九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「腐臭のタライに、巨大魚二匹。」 選挙制度はこれでいいのか?      まもる

2009年09月06日 21時36分34秒 | Weblog
★産経新聞が次のような記事を載せている。
民主党が圧勝したさきの衆院選と自民党が勝利した平成17年の衆院選は、特定政党が「地滑り的勝利」を収めるなど、小選挙区制度の特徴が顕著に表れた。一方で、少数党の埋没傾向が強まり、制度自体の問題点や矛盾点を指摘する声が出始めている。(田中靖人)
 17年9月のいわゆる「郵政選挙」では、自民党が公示前237議席から296議席へ躍進、全480議席に占める割合は61・6%となった。与党の公明党(31議席)との合計は327議席となり、参院が否決した法案を再可決できる3分の2(320議席)を超す巨大与党を生んだ。民主党は177議席から113議席へと減らし、議席占有率は23・5%となった。
 だが、小選挙区の得票率は自民47・7%に対し、民主36・4%と差はわずか9ポイント。特に民主は前々回(15年11月)から0・2ポイントしか下げておらず、得票率が相対的に多い政党が議席数で過大評価される小選挙区制の特徴が強く表れた。
 今回は自民が公示前から192議席減らす一方、民主が196議席増やす逆転現象が起きたが、得票率も自民がマイナス9ポイント、民主がプラス11ポイントとほぼ入れ替わっただけで、得票率と議席数の乖離(かいり)は埋まっていない。
 欧州諸国では、得票率と議席数の差を嫌う傾向が強く、英国を除き、下院において、得票率に応じ議席を配分する比例代表制を採用する国が多い。
 日本も全480議席のうち180議席は比例代表で選出し、緩衝機能を持たせている。民主党はマニフェスト(政権公約)で、「衆院比例定数の80削減」を掲げる一方、公明、社民、共産は小選挙区制の弊害を訴えてきた。
 その比例代表だが、今回の衆院選で「勝ち過ぎ」た形の民主党は、近畿ブロックで比例獲得議席に比べ候補の数が足りず、2議席分の資格を失うという“珍現象”が起こった。みんなの党も公職選挙法の規定で東海、近畿両ブロックの各1議席を手放したため、計4議席が公選法に基づき自民2、公明1、民主1と再配分する事態となった。(以上が産経の記事)

 ★さて、今後何回か行われる選挙でどのように収斂し定着していくのだろう。何より権力のタライ回しの二大政党に落ち着きそうであるが、それが国民にとっては最大の不幸となる。
 自民党長期政権も困ったが、自由・民主二党ウルトラ長期タライ回し政権はもっとゴメンである。
 何より困るのは巨大二党のチェツク勢力の消滅である。
 腐臭漂うタライに巨大魚に匹のじゃれあいは身の毛もよだつ。
 新鮮な水と魚が供給されねばならぬ。
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オバマ大統領に、アフガニスタンからの撤退を求めるメールを!!        ネット虫

2009年09月06日 18時40分32秒 | Weblog
★グループメールの仲間(寺尾さん)から「オバマにアフガニスタンからの撤退を求めるメールを」という連絡をもらいました。アフガン人もアメリカ人にもこれ以上無益な戦争で死んでほしくない。そんな願いの一助になればと思います。ご協力ください。
===================
寺尾です。

朝日9月4日朝刊によると、アフガン駐留米軍司令官のマクリスタル将軍が「戦況評価報告」でアフガニスタン戦略の見直しを示唆したのを受けて、ゲーツ米国防長官が米軍のさらなる増派を検討している、とのことです。
http://www.asahi.com/international/update/0904/TKY200909040073.html

アフガニスタンでの米兵の戦死者が増えていますが、何よりもアフガニスタンの民間人の犠牲が急増しています。4日には空爆によってアフガニスタンの市民ら90人以上が死亡、と朝日9月5日朝刊が報じています(asahi.comにはまだ記事が出ていません)。

来週にもオバマ大統領がアフガニスタン戦争を今後どうするか検討するという緊迫した情勢に対応して、アメリカの Voters for Peace がアフガン戦争に反対し米軍の即時撤退を求めるメールをオバマ大統領にいそいで送ろう、と呼びかけています。

★以下のサイトから誰でもメールを送ることができます。
下記アドレスを右クリックするとHP「ねこまたぎ通信」が検索できます。そこから入ってください。

http://salsa.democracyinaction.org/dia/track.jsp?v=2&c=P2hDJTwAZT5SIaVD81NX2YmgelSIRQ47

