★選挙まであと二週間余りとなりました。マニフェストの批判合戦が盛んです。これだけ前座が長いといい加減疲れてきて思考力が鈍ってきます。これも麻生総理の作戦のうちで、嵌められたかな? 意気軒昂な人の一人、天木直人さんの意見を聞いて闘志が湧いてきました。 (ネット虫)
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日本や世界の動きをどう読みとるか、それを毎日のニュースを見ながら考えて、私のメールマガジンで毎日発信している。
その一部を、あるいは要約して、あるいはそのままの形で、このブログで紹介している。
これから書くブログも今日のメルマガの引用である。
しかし今日のブログに限っては、メルマガをさらに発展させた。
メルマガを読み返して、書き足りない気がした。趣旨が明瞭でないおそれがある。
だから、そのことを、より正確に、より正しく、そしてメルマガの読者を超えた、より多くの一般読者に対し、伝えたいと思ってこのブログで書くことにした。
私が言うところの、「何の組織も、しがらみも持たない、だからこそ政治からもっとも遠いところにいる、そしてそれはまた政治からもっとも守られていない政治的弱者、疎外された者、である我々一般大衆」に向けて書いている。
題して、「総選挙までの残されたわずかな期間の政局を、我々はどう考えるべきか」である。
私には一切の政治的思惑はない。特定の政党や政治家の片棒を担いだり、彼らの代弁をする気はない。特定の政党や政治家をことさらに貶める気もない。 このブログによって特定の目的を達成しようとするものでもない。
自分が正しいと思う事を書いている。一般の大衆よ、だまされるな、と訴えている。ただそれだけである。そして私の書くことは実際のところ正しい。 参考になる。
そう思って読んでいただきたい。
記
最近発売の週刊現代最新号(8月22・29合併号)は、民主党390議席、自民44議席という民主党完全勝利を報じた。
何事につけ民主党有利の選挙情報を流し続けた週刊現代であるからそのつもりで読まなければならないとは思う。
しかしそれを割り引いても、この週刊現代の記事は衝撃的だ。
いよいよ、8月3日の私のブログで書いた1993年のカナダ総選挙のような革命的なこと(単独過半数の151議席を占めていた与党がたった2議席しかとれずに野党に転落)が、日本でも現実に起こりうるかもしれない。
そこへきて麻生首相の、「まけっぷりよくせにゃならん」発言が飛び出した。11日に千葉県で行った街頭演説で口に出したという。いつもの軽率な失言だろうが、意外に本音があらわれたのかもしれない。
そしてとうとう橋下、中田「首長連合」が民主党支持を打ち出した。
彼らを自民党別働隊と呼ぶものもるが私はそうは思わない。政権を視野に入れた民主党と協力し、あるいは自らが主役となって、これからの政治の主導権を手にしようとする動きである。
つまり彼らはもはや自民党を見限ったのだ。
今の自民党がそのままの形で一致団結して復活することはもはやない。
その様な状況の下で、我々はこれからの政局をどう見るのが正しいのか。
それは一言でいえばこうだ。
メディアが報道しているように難しく考えなくてもいい。無駄な事を考えるべきではない。
雑音を無視して、ひたすら民主党の圧勝を期待すればいいだけの話だ。
民主党に圧勝させて政権を取らせ、その民主党に我々のための政治を行うよう、注文をつけていけばいいだけの話だ。
民主党が腰砕けになったり、少しでも変なことをしたら、すぐにでも政権から引きずりおろすぞ、と脅かせばいいのだ。
来年7月にはすぐ参院選挙がある。衆参同日選挙となるかもしれない。今の政局はそこまでつながっている。
もちろん選挙の結果は誰にもわからない。民主党の圧勝にならないかもしれない。
それに、民主党を独り勝ちさせれば、それもまた日本のためにはならないと考える者も多い。私もその一人だ。
しかし、それでも、今度の選挙では民主党を圧勝させなければならない。
共産党、社民党、国民新党などの少数政党を支持する者はそれらの政党を支持すればいい。それらの政党を通じて、民主党に働きかけ、自らの政治の思いを実現すればいい。
しかし私のように特定の支持政党を持たない一般国民は、野党第一党を大勝させ、自公政権を下野させて我々の思いを実現させる、これしかない。
私は既存政党のすべてを否定するものである。本来ならばまったく新しい政党の出現を期待し、そこに政治的思いを託したいところだ。
