先ほどの4時、グランパスが勝った。3対2で。去年大躍進の4位大分から3点取った。年間1ゲーム平均失点0.71の大分から3点取ったのだから、たいしたものである。どんな得点だったかが重要だが、極めて価値が高い得点ばかりだと僕は思った。
1対0で負けていた後半9分、ダヴィが竹内の浮き球パスを自分でゴール左側に持ち込んで、ゴール。次いで後半29分、同じくFW玉田の得点はこんなふうだった。敵ゴールに向かって右側に長い距離を走って縦パスボールに追いついた中村が中へ出した短いグラウンダーの横パスに、中央へ走りこんでいた玉田が合わせたもの。3点目は36分、ダヴィはこうだった。敵ゴール向かって左側から玉田が出した短い縦パスに、敵の1人と競り合ったダヴィが不利な体制を跳ね返して競り勝ち、ゴールに向かって右側に蹴り込んだ。
さて、3点ともFWが取ったというのが大事だし、ダヴィが2点取ったというのも、今後に向けてきわめて貴重な意義を持つと考える。さらに、中央突破・アシストパス・ゴールという2得点も、新しいグランパスを象徴していて、今後にとって大きな意味を持つと考える。昨日の拙稿でこう書かせて頂いたが、ここが今年の鍵だからである。
【 見ててごらん。7日の大分戦でも、センター攻撃で点を入れるから。それも「裏に抜ける」か「ゴール正面寄りの、ゴール遠くからの中長距離シュート」ね。案外、玉田かダヴィが得点すると思う。なんせ小川が警戒されているから 】
ここに書いた「センター攻撃」こそは、今年のチームとして最大の強化点であって、それで成果を出したというのが大きいのである。ダヴィが来たから、この中央攻撃ルート強化が図られたわけであるが、その点で玉田とダヴィの連携(3得点目)、「そこにボランチ・中村などが去年よりももっと突っ込んでいき、もっと絡む(2得点目)」という狙いが初戦で早くも大成果を挙げたということである。
次にゲーム全体としてのことだが、前半は大分が「先手必勝」の勢い。大分のみんなが走ったし、インターセプト(敵のパスを横取りすること)は多かったし、珠際の強さも全て勝っていた。「どうなることか」、「グラが伸びてない? 大分が伸びた?」などとやきもきしたが、後半に大分が走れなくなったのを見て、心底ほっとした。結果としては、グラが予定通りに横綱相撲を取ったということだろう。それにしては、相手セットプレーからのウエズレーの2得点目は余分だと思う。
新加入の田中が右サイドバックでフル出場したが、噂どおり確かに良く走る。それにドリブルも上手い。良い補強をしたものである。
1対0で負けていた後半9分、ダヴィが竹内の浮き球パスを自分でゴール左側に持ち込んで、ゴール。次いで後半29分、同じくFW玉田の得点はこんなふうだった。敵ゴールに向かって右側に長い距離を走って縦パスボールに追いついた中村が中へ出した短いグラウンダーの横パスに、中央へ走りこんでいた玉田が合わせたもの。3点目は36分、ダヴィはこうだった。敵ゴール向かって左側から玉田が出した短い縦パスに、敵の1人と競り合ったダヴィが不利な体制を跳ね返して競り勝ち、ゴールに向かって右側に蹴り込んだ。
さて、3点ともFWが取ったというのが大事だし、ダヴィが2点取ったというのも、今後に向けてきわめて貴重な意義を持つと考える。さらに、中央突破・アシストパス・ゴールという2得点も、新しいグランパスを象徴していて、今後にとって大きな意味を持つと考える。昨日の拙稿でこう書かせて頂いたが、ここが今年の鍵だからである。
【 見ててごらん。7日の大分戦でも、センター攻撃で点を入れるから。それも「裏に抜ける」か「ゴール正面寄りの、ゴール遠くからの中長距離シュート」ね。案外、玉田かダヴィが得点すると思う。なんせ小川が警戒されているから 】
ここに書いた「センター攻撃」こそは、今年のチームとして最大の強化点であって、それで成果を出したというのが大きいのである。ダヴィが来たから、この中央攻撃ルート強化が図られたわけであるが、その点で玉田とダヴィの連携(3得点目)、「そこにボランチ・中村などが去年よりももっと突っ込んでいき、もっと絡む(2得点目)」という狙いが初戦で早くも大成果を挙げたということである。
次にゲーム全体としてのことだが、前半は大分が「先手必勝」の勢い。大分のみんなが走ったし、インターセプト(敵のパスを横取りすること)は多かったし、珠際の強さも全て勝っていた。「どうなることか」、「グラが伸びてない? 大分が伸びた?」などとやきもきしたが、後半に大分が走れなくなったのを見て、心底ほっとした。結果としては、グラが予定通りに横綱相撲を取ったということだろう。それにしては、相手セットプレーからのウエズレーの2得点目は余分だと思う。
新加入の田中が右サイドバックでフル出場したが、噂どおり確かに良く走る。それにドリブルも上手い。良い補強をしたものである。