★今このブログに終戦後の「平和百人一首」の連載をしていますが、俳句の世界でも敗戦に生きた人々の気持ちが詠まれています。
週刊日本の歳時記に評論家塩田丸男氏が、忘れられない俳句として次の二句をあげています。
明日ありやあり外套のポロちぎる 秋元不死男
てんと虫一兵われの死なざりし 安住 敦
そして、忘れえない自句として
敗兵となりたる汗を掌で拭ふ 塩田丸男
を記し、この時代の男たちが皆体験した戦争・敗戦・希望について語っています。
そこでこれらの句についての思いを三回に分けて紹介したいと思います。
週刊日本の歳時記に評論家塩田丸男氏が、忘れられない俳句として次の二句をあげています。
明日ありやあり外套のポロちぎる 秋元不死男
てんと虫一兵われの死なざりし 安住 敦
そして、忘れえない自句として
敗兵となりたる汗を掌で拭ふ 塩田丸男
を記し、この時代の男たちが皆体験した戦争・敗戦・希望について語っています。
そこでこれらの句についての思いを三回に分けて紹介したいと思います。