右側の上から半角ローマ字で記入。
First Name*(名)
Last Name*(姓)
Email*(メールアドレス)
Street*(町)
Street 2(丁目、番地、他)←書かなくてもよい
City*(市)
State/Province*(州を選択)←チェックをクリックして
一番下の Other を選択
Zip/Postal Code*(郵便番号)←半角数字で*印は必ず記入。

左の手紙の下の Send My Message!(メッセージを送れ)をクリックしておしまいです。

手紙の内容は、以下の通りです。

========= ここから ========

I Oppose the Afghanistan War
私はアフガニスタン戦争に反対します。

Dear President Obama:
オバマ大統領 様

I understand that General Stanley McChrystal has conducted a review of the situation in Afghanistan and is urging an escalation on all fronts.
私の理解では、スタンレイ・マクリスタル将軍がアフガニスタンでの戦況見直しを行い、すべての前線で作戦をエスカレートするよう強く求めています。

Please do not take his advice. Escalation will put the United States deeper into a war-quagmire that will be difficult to escape. The time is now for the reversal of policy that will bring U.S. troops home now.
どうかマクリスタル将軍の助言を受け入れないでください。
作戦拡大は抜け出すことの困難な戦争の泥沼に合州国を深く突き入れることになるでしょう。今こそ米軍を即時帰還させるよう政策転換する時です。

A majority of Americans oppose the war. This is coming from all segments of the American population. Even commentators who generally support military action, like George Will, are saying it is time to get out. As he points out "The war already is nearly 50 percent longer than the combined U.S.
involvements in two world wars." These years of war demonstrate the failure of military action as a strategy in Afghanistan.
アメリカ人の過半数がこの戦争に反対しています。国民のすべての階層でそうなっています。ジョージ・ウィルのようないつもは軍事行動を支持している評論家たちさえ、抜け出す時だと言っています。ウィルが指摘しているように、「この戦争は二つの世界大戦に参加していた期間の合計よりも約50%長くなっています」。
戦争がこのような年月続いたことが、アフガニスタン戦略として行った軍事行動の失敗を実証しています。

The United States cannot afford to keep borrowing money to fight this unnecessary war. The U.S. military is exhausted.
U.S. troops are overtaxed and do not have the energy to fight this war. There is no one who can guarantee that adding tens of thousands of more troops will ensure victory in Afghanistan. Even General McChrystal cannot make that promise. Please do not command more lives and treasure to this mistaken war.
アメリカ合州国は必要のないこの戦争を遂行するためのお金を借り続ける余裕はありません。米軍は疲れ果てています。
米兵たちは酷使され、この戦争を戦うエネルギーを持っていません。更に数万の兵士を追加すれば確実にアフガニスタンで勝利する、ということを保証できるものは誰もいません。
マクリスタル将軍さえそんな約束はできません。間違ったこの戦争にこれ以上命と富を勝手に使わないでください。

Americans oppose the Afghanistan war for many reasons. But, at the root of the opposition, is the question: "What are we fighting for?" Frankly, this war makes no sense. Al Qaeda is no longer even in Afghanistan. When the United States kills civilians it creates more enemies and undermines U.S.
security. Every day the U.S. stays in Afghanistan is counterproductive to national security.
アメリカ人は多くの理由からアフガニスタン戦争に反対しています。
ですが、この反対の根源はこの疑問「私たちは何のために戦っているのか?」です。率直に言って、この戦争は無意味です。
アルカイダはもうアフガニスタンに残ってもいません。アメリカ合州国が民間人を殺す時、ますます多くの敵を作りアメリカの安全を損なっています。アメリカがアフガニスタンに居座る毎日が、国の安全にとって逆効果になっています。

Please re-think the Afghan war policy and bring U.S. troops home now.
どうかアフガン戦争政策を考え直し、米軍を今すぐ連れ帰ってください。

Sincerely,
敬具。
              (翻訳:寺尾光身)

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オランダ戦の評価について  文科系

2009年09月06日 17時59分45秒 | スポーツ
例によって、若い友人からメールが来て、返事を書き、「正しい評価」を納得してもらったので、そのやりとりを転載したい。かなり長文であるが、大事な物なので、そのまま転載する。

