九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

NHKに対する命令放送   落石

2006年11月05日 15時24分01秒 | Weblog
安倍総理は「拉致問題解決のために、
やれることはなんでもやれ」と大臣らに指示。
これを受けて、菅総務相が、NHKの国際放送で、
拉致問題を取り上げるように命令することを考え
審議会に諮問したというニュースがありました。

放送が戦争協力に徹した反省から制定された放送法。
(これもかなりの部分、GHQの押し付けですが)
でも、このおかげで、言論の自由が守られ、民間放送も誕生しました。

ところが、日本が独立した直後、政府は放送に関する法律のうち、
独立行政機関である電波監理委員会に関する法律をなくました。
これによってNHKなどは、政府から独立した委員会によって
コントロールされるのではなく、
郵政省(現在の総務省)によって命令放送が出来る道を開いたのです。

国の方針をPRするのなら、国営放送局になってしまいます。
これでは戦前の国策のPRの結果、敗戦という悲劇に至った反省から
誕生した放送法の精神が死んでしまいます。

拉致問題は重要なニュースです。
しかし、それはあくまで政府から独立したメデイアによって
報道されるべきものではないでしょうか?




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怖くておかしい・・漫画家「石坂啓さん」のお話から  まもる

2006年11月05日 00時42分03秒 | Weblog
 石坂さんは、1956年生まれ、手塚治に師事し「I'm home」や「正しい戦争」などの漫画や「赤ちゃんが来た」慰安婦問題の「私は恥ずかしい」などの著作・活動で知られ、テレビでも活躍。
 さて今回の講演から・・・

 怖い話し・・・つい最近戦争中の出来事をテーマに若者向きの漫画を描いていた。
朝鮮の女性が従軍慰安婦にさせられていく過程を描く必要があり史実に従って日本軍軍人に乱暴される場面を描き込んだ。
 出版社の編集者がソレについて相談があるという。
 聞いてみると「その場面の日本軍軍人を民間人に描き直して欲しい。」と言う。今までそんな事は一言もいったことの無い編集者なので、どうしてなのか?と聞いてみると。
「最近こうした事に敏感な勢力があって色々抗議してくる。」と言う。 「それは出来ない。出版を取りやめる。か このまま訂正しないかどちらかにして欲い。」と伝えた。結果としては、訂正無しで出版できたが、こんな所まで言論・出版会はおかしくなっていてとても怖い時代に差し掛かっていると痛感している。

 おかしい話・・太平洋戦争末期の話ですが、聴けば「ほんと?」と思われるような話しなのだが、資料もあり噴飯物の実話だ。軍部のあるセクションが考えた。戦場の夫たちは慰安婦がいて安心だが、夫を送り出した百万余の銃後の妻たちもさぞ眠られぬ夜を悶々と過ごしており間違いがあってはならぬと考えた。そこで、今で言う簡易バイブレーターを試作させ銃後の妻たちに配給しようと計画した。しかし 残念な事に空襲も始まり工場での生産の余力もなくなってこの計画は立ち消えになったそうだ。
 戦争と言う物はいかに人間を動物的に単純に考えるか、冷静に考えれば馬鹿馬鹿しく荒唐無稽な発想も怖ろしいほど真面目に強行するものかか゛判る一例だ。
 負けることが予想される無謀な戦争への突入、竹やりで応戦し神風が吹くといった非科学的な精神論これが真面目にまかり通り、従わぬ者を非国民と弾圧したのだ。おかしいというより怖い話しである。   
       
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