九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「沖縄」の歴史と現実を知ってください! 阪井芳貴

2009年09月20日 19時51分14秒 | Weblog
★今回、「昭和区平和の集い」の講師として元沖縄県知事の大田昌秀氏をお迎えし、沖縄の問題を学ぶことによって平和や九条の意義を再確認することとなりました。ところが、集いへの参加を呼びかける中で大田さんって誰?とか、旬を過ぎた人!とか、中には今何故沖縄?といった声さえ聞きました。九条の会ではこうした現実を直視し平和の原点である沖縄問題につぃてもっと深く知ろうという話が出てきました。
 話し合いの中で、沖縄問題について造詣が深く地元で活躍してみえる先生が近くにおみえになることが分かりました。
 名市大教授の阪井芳貴教授です。そこで、先生にお願いして沖縄の歴史は無論、新しい問題についても分かりやすく語っていただくことになりました。
 今回はその手始めとして上記のタイトルで投稿いただきました。今後も引き続き投稿願う予定ですご期待ください。  (昭和区九条の会会員 まもる)

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1.「沖縄」の歴史と現実を知ってください!     阪井芳貴

 初めまして。名古屋市立大学大学院の教員をしております阪井芳貴と申します。日夜沖縄のことを考えている重症の沖縄病患者で、沖縄県から、美ら島沖縄大使を拝命しております。
 さて、みなさんは、沖縄にどのようなイメージをお持ちでしょうか? 沖縄にお出かけになったことのある方はたくさんおられると思います。観光で行かれると、おそらく、沖縄の明るい面、愉しい面、琉球王朝のすばらしい歴史文化、そして日本中探してもここにしかない美しい自然に触れて、沖縄っていいなぁ、日本じゃないみたい、やっぱり癒しの島だわ、などというイメージをますます強められたかも知れません。
 また、沖縄出身の俳優やミュージシャンの活躍や、名古屋のいろいろなイベントで目にするエイサーなどをごらんになって、沖縄の音楽や芸能に魅了されている方もたくさんおられると思います。
 たしかに、その通りです。沖縄は、すばらしい文化と自然を有した独自性を発揮して、本土にない魅力を発信しています。私も、その魅力にとりつかれたひとりです。
 でも・・・。
 では、沖縄県民・ウチナーンチュは癒しの島の住人、楽園の住人なのか、というと、それは違います。県民所得はダントツ万年全国最下位、完全失業率は万年全国最高、最低賃金も全国最低水準、離婚率も全国一を争う、というように、決して楽園をイメージできる数字ではありませんね。
 つまり、実際のウチナーンチュの生活は、数字で比較すると、とても苦しいのです。にもかかわらず、観光で経済を成り立たせるしかない沖縄は、癒しの島のイメージを外に発信せざるを得ない、逆に言えば、本土が沖縄にそういうイメージを求めている、ということだと思います。
 これは、罪作りなことだと思います。なぜか。

 現在名古屋市博物館で開催中の「あんやたん写真展」をごらんになると、その理由がおわかりになると思います。
 本土防衛の捨て石とされた沖縄は、悲惨な沖縄戦の後、こんどはサンフランシスコ講和条約によって完全に日本本土から切り離され、アメリカ軍の施政権下、常に理不尽に抑圧された状況下に置かれます。それが27年も続いたあと、なんとか日本国の沖縄県として「復帰」してからも、他府県にはない開発振興策などが施されたにもかかわらず、前述のように本土との格差は縮まらず、しかも米軍基地は復帰前と変わらず存在し、極めて偏った負担をさせられるという不公平な扱いを受け続けています。
 そんな64年間に、絶えず闘いを繰り返してきたことが、写真を通して理解できると思いますし、にもかかわらず力強く沖縄のアイデンティティに誇りを持ち暮らしてこられたウチナーンチュのエネルギー、言い換えればしたたかさに、脱帽せざるを得ないのですが・・・。
 そういう歴史や現実に目を向けず、癒しの島を装い続けることを求めるとは、罪作りなことだと思いませんか?