友人【 完敗でした、やはり世界3位の大きさを感じました。それまでまずまず戦っていた代表が、一点ビハインドとなり急にモチベーションが落ち、ずるずると負けてしまいました。試合後半に解説の松木がしきりと「内田などDFの交代、稲本などの投入、編成を替えてでの陣形への変更」を訴えていましたが原因はそれだけでしょうか、コウロギの投入はよかったと思いましたが本田はやはり機能していなかったし(玉田の方が点を取るという事では可能性があったような)久しぶりに手に汗を握るような展開でしたが、TVのスイッチを消すのが空しい最後でありました】

僕【 あのゲームをマイナスにだけ評価してはいけないと思う。それは今後に役立たない勝敗至上主義であるうえに相手が非常に格上のチームなのだから、自チーム改善に生かすべき評価も見誤ってしまうことになる。僕は詳細に経過をメモしながら観ていたから、そのことがよく分かる。何よりも、前半と後半(の後半20分以降)では違うチームであった。岡田もファンマルバイクも異口同音にそう語っていた。その内容をまとめれば、こういうことであろう。
「前半に見せた組織技術と走力は世界でも一流のものである。が、そこで『シュートが枠に飛ばないので、それほど脅威でなかった(ファンマルバイク)』。あの走力の強化、できれば最後までの持続と、どんなスピードや体制でもシュートを枠に飛ばす技術訓練とが今後最大の課題ではないか」
シュートを枠に飛ばすということでは、石川、本田、香川の練習からヒントを取って、代表の参考にしたらよい。彼らは皆、MFである。本当に特別な練習をしていると思う。
また、このゲームで走力のないものはますます使えないことが判明した。小野や稲本はそれで使われないのだろう。本田も多分ダメだと思う。長友、岡崎、内田、長谷部が相手と競り合って、時にははね飛ばし、焦った相手からイエローを取るほどの走力、体力を示していたのは、非常に頼もしかった。全員他人よりも走り続けられるから、初めから躊躇なく挑戦、攻勢ができるということだ。小野、稲本、本田や多分森本にも、これはできないと思う 】

僕の追伸【 追伸です。  僕が上に述べたことはほぼ正しいけど、付け加えることが出てきた。スポーツアネックスにこんな記事があった。
『「日本の場合、全体として戦っていくことが必要。1つでもピースが欠けると攻撃は足りなくなり、守備も守れないということがはっきりした」。その(岡田監督の)言葉は、後半から玉田に代え、左MF、トップ下としてテスト起用した本田の“落第”を意味するものだった。 オレンジ軍団のお株を奪うサイド攻撃でゲームを支配した前半とは180度違った後半。攻守のバランスが崩れ、終盤は3失点を喫した。岡田監督は「最初(のプレス)が抜けると後ろだけでは止められない。今はまだ90分、やり通せない」と説明した。それは途中出場の本田が原因か?との問いには「本田の責任だけではないが…」と』
『ピッチ内も同じく、バランスの崩壊に混乱していた。中村は言う。「後から入った人がもっと走らないと。後半も体力でやられたわけではない。1人(の守備が)ずれれば、守備がはまらなくなる。後から入ってきた人も含め、守備をしない人がいると厳しい」。浮き彫りとなった課題点を辛らつに話した』
つまり、後半(の後半)の崩れが、体力だけではなく、上に見たような原因もあったということだ。それでも後半20分までもったというのは逆に希望が持てる。確かに、僕のメモでも「後半22分、せめぎあい、日本のプレッシャーにあわてる場面、続く」とあった。
得点力不足については俊輔がこう語っていた。
『「点が入った場面がすべて。(オランダは)崩さなくても得点ができる。ゴール前での強さを感じた」。永遠の課題である決定力不足に関して、中村は苦言を忘れていなかった。「(前半に)点を取らないといけない。例えば玉田が(シュートを)ふかしたけど(完全に崩していないのに)スナイダーは決めている。ああいうのはJリーグではないこと」』】

