォーラムが毎年調査し報告しているが、2001年から2004年、連続世界一位をフィンランドが占めている。05年は2位だが、06年に再び1位を回復した。
 この世界経済フォーラムのものは、公的機関ではないが、世界的に最も信頼されている順位である。これも信頼度の高いも別の調査、例えばIMD(国際経営開発研究所)の順位でも、2002年にフィンランドは2位を占めている。

・ジェンダー・パワーメント指数 フィンランドは5位

 女性の所得、女性の上級行政職・管理職・技術職に占める割合、国会議員に占める割合、などから算出した指数。北欧が1位から5位を独占している。

・「人間の豊かさ」 11位のフィンランド

 国連開発計画の2006年版「人間開発報告」での順位である。これは、生活レベルの違いを把握するために、平均寿命、教育水準、国民所得を測定基準に算出しているそうである。1位はノルウェー、2位アイスランドである。この年度では日本は始めて一桁の7位になった。やはり北欧諸国が上位を占める。

・「国民の幸福度」6位のフィンランド
 イギリスの心理学者エドワード・ホワイト氏が、各種国際機関等の報告書をまとめ、独自の計算式を使って算出した2005年の結果である。1位はデンマーク、4位アイスランドと、ここでも北欧諸国が上位を占める。ただ、私的な数値なので、この算出式なるものの分析を待たないと、この数値の信頼性については、疑問符がつく。
 数ヶ月前に中日新聞の報道に出ていた、どこかの調査機関の「不安度」調査の数値をここに乗せたかったが、調べることができなかった。将来に対する不安を持っている人は、世界のなかで、北欧諸国では圧倒的に少なかったと記憶している。

・一人当たり国民所得 フィンランドは14位

 ノルウェー2位、デンマーク5位、アイスランド8位、スウェーデン10位と、北欧諸国の国民所得は高い。日本とほぼ同程度の一人当たり国民所得を得ているのだ。それぞれが特徴のある経済発展をとげていることが伺われる。工業国としては、それほど高い水準にあるとは思えないのに。大量生産の世界的大企業という方式ではない、特徴のある工業と世界的評価の高い地場産業で高所得を達成しているものと思われる。

 こうして見ていくと、北欧諸国は我々の思っている以上に工業も経済も発展し、豊かな自然環境のなかで、老後の心配もせずに豊かな生活を送っているようである。これら北欧の国は、我が日本とは違う理念で国家運営・経済運営が行われていると思う。一言で言えば「福祉国家」の理念である。経済成長一本槍の経済運営ではなさそうだ。

 その典型として、フィンランドを取り上げる。たまたま、私がスントの時計を持っていたことと、何と言っても学力到達度が世界一であるからである。そしてある調査によると、政治家や官僚の汚職は世界でずば抜けて少ない国だそうだ。これだけでも日本人にとっては魅力的な国に写る。さらにフィンランド人がアジア系の民族であるのだ。長くなるので、次回に具体的に触れたい。

 フィンランドを取り上げる前に、どうしても触れておきたいことがある。それはヒマラヤの麓、ブータンの国家政策である。ブータンは「国民総幸福量」という独自の指標を掲げる国づくりの実験に取り組みだした。経済的な豊かさに加え、「環境保護」、「伝統的文化の維持発展」、「良い統治」などを重視した政治を目指している。
 物質的ゆたかさに加え、精神的な豊かさを追求しようとしているブータンの政治が順調に成功を収めることを、私は祈っている。
コメント (1)
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