2.沖縄の「環境」問題

 私は、沖縄本島中部の宜野湾市というところで暮らしたことがあります。沖縄国際大学という私立大学に国内留学するため、大学近くのアパートを借りたのです。この大学、ご存知の方も多いと思いますが、キャンパスが米軍の普天間基地に隣接するという特殊な立地の大学です。そこに近いアパートに住む、ということは必然的に基地のすぐそばに住む、という滅多にない機会となったわけです。
 その結果、私と家族は、米軍基地問題を身体を通して知る、ということになったのです。年中、そして一日中(つまり深夜にも)米軍の航空機の離発着の騒音と危険にさいなまれ、また、有事の際に沖縄駐留の米軍がどういう動きを見せるのかを目の当たりにすることになりました。
 これが、沖縄の最大の環境問題だと、私は思っています。もちろん、基地を抱える地域、横須賀・立川・厚木・岩国・三沢などなども同様ではありますが、沖縄本島全体に占める米軍基地の面積の割合や基地の役割の重要度から見れば、他の地域と同列に見ることはできないと思います。
 長い返還交渉が実り、沖縄側に返還された土地も、すぐに利用できるわけではありません。長年の基地使用の間に弾薬や燃料などが及ぼした土壌汚染などを入念に調査しないと、使えないのです。また、基地の跡地利用においても、新たな開発による海洋汚染などを引き起こしてきた経緯があります。
 沖縄本島を取り囲んでいたサンゴ礁は、沖縄戦直後からみると90%消滅してしまったというデータがあります。ほとんどが、リゾート開発や生活排水、基地からの排水が原因です。つまり、観光振興のための開発が、観光の最大の目玉であるサンゴ礁の海を破壊してきたのです。このままでは、沖縄の観光の根幹を失い、観光立県は成り立たなくなるかもしれないのです。そして、それは沖縄だけの問題ではすまない問題を内包しています。サンゴ礁には、海に住む生物の60%が生息するとも言われているからです。
 いっぽう、緑豊かなやんばるの森にも、上空には米軍ヘリが飛び交い、地上にはハブ退治のために持ち込んだマングースによる生態系破壊が進んでいます。泡瀬干潟という沖縄本島中部東海岸に広がる世界的に有数の干潟も、開発のために埋め立てられようとしています。政権交代により、その工事が中断、そして中止になりそうだという朗報はありますが、開発と環境保全の問題は、県内各地でいつもせめぎ合いを続けてきました。 これらはすべて、人間がもたらした危機です。そこに、沖縄の経済振興の課題がリンクしていることも重要なポイントです。
 ところで、沖縄は、自分たち(及び先祖たち)は自然の中で生かされてきた、という意識を大切に守っている希有な人々がまだまだいるところでもあります。それが、祭や芸能をしっかり継承するという姿勢となって表れているのですが、日々の生活の中に祈り・拝みがあり、目に見えないもの=神を信じ、人知を越えた存在である自然に対し敬虔に接する心が受け継がれるならば、沖縄の環境問題は、いつか良い方向に向かっていけると信じています。その可能性が、まだかろうじて残されているのが沖縄だと思います。
 ただ、それはそれとして、私たちヤマトゥンチュは目の前の沖縄の環境のこれ以上の破壊を食い止めるべく、やれることを見つけ実践しなければならないと思っています。



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
阪井 芳貴
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外務官僚のヒアイ国的行動    らくせき

2009年09月20日 18時50分43秒 | Weblog
朝鮮日報より。


 日本で新たな外交路線を掲げる民主党への政権交代が現実のものとなったことで、
日米同盟を維持するため、これまで以上に神経を使うべきだ、
という主張が出ている。
中でも、外務省の審議官を務めたフジ崎一郎駐米大使の最近の発言は注目に値する。
フジ崎大使は先週、米戦略国際問題研究所(CSIS)が主催したセミナーに一般聴衆として姿を見せ、
日米同盟の将来について司会者の質問に答えた。
このセミナーには、国務省で対日政策の責任者を務めるカート・キャンベル次官補
(東アジア・太平洋担当)が発表者として出席していた。

 フジ崎大使は、「現在の政権と新たに発足する政権は、
幾つかの課題において差があることは事実だ」と認めた。
その上で、「最も重要なことは、民主党が自民党と同じように、
日米関係が引き続き、日本外交の礎石になる、と主張していることだ」と述べ、
出席者たちを安心させた。
また最後に、「個人的な考え」と前置きした上で、
「米国と日本のような同盟関係を維持していくために、
わたしは常に“三つのノー”が重要だ、と申し上げている。
まず第1に、(同盟国を)驚かせるようなことはしてはならない。
第2に、重要な懸案を必要以上に政治問題化してはならない。
そして第3に、同盟関係を当然のものと思ってはならない」と述べた。