友人【 頂いたメールをじっくり拝読、未だ自分の付和雷同した視点に恥じ入りました。興味本位的サッカー評論は見ない事にします。何のための試合だったのか、その目的は柔道で言うなら黒帯の人と当たり、自らの欠点を明らかにすることでした。Tさん(僕のこと)に頂いた内容を読み、0-5でフランスに負けた「サンドニの悲劇」から日本は何も学んでいない・・というセルジオ越後のリポートは愚論でしかないのもよく分かりました。サッカーが常に進化している競技だという醍醐味、私は岡田のすべてを信頼しているわけではないのですが、ああ、この人は何か頭の中にWCへ向けての熟成させつつあるプランがあるのだなと感じました。そしてオランダ代表監督のコメントからは冷静な分析(危機意識)を感じます、度重なるファウルを見て、彼らの焦りを感じ、またそこまで後半20分まで戦えた日本は戦果アリでした。
さて、選手一人一人のコメントを読んで(実は普段あまり試合後のインタビューとかは見ないようにしていましたが)意外に日本人選手たちがそれほど焦っていないというか、まあ負けはしたけど、反省点はあるけど(ペース配分やプレス、シュートの精度とか)怖くはなかった、と語っている点に驚き、また安心しました。今回の一番残念なのが期待していた本田の出来が案外大したことがなかった事、試合開始直後、足首を痛めた中村俊輔がどうも精細を欠いてしまった点、ヘッドとかで決めてくれるかな?と期待していたトゥーリオが目立たなかった事、かな。最後にまた譫言かもしれませんが、松井がいたらどうだったかな?とふと考えました。面白い一戦でした】

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<民・社・国、外交安保政策を8日に再協議> 民主党に政策合意の要求を     ネット虫

2009年09月06日 15時00分46秒 | Weblog
★新聞報道によれば

<連立協議>外交安保政策は週明けに再協議…民・社・国
9月3日23時21分配信 毎日新聞

 民主、社民、国民新の3党は3日夜、国会内で、連立政権樹立に向けた政策責任者による2回目の政策協議を開いた。速やかに対応すべき課題として、2日に合意した新型インフルエンザと災害に加え、新たに雇用問題を加えることで合意。ただ、民主、社民両党間で開きのある外交・安全保障政策では合意に至らず、週明けの8日に改めて協議することにした。

 政策協議には、民主党の直嶋正行政調会長と社民党の阿部知子政審会長、国民新党の自見庄三郎政審会長が出席。阿部氏は外交・安保政策について、(1)日米地位協定の再協議と沖縄などの基地問題(2)アフガニスタンの国家再建に向けた支援の検討(3)アフリカ・ソマリア沖の海賊対策は海上保安庁を主体--の3点を盛り込むよう求めた。一方、自見氏は郵政事業見直しを改めて要求した。【西田進一郎】
 とのことです。

★連立政権の合意が急がれています。民主党に政策合意を迫ろう!!!]
 外交・安全保障がネックになっているといいます。民主党に大局的見地から合意するよう求めます。そのために、民主党に政策合意の要求を伝えたいと思います。
要求内容は
1)日米地位協定の再協議と沖縄などの基地問題(2)アフガニスタンの国家再建に向けた支援の検討(3)アフリカ・ソマリア沖の海賊対策は海上保安庁を主体--の3点を盛りこむことです。

民主党に政策要求をしましょう。

民主党政策調査会長 直嶋正行 FAX3503-2669
http://www.naoshima.com/info@naoshima.com




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10月の参議院補選に民主を支援するか?しないか?     ネット虫

2009年09月06日 10時14分06秒 | Weblog
私の意見
★メール仲間の太田光征さんから、「10月の参院補欠選挙、民主党に勝たせてはいけない」というメールをもらいました。私には違和感があります。まだまだ民主党を支えてやる時でしょう。

太田氏の意見。
★来年の参院選の結果とも合わせ、民主党の単独過半数を許さないことが大事です。今度の参院補選では、民主党議員を増やす意義はなく、自民を応援したほうがいいでしょう。棄権や勝てない野党候補への投票ではなく。
============================
新聞記事

「小沢幹事長」次の一手は… 自民の票田切り崩し?
                 9月5日7時56分配信 産経新聞

 民主党の小沢一郎代表代行が幹事長に就任し、党運営を一手に担うことが決まった。来夏の参院選で単独過半数を獲得することで衆参ねじれを完全に解消し、政権基盤をより強固にする戦略が透けてみえる。下野後もなお混迷する自民党を壊滅させるため、小沢氏はどんなシナリオを描いているのか-。

 小沢氏が直面する課題は10月25日の参院静岡、神奈川両選挙区の補欠選挙だ。参院民主党は108議席で、社民、国民新両党などを加えても123議席、半数(121)をギリギリ超えたにすぎない。