しかし現実の政治状況や選挙制度の下では、そのような新党の出現を期待することは非現実的である。
そうであれば、野党第一党の民主党にその思いを託するほかはない
民主党が負ければ自公政権が続く事になる。これは論外だ。
民主党が中途半端に勝てば政局は混迷、停滞する。一般国民には、これ以上政治の混迷、停滞を許す余裕はない。
民主党には、圧倒的勝利をおさめ、その勢いを持って今までの自公政権にできなかった新しい政治、政策を進めてもらうほかはない。
民主党のマニフェストはぶれる、あるいは大衆迎合だ、などと、自公政権やメディアが最近やたらに民主党批判に熱心だ。
もはやこうでもしない限り民主党攻撃の手はないかのようだ。
しかしこんな批判に惑わされてはいけない。
考えてみるがいい。国民の声に応えてマニフェストを変える事のは当然だ。どこが悪いというのだ。
大衆迎合という言葉で国民をばかにするような政党が、どうして政権を取れるというのか。
民主党の問題は、むしろそのマニフェストが、まだ不十分、不徹底であるということだ。
それでも自民党のマニフェストに比べればはるかに好ましい。
重要なことは、マニフェストを実現しなければ責任を取ると鳩山民主党代表が公言していることだ。民主党はもう後戻りできない。公約違反はできない。
という事は、今までの自公政権や自公政権の政治家と違って、民主党は無責任ではないということだ。マニフェストは確実に実現されるということだ。
そのような民主党が圧勝し、より強い政権になること、そして我々の求める政策を一つでも多く、確実に実現させる事、これこそが我々一般国民が願うことだ。
鳩山民主党は、特定の政党やイデオロギーを持たない我々一般国民が、はじめて手にする自分たちの政党となりうる可能性がある。
我々一般国民が新しい政党を作ることが出来ない以上、そして政治に直接かかわりたくない以上、鳩山民主党を支持し、それをわれわれの政党につくり変えていくしかない。
そして、その民主党が、政権政党になったとたんわれわれを裏切るようなことになれば、我々は直ちに民主党を見捨てればいいのだ。
民主党は我々一般国民を裏切ることはできない。裏切れば二度と政権をとれない。民主党は我々一般国民とともに歩むしかない。
これを要するに、民主党という名の我々一般国民の政権政党が初めて生まれつつあるということだ。
我々が民主党政権を作っていく、監視していく、今後の政局は、こういう観点から一般国民は捉えるべきなのである。
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日本や世界の動きをどう読みとるか、それを毎日のニュースを見ながら考えて、私のメールマガジンで毎日発信している。
その一部を、あるいは要約して、あるいはそのままの形で、このブログで紹介している。
これから書くブログも今日のメルマガの引用である。
しかし今日のブログに限っては、メルマガをさらに発展させた。
メルマガを読み返して、書き足りない気がした。趣旨が明瞭でないおそれがある。
だから、そのことを、より正確に、より正しく、そしてメルマガの読者を超えた、より多くの一般読者に対し、伝えたいと思ってこのブログで書くことにした。
私が言うところの、「何の組織も、しがらみも持たない、だからこそ政治からもっとも遠いところにいる、そしてそれはまた政治からもっとも守られていない政治的弱者、疎外された者、である我々一般大衆」に向けて書いている。
題して、「総選挙までの残されたわずかな期間の政局を、我々はどう考えるべきか」である。
私には一切の政治的思惑はない。特定の政党や政治家の片棒を担いだり、彼らの代弁をする気はない。特定の政党や政治家をことさらに貶める気もない。 このブログによって特定の目的を達成しようとするものでもない。
自分が正しいと思う事を書いている。一般の大衆よ、だまされるな、と訴えている。ただそれだけである。そして私の書くことは実際のところ正しい。 参考になる。
そう思って読んでいただきたい。
記
最近発売の週刊現代最新号(8月22・29合併号)は、民主党390議席、自民44議席という民主党完全勝利を報じた。
何事につけ民主党有利の選挙情報を流し続けた週刊現代であるからそのつもりで読まなければならないとは思う。
しかしそれを割り引いても、この週刊現代の記事は衝撃的だ。
いよいよ、8月3日の私のブログで書いた1993年のカナダ総選挙のような革命的なこと(単独過半数の151議席を占めていた与党がたった2議席しかとれずに野党に転落)が、日本でも現実に起こりうるかもしれない。