日米関係の将来について、楽観的な見方を示しつつも、
同盟関係を引き続き進展させていくためには、細心の配慮が必要だという点を強調したのだ。
フジ崎大使の発言をすぐ後ろの席で聞いた瞬間、
記者は「大使が公開の場でこのような発言をするほどまでに、
同盟関係の維持のために神経を使っているのか」と思った。

   
朝鮮日報はこの大使の行動を自国の前政権の対米行動にくらべて
良いこととしています。

でも、これは官僚が政治の首を持って引き回していると思いませんか?
過去の同じ様なことをして日本を破滅に導いたのが
軍事官僚たちでした。

軍事官僚の復活を目指す田母神さんのような人もいますが、
まだまだ力は小さい。それに比べて外務官僚は、そのまま生き残って
その根性は健在のようです。
我々こそ日本の将来を真剣に考えているという自負。
それは結構ですが、己の本分をはみだしては昔の軍と同じ。

とても愛国的行動とは思われません。

がんばれ岡田さん。



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経団連はどうするの?  ( JANJANのさとうしゅういちさんの記事)

2009年09月20日 14時49分10秒 | Weblog
さとうさんはJANJANの記事で{ 政治と一体化して大手企業ばかり優遇したことのツケは大きい}として、経団連にも出直しを求めています。      (ネット虫)
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 自民党が野党に転落。政権とのパイプが切れてしまった日本経団連。御手洗会長が、安倍政権時代に入っていた「経済財政諮問会議」も民主党は解散してしまいます。当然ですが、経団連幹部たちの狼狽ぶりが報道されています。

★ 日本が変わる:財界総本山、立ち往生 民主と疎遠、鮮明 「利益団体」と敵視され (毎日新聞)

 民主党は、3年後には企業献金を廃止することも公約にしていますし、「国民の生活が第一」「家計支援」を主張し、総選挙で圧勝しています。民主党が経団連に安易に擦り寄ることはないでしょうし、すべきではないでしょう。
自民惨敗で混迷する経団連の御手洗会長。自民惨敗も彼の「やりすぎ」のせいでもあるが・・。

■調子に乗りすぎた「自業自得」
 それにしても、経団連を代表してくれていた自民党政権をつぶしたのは他でもない経団連幹部ではないでしょうか?
 すなわち、経団連が調子に乗りすぎて自民党と一体化してしまった。そして、日本経済全体ではなく『一部大手企業の利益団体』に堕してしまった。そのつけが今回っているだけではないでしょうか?
 民主党は、資本主義経済も日米安保も肯定する政党です。それでも、「今の経団連」は、叩いておいたほうが政治的に得、ということになってしまいます。

■昔は割合節度があった自民・財界の関係
 冷戦時代、財界は自民党を体制守護者とし、献金を行ってきました。しかし、財界はあくまで、共産主義国に日本がなることをおそれ、資本主義体制護持と日米安保を基軸とする自民党を支えていたのです。
 自由な経済活動ができればそれでよかった。政治に細かい口は出さなかったのです。自民党も自民党で、一定の節度を持ち、インフラ整備と一定の再分配を行ってきました。

■冷戦崩壊・自民下野で変化の兆しも
 冷戦が崩壊したあと、反共という、自民党・財界の共通の錦の御旗はなくなりました。そして、1993年に自民党がいったん野党になったのを契機に、当時の経団連の平岩会長は、自民党への献金の斡旋を中止しました。これは、妥当な判断でした。ポスト冷戦時代の新しい経済界のあり方。あたらしい政治のあり方を財界も政党も両方考える良いチャンスでした。だが、そのチャンスを日本は逸しました。

■小泉以降は自民と一体化
 1994年、自民党は社会党を巻き込み、政権に復帰しました。自民党や財界にとっては批判勢力がひとつ減りました。小選挙区制もあって、社会党が瓦解した(財界がそう仕向けた)こともあり、財界は向かうところ敵なしになりました。特に小泉政権以降、暴走を加速します。
 また、財界としても自民党が政権に返り咲いた際に、自民党との関係を修復するのに苦労した経緯もあり、自民党と財界の一体化が進みます。
 経団連と日経連が合流した日本経団連は、2003年、自民党への政治献金斡旋を事実上再開しました。
 その献金の斡旋の仕方は、経団連が優先政策事項を定め、各政党を採点し、企業に参考にしてもらうものでした。もちろん、自民党が一番評価が高いですから、献金は自民党に集中します。