 このため、2つの補選は、「政権奪取の勢いを止めない」という意味合いだけでなく、衆参ねじれを防ぐ上でも絶対に負けられない選挙となる。加えて神奈川補選は、衆院選直前に浅尾慶一郎前参院議員が民主党を離党し、みんなの党から衆院選に転出したことに伴う選挙だけに「メンツをかけた」戦いとなる。

 選挙で「風」に頼ることなく集票マシンをフル活用することが小沢氏の選挙スタイルだ。これまで小沢氏は日本労働組合総連合会(連合)の高木剛会長と良好な関係を築き上げ、戦績を重ねてきた。今回の衆院選でも、小沢氏は投開票日翌日の8月31日にまず都内の連合本部にお礼に訪れたほどだ。次期連合会長に内定した古賀伸明事務局長は小沢氏と二人三脚で地方行脚をした関係にあり、連合との関係はますます強まる公算が大きい。

 次にうわさされるのが、自民党の集票マシンである業界団体の切り崩しだ。もともと業界団体は、「業界の利益を政策に反映させる」ことを目的にしているだけに野党となった自民党への失望感は強い。すでに医師会の一部は民主党支持に傾いており、建設業界、農業団体などの切り崩しは時間の問題だといわれる。

 参院選で業界団体が動かなければ自民党は大打撃となり敗北は濃厚となる。業界団体選出の自民党参院議員は足場を失い、揺さぶれば、民主党にすり寄る可能性もある。そうなれば、衆参ともに民主党の足場は盤石となり、長期政権も視野に入ってくる。

 このように小沢氏の「剛腕」は当面、自民、公明両党に向けられるとみられ、自民党は戦々恐々だ。だが、権力が増せば次第にその力は内向きに働き出す。連立与党となる社民、国民新両党も“小沢パワー”の増大におびやかされることになりそうだ。(産経の坂井広志氏)

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小泉と小沢の闘いはまだ終わっていない    (天木ブログより)  ネット虫

2009年09月06日 08時15分50秒 | Weblog
今後の政局はどうなるか。
 それは一言で言えば、自民党復活の動きと、鳩山民主党の確立の、どちらが先に駆け着くかの、「駆けっこ比べ」。
 どちらが早く、メディアの視聴率稼ぎの主導権を握るかである。

 民主党が320ぐらい議席を取っていれば、そして自民党が100議席を割り込んで古い政治家が一掃されていれば、目の前で繰り広げられている自民の醜態、民主の混迷はなかっただろう。
 振り返ってみれば、あの時もう少し勝っていれば、と民主党はほぞを噛む事になる予感がする。

 勝負のカギは鳩山民主党よりも、駄目自民党が握っている気がする。
 確かに今の状況では自民党の復活はおぼつかない。まったく先行きが見えない体たらくだ。
 その限りにおいては民主党には余裕があるように見える。
 しかし自民党の復活を望んでいる国民が76%もあるという朝日新聞の世論調査の結果が流れた。
 自民党の中で、ひそかに復活の野心を燃やしている能力と気力のある者が、この数字に勇気づけられたに違いない。

 自民党はどのような形で復活できるのか。

 世間で言われている町村とか舛添とか石原とか石破とか谷垣とかを押し立てた復活はありえない。
 もしそのような事で復活が図れると、森や青木が考えているとしたら、民主党はどんなに内部事情を抱えていても、枕を高くして寝ていればいい。
 民主党が警戒すべきは、「敵失による政権交代」という熱狂なき圧勝を、はるかに上回る、大衆迎合的な熱い風を復活自民党が吹かせる時だ。
 その風を吹かせることのできる人物が、新しい保守政党をつくる時だ。
 
 それは常識的には橋下大阪府知事である。味噌をつけた東国原であるが、まだ人気はある。彼が橋下に参加してもいい。
 今のところ橋下は自民党を見限って、地方分権では民主党により共感を持ってエールを送っている。
 しかし橋下を旗印にした新たな保守新党の要請が出てくれば、一転して橋下は民主党に対抗する政治勢力となるだろう。

 しかし、橋下さえも上回る人物がいる。
 それはズバリ小泉進次郎だ。そして、それを願う、親ばか小泉純一郎だ。
 日本をここまで破壊した小泉純一郎に、今更誰が熱狂するか、と思う人が多いだろう。
 批判の強い世襲息子にどこまで支持が広がるかと疑問を呈する人がいるだろう。
 しかし現実はそうではない。
 今でも小泉人気は衰えていない。政策とか、世襲とか、そんなものは関係ないと考える国民がいる。
 世襲批判をもろともせず、そして政権交代の嵐が吹きすさぶ中、小泉進次郎は見事に相手候補を玉砕した。