そこへきて麻生首相の、「まけっぷりよくせにゃならん」発言が飛び出した。11日に千葉県で行った街頭演説で口に出したという。いつもの軽率な失言だろうが、意外に本音があらわれたのかもしれない。
そしてとうとう橋下、中田「首長連合」が民主党支持を打ち出した。
彼らを自民党別働隊と呼ぶものもるが私はそうは思わない。政権を視野に入れた民主党と協力し、あるいは自らが主役となって、これからの政治の主導権を手にしようとする動きである。
つまり彼らはもはや自民党を見限ったのだ。
今の自民党がそのままの形で一致団結して復活することはもはやない。
その様な状況の下で、我々はこれからの政局をどう見るのが正しいのか。
それは一言でいえばこうだ。
メディアが報道しているように難しく考えなくてもいい。無駄な事を考えるべきではない。
雑音を無視して、ひたすら民主党の圧勝を期待すればいいだけの話だ。
民主党に圧勝させて政権を取らせ、その民主党に我々のための政治を行うよう、注文をつけていけばいいだけの話だ。
民主党が腰砕けになったり、少しでも変なことをしたら、すぐにでも政権から引きずりおろすぞ、と脅かせばいいのだ。
来年7月にはすぐ参院選挙がある。衆参同日選挙となるかもしれない。今の政局はそこまでつながっている。
もちろん選挙の結果は誰にもわからない。民主党の圧勝にならないかもしれない。
それに、民主党を独り勝ちさせれば、それもまた日本のためにはならないと考える者も多い。私もその一人だ。
しかし、それでも、今度の選挙では民主党を圧勝させなければならない。
共産党、社民党、国民新党などの少数政党を支持する者はそれらの政党を支持すればいい。それらの政党を通じて、民主党に働きかけ、自らの政治の思いを実現すればいい。
しかし私のように特定の支持政党を持たない一般国民は、野党第一党を大勝させ、自公政権を下野させて我々の思いを実現させる、これしかない。
私は既存政党のすべてを否定するものである。本来ならばまったく新しい政党の出現を期待し、そこに政治的思いを託したいところだ。
しかし現実の政治状況や選挙制度の下では、そのような新党の出現を期待することは非現実的である。
そうであれば、野党第一党の民主党にその思いを託するほかはない
民主党が負ければ自公政権が続く事になる。これは論外だ。
民主党が中途半端に勝てば政局は混迷、停滞する。一般国民には、これ以上政治の混迷、停滞を許す余裕はない。
民主党には、圧倒的勝利をおさめ、その勢いを持って今までの自公政権にできなかった新しい政治、政策を進めてもらうほかはない。
民主党のマニフェストはぶれる、あるいは大衆迎合だ、などと、自公政権やメディアが最近やたらに民主党批判に熱心だ。
もはやこうでもしない限り民主党攻撃の手はないかのようだ。
しかしこんな批判に惑わされてはいけない。
考えてみるがいい。国民の声に応えてマニフェストを変える事のは当然だ。どこが悪いというのだ。
大衆迎合という言葉で国民をばかにするような政党が、どうして政権を取れるというのか。
民主党の問題は、むしろそのマニフェストが、まだ不十分、不徹底であるということだ。
それでも自民党のマニフェストに比べればはるかに好ましい。
重要なことは、マニフェストを実現しなければ責任を取ると鳩山民主党代表が公言していることだ。民主党はもう後戻りできない。公約違反はできない。
という事は、今までの自公政権や自公政権の政治家と違って、民主党は無責任ではないということだ。マニフェストは確実に実現されるということだ。
そのような民主党が圧勝し、より強い政権になること、そして我々の求める政策を一つでも多く、確実に実現させる事、これこそが我々一般国民が願うことだ。
鳩山民主党は、特定の政党やイデオロギーを持たない我々一般国民が、はじめて手にする自分たちの政党となりうる可能性がある。
我々一般国民が新しい政党を作ることが出来ない以上、そして政治に直接かかわりたくない以上、鳩山民主党を支持し、それをわれわれの政党につくり変えていくしかない。
そして、その民主党が、政権政党になったとたんわれわれを裏切るようなことになれば、我々は直ちに民主党を見捨てればいいのだ。
民主党は我々一般国民を裏切ることはできない。裏切れば二度と政権をとれない。民主党は我々一般国民とともに歩むしかない。
これを要するに、民主党という名の我々一般国民の政権政党が初めて生まれつつあるということだ。
我々が民主党政権を作っていく、監視していく、今後の政局は、こういう観点から一般国民は捉えるべきなのである。