 ★「優先政策事項」と「企業の政治寄付の意義」について

 このシステムでは、昔のような「体制維持」が目的ではなく、財界が自民党の「政策を買収」するということです。
 おかげで、労働法制の規制緩和、社会保障や地方交付税の削減の一方、大手企業やお金持ち減税は維持・強化されました。
 それより先、経団連や同友会トップが、『小泉・竹中』ネオコン路線の象徴である経済財政諮問会議入り。
 一方で消費者や労働者、中小企業の代表は排除されました。さらに『規制改革会議』ではオリックス会長・宮内義彦さんが議長に就任。
 大手企業、とくにトヨタやキヤノンなどの輸出大手や大手金融などが、我が世の春を謳歌しました。

■格差を拡大し、自爆した財界・自民党
 彼らはただでさえ強いのに、さらに自分たちで勝手に経済というスポーツのルールを勝手に変え放題でしたから、庶民はたまったものではありませんでした。
 しかし、格差が拡大すれば内需は冷え込みます。それでもアメリカ向け輸出が好調なうちはよかった。しかし、それも吹っ飛び、労働者を切り捨てるなど無様かつ無責任な対応をしました。
 そうしたことへの怒りが爆発。財界の代弁者の自民党は「超新星爆発」をしてしまいました。

 ★自民党の「超新星爆発」が止まらない!

■一体化しすぎるとロクなことはない
 経団連は、悟るべきです。『政治と一体化して、調子にのったらろくなことはない。』と。
 自民党は「日本経団連という最大の利益団体に、いまほど支配・従属がひどくなっているときはない」と共産党の志位委員長からも指摘されています。共産党が財界を批判するのは当然ですが、「いまほどひどくなっているときはない」というのが、まさに、的を得ています。
 従って、多くの人にも「チョッと目に余るのではないか」と思われているわけです。自民党の尾辻参院会長でさえ、2009年通常国会の代表質問で、経済財政諮問会議の廃止を主張しました。

■経営者は「下野」でちょうどいいくらい
 まだ、大手企業の企業内労組をつてに、民主党に影響を与えようという『悪あがき』もみられます。おそらく、鳩山総理の温室効果ガス25%カットに対して、労使一体で抵抗しようというあがきかもしれない。
 しかし、経団連のみなさん。下手に政治に口だしはあまりせず、政治で決まったルールをもとに、商売を繁盛させることを考えるくらいがちょうどいいと思います。昔は、トヨタだって、機織機の会社でした。それが自動車に進出したのです。いつまでも「アメリカ依存」の「自民党政治護持」にこだわるのではなく、新しい時代に合わせて、商売を繁盛させていただきたい。経団連加盟企業は、いずれも技術も金も人材もある企業なんだから出来ます。
 政治に介入して、労働者を使い捨てしやすくしてもらうなどして、利益を出す手法はどっちみち、通用しない。そうした安易な手法に頼ることに慣れてしまったのは企業にとり、不幸でした。
 新しい路線への転換のためには、御手洗さんら幹部の総退陣が必要になるでしょう。自民党同様、「解党的出直し」が経団連も必要なのです。
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事務次官会見廃止問題の一視角  文科系

2009年09月20日 10時19分04秒 | 国内政治・経済・社会問題
今民主党が表記のことを考えるのは、一面当然のことだと思う。その次第を書いてみたい。

①従来の官僚たちは、政府見解への自分らの反対意見を意識的に報道させて世論誘導をはかることがたびたびあった。これを「官僚益実現」などの便利な手段としてきた。谷人事院総裁、田母神俊雄氏、防衛庁給油問題での文民統制違反的言動や、厚労省の年金問題でのサボタージュ言動。こうした実におかしな例は、日本国民なら誰でも知っている。こんな例で、官僚の肩を持つような人は極少数であろうし、官僚たちからこんな発言が続きそうな時ならば誰でも「官僚は事務屋のはず、暫く黙っておれ」と言うのではないか。

②政権交代直後の今、民主党がこれを恐れていることは十分過ぎるほどに僕には理解できる。上記の実績を持つ官僚たちが、このどさくさに紛れて何を語るか分かったものではないからである。自民党と一蓮托生で結託してきた者が、意識的にこれを行う危惧すら大いに存在する、今現在でもあろう。

