九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「イジメは昔もあった」?  文科系

2006年11月21日 05時04分11秒 | Weblog
1 「寒々しいほどに悪質なのである」

毎日新聞夕刊に「テリー伊藤の現場チャンネル」というコラムがあり、18日は「続・いじめ」という内容。その長い紹介から始めたい。

「そんななか、私が出演している番組の記者が、中学生がイジメを苦に自殺したと見られる事件の取材で、イジメグループの中心と思われる中学生に接触を試みた。
 その中学1年の男子は、見るからにいまどきのヤンキー風。ジャージをだらしなく着こなし、受け答えも街の不良そのもの。イジメについて質問しても、まったく悪びれたところがない。(中略)
 この首謀者は『自分はやっていない』とシラを切るだけでなく『イジメていたのは、俺じゃなくて○○だよ』と言って、第三者を犯人に仕立て上げようとしていた。
 『会ってみて、不良というよりは、きわめて悪質で狡猾な悪人という印象を持ちました』
 記者はそう言っていた。
 昔から不良中学生というのはいたけれど、人の命を何とも思わない、最低限の善悪の基準さえ持ち合わせていないという意味で、寒々しいほどに悪質なのである。
 一方、九州では、小学5年生の8人グループが同級生をターゲットにして、1年間にわたってお金を巻き上げていたという事件があった。
 これはもう、イジメを超えて恐喝、完全に犯罪である。いったい、いつから小学5年生はこんなに悪くなったのか。(中略)こうなってくると、さすがにわれわれ大人がつくった社会に問題があると考えざるをえない」

同じく毎日新聞20日朝刊は「死なないで いじめメッセージ」特集、体験談に2ページの紙面を割いている。そこからもこの「寒々しさ」を紹介しよう。
「私は常にいじめられる人間でした。中学生の時は、毎日のように教室でチョークを投げつけられました。黒板の前から、いちばん後ろの席に座っている私にむかって、力任せに投げられた何発ものチョークは、後ろの壁に当たって粉々に砕け散るのでした。命中しないように、かすめるように、できるだけぎりぎりに投げるのが競われていました。
 またスキー合宿では、部屋にいるときに力ずくでズボンを下ろされ、下着をはぎ取られました。同じ班の連中は前々からそのことを予告していました。担任に相談したところ、出発前に彼らを集め、そんなことはしないと約束させたにもかかわらず、彼らは実行したのでした。私はもう誰にも何も言いませんでした」
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする