九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

最高裁判事審査のスタンディング運動の報告     まもる

2009年09月01日 22時47分22秒 | Weblog
★先日、裁判官審査についての報告を載せましたが、今日は全国各地で行われた「スタンディング運動」についてグループメールで送られてきたものを紹介します。
 この運動は、国民審査を実効あるものにしようと、ネットを通じて討論し合った結果、投票所にプラカードを持って黙って立ち、落とすべき裁判官の情報を投票に来た人に伝えようというものです。
 この運動は広がりをみせ、スタンディングばかりでなく地域の家へポスティングする運動もあったようです。
 初めての試みで成果については疑問もあるようですが、審査制度や、裁判で争われた問題のアピールにはそれなりの成果があったと思います。
 草の根の民主主義の定着のためにも今後も取り組むべきだと思いました。
====================
①Oさんの報告

当日「スタンディング」をされたみなさんに敬意を表しつつ。 かけ声はかけたものの、結局、当日の一斉運動は実現せず、足を使って、エリア内のポスティングやビラまきを集中させるという方法を試みることになった大阪市中央区の結果をお伝えします。
 お恥ずかしいほどささやかな成果です。
大阪市中央区の結果(「×」の多い順に並べ替えています)。
      出身              全国
竹内 行夫(行政官) 3440票    4,495,571票 ④          涌井 紀夫(裁判官) 3268票    5,176,090票 ①
那須 弘平(弁護士) 3195票    4,988,562票 ②
桜井 龍子(行政官) 2968票    4,656,462票 ③
田原 睦夫(弁護士) 2815票    4,364,116票
金築 誠志(裁判官) 2797票    4,311,693票
近藤 崇晴(裁判官) 2728票    4,103,537票
竹崎 博充(裁判官) 2721票    4,184,902票
宮川 光治(弁護士) 2571票    4,014,158票
全国の順位は④位に終わりましたが、
中央区は、ちょこっとやっただけの結果はかろうじて出たもよう。やれやれ。
何かやれば何かに化ける……?
そう思っていただきたくて流した情報が、空しさを増幅させることにつながらないといいのですが。

② Nさんの報告

私のスタンディングの報告です。
私は午後1時半から5時半まで投票の行われる小学校前でA1サイズの文字紙を持ってスタンディングしました。
ポスターは大きくないと目立ちません。
私のは白黒でしたが、カラーが断然いいですね。 車や自転車で来る人が半分くらいいました。(車は学内に駐車)
歩いてくる人も、全く関心を示さない人、一瞥して通りすぎる人が多く、熟読してくれる人はまばら。それでも、なかには「わかった」と言う人、また「×をつけるというのはやめさせることやな」と言って投票所に向かう人も。
帰る際に全員に×をつけてきたと報告してくれる人も2人いました。

考えてみれば、政府の選任した最高裁裁判官を一般庶民がやめさせることができると言うのはすごいことですね。国民審査の形骸化が言われますが、形骸化させた責任の 一端は市民運動している人たちの怠慢にあるでしょう。
私もはじめスタンディングには引いていましたが、思い切ってやってみると、どういうことはありません。
街頭でシール投票する勇気があれば誰にでもできます。
一箇所一人でできるというのもいい。たとえば岡山で10箇所でやるといえばマスコミもきっと関心を示して くれるでしょう。全国的にやるとなればなおさらです。
国民審査を活性化することは、日本の司法を変える最善の道だと思います。
みなさん、次の機会にはぜひ全国スタンディングをやりましょう。

③Iさんの報告

私の地区の投票所前でのスタンディング、午前中3時間、午後3時間を終えて帰ってきました。
台風の余波のような突風と雨でガード下とはいえ、夕方は肌寒くなってきたので、
17時45分に切り上げました。
東西線ガード下の小さな投票所でしたが、さすが人口密集地域!
次から次へと人の波で、私の掲げるボードにも、異常なほどの関心度でした。
警官が2人近寄ってきた時は、どう応対しようかなどと考えていたら、横の舗道に違法駐車していた持ち主を待っていて、注意しただけで、私の行動は眼中にも無い感じでした。連れ合いが写真も撮ってくれたので、あとで詳細を報告させていただきます。
取り急ぎ簡単な報告まで。
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北朝鮮批判のドキュメンタリー放送した中国TV、経営陣が解任の危機

2009年09月01日 18時57分48秒 | Weblog
東亜日報の記事です。(落石)

中国のメディアグループが、7月下旬に北朝鮮の実情を赤裸々に批判する
ドキュメンタリーを放送したが、北朝鮮側の抗議を受け、
経営陣が解任の危機に直面していると、香港メディアが伝えた。

このメデイアは、上海に本部を置く上海メディアグループ(SMG)傘下の
ドキュメンタリー専門「紀実チャンネル」。
6月初めに北朝鮮で撮影した5部作のドキュメンタリー「直撃朝鮮」(写真)を
7月20日から24日まで毎日1部ずつ放送した。

北朝鮮は、ドキュメンタリーの放送後、「SMGが、
北朝鮮社会の暗い面だけを強調した」として、外交チャンネルで中国政府に抗議したと、
香港のサウスチャイナ・モ―ニング・ポストが29日付で報じた。

このため、北京当局は今月初め、黎瑞剛SMG総裁をはじめ、
経営陣と幹部陣を北京に呼び出し、制作や放送の経緯などを追及し、
強く警告したという。

北朝鮮が問題視した内容は具体的に確認されていない。
5部作のドキュメンタリーは、1部当たり24分で、△38度戦への旅、
△激情アリラン、△首領様、△150日戦闘、△神秘的な太陽など、
核実験後の北朝鮮の暗い実情を様々な角度から捉えた。

