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日本の若者はなぜ「おとなしい」のか?   落石

2009年03月21日 12時51分20秒 | Weblog
先日の投稿した学校銃撃事件に関連して。

フランスでは大規模なデモ、ギリシャでは失業から若者の暴動、
イスラム原理主義によるテロ(聖戦)・・・
こうした若者たちに比べると日本の若者はおとなしい。
キバを抜かれてしまっているような感じ。

なぜ?なんでしょうね。
一揆という伝統のある日本。
なにものも持たない人たちの唯一のセーフティネットである一揆。
これが消えてしまったように感じます。

戦後、アメリカの考えにすっかり洗脳された日本人。
(戦後の民主主義が日本をダメにしたという言説がありますが、
これは、そういう方も同じで、アメリカを崇拝してきた結果では? 余談)
戦争国家の「公」に対する反発から「私」へ志向がシフト。
究極は「自分探し」。これも突き当たり。出口を模索中。

リストカットなど、若者たちのキバは、最初は自分に向けられた。
そして最近になって不特定多数の他者へ。
ドイツの銃撃事件や秋葉原事件などは、リストカットの裏返しにも。

派遣切りなどで、ようやく唯一のセーフティネットである
連帯へ若者の心が動きはじめている感じもあります。
しかし「おとなしい」

学校はなにを教えてきたのか?おとなしい若者をつくってきたのか?

そういえばアメリカも若者の反乱は影をひそめているし、
イギリスも同じ。
新自由主義の国では、若者の集団行動が活発ではないよう。
どこか共通性があるのかな?





                    
コメント (9)
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