 父親である小泉純一郎がそれを見逃すはずはない。
 小泉元首相が、若手の優秀な人材を小泉進次郎のもとに結集させ、民主党のマニフェストを上回る、本物の官から民への改革を叫び、社民党や労働組合に揺さぶられている情けない小沢民主党を厳しく攻撃するようになると、一気に情勢は変わる。
 古い自民党はぶっ壊れるが、大勝したはずの民主党を脅かすあらたな保守政党ができる。
 それが政界再編の台風の目となり、来年の参院選挙に突入していく事になる。
 小沢と小泉の闘いは終わらない。 

★ 詳しくは今日の天木直人のメールマガジンを参照下さい。
 他も次のテーマで書いています。
 「押尾事件を追及しない警察と大手メディア」

  ☆天木直人メルマガ懇親会のお知らせ

 以下のとおり懇親会を再開します。参加費は無料。ただし会場借料を参加者の人数に応じて分担させていただきます。概ね100円から500円見当です。
 当日は受付も何もしません。無断欠席、途中参加、退席自由です。

                   記

9月20日(日)   名古屋(愛知県)懇親会
            場所 愛知県勤労会館鶴舞プラザ
            名古屋市鶴舞(JR中央線、地下鉄鶴舞線鶴舞駅
下車徒歩7分)鶴舞駅下車徒歩6-7分)
            時間 13:00-17:00

10月03日(土)  豊橋(愛知県)懇親会
            場所 豊橋市民文化会館 第三会議室
            〒440-0862豊橋市向山大池20-1
             TEL:0532(61)5111
             FAX:0532(64)1356
            豊鉄バス(豊橋駅前4番乗り場)
            岩田団地線・西口線・飯村岩崎線・金田住宅線台町
            バス停下車徒歩3分
            駐車場158台
            時間 13:30-16:

Posted by 天木直人 | Trackbacks[0]
http://www.amakiblog.com/archives/2009/09/post_1240
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”日本大好きさん”との旅(2)   文科系

2009年09月06日 00時28分30秒 | 文芸作品
安宅の関へ行く途中で、パーキングエリア「安宅」の食堂に入った。僕が「海鮮どんぶり」を注文したら、全員がそうなった。生魚ばかりの、まー、丼のちらし寿司である。カナダからのお二人がぺろっと全部平らげたのには驚いたものだ。 藤田さんのオゴリとなった。

安宅の関の見ものはほとんど、義経歌舞伎だけの世界であった。「講釈師、見てきたような嘘をつき」のたぐいなのだろう。立て看板や資料などの年表説明も「○○年頃」とか、「~と言われている」などと、ずいぶんぼやかした表現になっていたのは、史実が何も明らかでないけどとにかく名所を造ったということではないか。けど、僕は、Hさんにそれを言うのは遠慮しておいた。

藤田さんと別れて、那谷寺、片山津温泉街などを回ってから、橋立港の小さな大衆食堂で夕食を摂った。やはり、マグロ定食というのを全員で注文し、4人ともまたしても見事に平らげた。本当に刺身が好きな外人さんである。なお、次の日の金沢・兼六園広坂下での昼食も「海鮮どん」だったから、毎日刺身でもかまわない外人さんと断定しても良いのだろう。

さて、ホテルに入って、温泉につかった後に、「僕の幸せ」タイムが待っていた。娘のKさんが、カナダからギターを持ってきていたのである。聞くところによると「先生について1ヶ月、練習せねばならないから」ということらしい。僕も、「1泊の旅行なら必ずもうギター持参」を通してきた人である。練習をしない日があるのが不安なのであって、もう半ばギター中毒というところ。こんな二人であれば「ギタータイム」が持たれるのはもう必然の成り行き。易しい合奏の時間をかなり持ったのだった。彼女の初級教科書内容が半分ほどは二部合奏になっていて、それを初めから順にやっていったのだ。といっても、彼女が習ったところまでのことだが。このKさん翌日には、さらに2ページほど進んでいてそれを合わせたから、かなり好きで、根気もある人柄のようだった。2日で都合3時間ぐらい合わせたろうか。楽しかったなー。音楽は世界共通語だから、こういう時には本当に良い。
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