③またこんなときのマスコミが、「政権に反するような官の主張」を興味本位に大々的に報じてきたというのもまた、周知の事実である。マスコミと官の「利益誘導結託事例」さえもまた、数々存在してきた。このことも、ほとんどの日本人が知っていることである。

④こういう事実に対して何の考慮なく、民主党の官やマスコミへの態度をまず今単に「規制強化」という視点だけで見るとしたら、これは滑稽なだけであろう。こんな「滑稽」はまず、自民党にこそ最も相応しいとでも言えそうな。正しい「報道規制反対」と、上記のようなこととをよく区別して話してもらいたいし、時節柄それが重要なときでもあると考えるが、どうだろうか。

さて、以上のことは特に、自民党の例で上に示したように、民主党政権誕生を快く思っていない者が意識無意識を問わず陥りがちな「死角」でもあるのではないだろうか?   
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戦後オキナワ あの日・あの時「あんやたん写真展」 パート1のご案内  まもる

2009年09月20日 09時43分39秒 | Weblog
★私の参加する昭和区九条の会でも会員や市民の皆様にご紹介し、お勧めする企画が目白押しです。ぜひご参加ください。 

□□沖縄タイムス創刊60周年記念企画 
   戦後オキナワ あの日・あの時
 「あんやたん写真展」 パート1 □□
日  時: 9月15日(火)~9月27日
場  所: 9:30(午前)~17:00(入場は16:30までに)
内  容: 名古屋市博物館 三階ギャラリー 第7室
主  催: 「あんやたん」写真展実行委員会
特別協力: 戦争と平和の資料館ピースあいち
       沖縄タイムス社
参加 費: 無料(カンパ歓迎)

「あんやたん」とは、沖縄の言葉で「あんなだった」という意味です。
1945年(昭和20年)3月末から終戦までの5ケ月程で20万余の命が奪われた沖縄戦。
 それに続く過酷な米軍支配。沖縄県民は辛酸をなめ尽くし、ようやく1972年(昭和47年)5月15日、本土復帰を果たしました。
 しかし、現在も在日米軍の75%が沖縄に集中し、辺野古に新米軍基地建設が予定されるなど厳しい現実が続いています。
今回、1945年から2008年までの沖縄タイムス社の写真を通して、「戦争」がもたらした困難な状況のもとで、たくましく生きる戦後オキナワの姿をご紹介します。    

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□□ 沖縄タイムス創刊60周年記念関連企画
      講演会「沖縄の米軍基地ー再編が明かしたウソ」 □□
日  時: 9月19日(土) 15:00~ 開場14:30
場  所: 名古屋市博物館講堂
内  容: 講師 屋良朝博さん 沖縄タイムス論説委員
主  催: 「あんやたん」写真展実行委員会
特別協力: 戦争と平和の資料館ピースあいち
       沖縄タイムス社
参加 費: 500円

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□□ 『冬の兵士・良心の告発』証言ツアー
 名古屋集会 □□
日  時: 9月22日(火・祝) 13:00~
場  所: 伏見ライフプラザ 12F 第一研修室
内  容: イラク・アフガン最前線から帰還したアメリカ兵が来日し、全国各地で『冬の兵士・良心の告発』証言ツアーを開催します。
13:00~ 「冬の兵士」上映
       14:30~ 証言集会
主  催: 「冬の兵士」証言集会名古屋実行委員会
参加 費: 800円(高校生以下無料)
連絡 先: 不戦へのネットワーク 052-731-7517
備  考: 
○ 詳しくは冬の兵士製作委員会ウェブサイトをご覧ください。
     http://wintersoldier.web.fc2.com/
○ 「冬の兵士」
2008年3月13~16日、アメリカの「反戦イラク帰還兵の会(IVAW)」がイラクからの軍の即時撤退を求める集会『冬の兵士』をワシントンで開催。300人以上の参加者の前で、約50人のイラク最前線に立った若者たちがイラク戦争での体験を証言。
「命令がどんどん変わり、動くものは何でも撃った」「イラクの復興支援のはずが、間違ったことをしてきた…」勇気を持ってイラクでの体験を語ることで、戦争の事実を知らせ、占領を終わらせることが目的。その証言を日本語訳でまとめた
書籍『冬の兵士』が岩波書店から先日発行された。



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