偶像化や「地上の天国に暮している」というオウム返しのスローガン、
停電が頻繁な平壌(ピョンヤン)最高の病院を紹介するなど、
北朝鮮の実情を告発して皮肉る内容が大半だ。

制作陣は、「北朝鮮の主体思想は、『人が自分の運命の主人公』と強調しているが、
北朝鮮住民が本当に自分の運命を決めているのかという疑問を抱いた」と
取材の感想を明らかにしていた。
現在、このドキュメンタリー関連の記事は、インターネットですべて削除された状態だ。



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アメリカさん、それはないでしょう。   落石

2009年09月01日 13時34分43秒 | Weblog
米国務省のケリー報道官は31日の記者会見で、
民主党が主張する在日米軍再編合意の見直しについて
「米国は日本政府と普天間飛行場の(沖縄県内)移設や、
在沖縄海兵隊のグアム移転について再協議する考えはない」と述べ、
新政権が正式に提起しても応じない考えを強調した。

米政府は従来、再編計画の修正に否定的だった。
民主党を中心とする政権の発足を前に改めて見直しに反対することで、
新政権をけん制する狙いとみられる。

とのこと。
それはないでしょう。
自分ところで政権が変われば、自分の都合を押し付けていません?
民主主義国家のアメリカさん。

いつまでも気前の良いお金持ちの真似は出来ません。
(自前の安全保障を考えないと・・・
といっても軍備増強だけが、と考える短絡思考も
困りますが・・・・)

 
コメント (2)
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平和の白鳩運動 入賞五万円・・・護憲の国民投票標語に応募しませんか?   まもる

2009年09月01日 12時48分54秒 | Weblog
私の参加している「平和の白鳩実行委員会」では「改憲を目論む国民投票運動」に対して「護憲を目指す国民投票運動」を広く市民にアッピールするするために、「護憲の国民投票運動」の標語を募集しています。是非参加してください。

 「応募要項」
①趣旨    まえがき参照
②賞金    入選:一名 五万円 佳作*三名 各一万円
③応募締切  2009年9月9日 必着(当日の消印有効)
④応募方法   
・郵便はがきに作品標語を記入(縦・横書き自由)
・郵便番号、氏名(ふりがな)年齢、電話番号、所属市民団体があれば記入、
・作品はオリジナルで未発表のものをハガキ一葉一点とし、複数記入は無効です
・選考・発表など・・選考は平和の白鳩運動実行委員会・標語選考委員会が審査  し、10月初旬、入賞者に通知します。
・入賞作品の活用・・著作権は白鳩運動実行委員会に属し、護憲活動に使用するほかに、平和反戦わ目的とする 各種イベントに使用し、当委員会以外の憲・平和反戦を目指す個人・団体の自由な使用を認めます。
・個人情報保護について・・募集によって得た個人情報は、厳格に管理しあらゆる問い合わせに応じません。
    
⑤応募ハガキの送り先・・テ456-0032 名古屋市熱田区三本松町21 神宮東ハイツ15-901
(加藤方)平和の白鳩運動実行委員会・標語係
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最高裁裁判官国民審査の結果について思うこと。   まもる

2009年09月01日 09時57分17秒 | Weblog
 総務省は31日、衆院選とともに投票された最高裁判所裁判官に対する国民審査の結果を発表した。審査対象になった竹崎博允(ひろのぶ)最高裁長官と8人の判事全員が信任された。有効票に対する罷免を求める率(罷免率)はほぼ前回並みの6・00~7・73%だった。

 投票者数は前回より200万7404人多い6945万4375人。投票率は前回を1・33ポイント上回る66・82%だった。衆院選の「1票の格差」を巡る07年の最高裁判決にかかわったのは9人のうち3人。この中で合憲とする多数意見を出した涌井紀夫裁判官が罷免率トップに、同じく合憲とした那須弘平裁判官が2位。一方、法律で国民審査の期日前投票の期間が投票日7日前からと規定され、衆院選より4日短いため投票できなかった有権者もおり、投票率は衆院選小選挙区(69・28%)より2ポイント以上低かった。・・・毎日新聞【銭場裕司】

==============

 ◆最高裁裁判官国民審査の結果◆

氏名(出身)     罷免要求票数(率%)

桜井龍子(行政官)  4656462(6.96)

竹内行夫(行政官)  4495571(6.72)

涌井紀夫(裁判官)  5176090(7.73)

田原睦夫(弁護士)  4364116(6.52)

金築誠志(裁判官)  4311693(6.44)

那須弘平(弁護士)  4988562(7.45)

竹崎博允◎(裁判官) 4184902(6.25)

近藤崇晴(裁判官)  4103537(6.13)

宮川光治(弁護士)  4014158(6.00)

 ※告示順、敬称略。◎は長官

★さて今回の審査結果で評価すべき点は

 ①投票者数は前回より200万7404人多い6945万4375人。投票率は前回を1・33ポイント上回る66・82%だった、この事から国民審査への関心が少しは増えたこと。
                                      ②衆院選の「1票の格差」を巡る07年の最高裁判決にかかわったのは9人のうち3人。この中で合憲とする多数意見を出した涌井紀夫裁判官が罷免率トップに、同じく合憲とした那須弘平裁判官が2位。となりそれなりに国民の国民審査に対する意識的なかかわりが増え、個々の裁判官への不信が具体的に表明されたこと。

だと思います。裁判官の国民審査のあり方が今後とも議論され、あるべき姿に改正されることを望みます。また国の制度の民主化を求める諸団体がこの審査に積極的にかかわり、関係するさいばんかんについて評価し審査に臨むキャンペーンをすべきではないでしょうか。
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