★先日、裁判官審査についての報告を載せましたが、今日は全国各地で行われた「スタンディング運動」についてグループメールで送られてきたものを紹介します。
この運動は、国民審査を実効あるものにしようと、ネットを通じて討論し合った結果、投票所にプラカードを持って黙って立ち、落とすべき裁判官の情報を投票に来た人に伝えようというものです。
この運動は広がりをみせ、スタンディングばかりでなく地域の家へポスティングする運動もあったようです。
初めての試みで成果については疑問もあるようですが、審査制度や、裁判で争われた問題のアピールにはそれなりの成果があったと思います。
草の根の民主主義の定着のためにも今後も取り組むべきだと思いました。
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①Oさんの報告
当日「スタンディング」をされたみなさんに敬意を表しつつ。 かけ声はかけたものの、結局、当日の一斉運動は実現せず、足を使って、エリア内のポスティングやビラまきを集中させるという方法を試みることになった大阪市中央区の結果をお伝えします。
お恥ずかしいほどささやかな成果です。
大阪市中央区の結果(「×」の多い順に並べ替えています)。
出身 全国
竹内 行夫(行政官) 3440票 4,495,571票 ④ 涌井 紀夫(裁判官) 3268票 5,176,090票 ①
那須 弘平(弁護士) 3195票 4,988,562票 ②
桜井 龍子(行政官) 2968票 4,656,462票 ③
田原 睦夫(弁護士) 2815票 4,364,116票
金築 誠志(裁判官) 2797票 4,311,693票
近藤 崇晴(裁判官) 2728票 4,103,537票
竹崎 博充(裁判官) 2721票 4,184,902票
宮川 光治(弁護士) 2571票 4,014,158票
全国の順位は④位に終わりましたが、
中央区は、ちょこっとやっただけの結果はかろうじて出たもよう。やれやれ。
何かやれば何かに化ける……?
そう思っていただきたくて流した情報が、空しさを増幅させることにつながらないといいのですが。
② Nさんの報告
私のスタンディングの報告です。
私は午後1時半から5時半まで投票の行われる小学校前でA1サイズの文字紙を持ってスタンディングしました。
ポスターは大きくないと目立ちません。
私のは白黒でしたが、カラーが断然いいですね。 車や自転車で来る人が半分くらいいました。(車は学内に駐車)
歩いてくる人も、全く関心を示さない人、一瞥して通りすぎる人が多く、熟読してくれる人はまばら。それでも、なかには「わかった」と言う人、また「×をつけるというのはやめさせることやな」と言って投票所に向かう人も。
帰る際に全員に×をつけてきたと報告してくれる人も2人いました。
考えてみれば、政府の選任した最高裁裁判官を一般庶民がやめさせることができると言うのはすごいことですね。国民審査の形骸化が言われますが、形骸化させた責任の 一端は市民運動している人たちの怠慢にあるでしょう。
私もはじめスタンディングには引いていましたが、思い切ってやってみると、どういうことはありません。
街頭でシール投票する勇気があれば誰にでもできます。
一箇所一人でできるというのもいい。たとえば岡山で10箇所でやるといえばマスコミもきっと関心を示して くれるでしょう。全国的にやるとなればなおさらです。
国民審査を活性化することは、日本の司法を変える最善の道だと思います。
みなさん、次の機会にはぜひ全国スタンディングをやりましょう。
③Iさんの報告
私の地区の投票所前でのスタンディング、午前中3時間、午後3時間を終えて帰ってきました。
台風の余波のような突風と雨でガード下とはいえ、夕方は肌寒くなってきたので、
17時45分に切り上げました。
東西線ガード下の小さな投票所でしたが、さすが人口密集地域!
次から次へと人の波で、私の掲げるボードにも、異常なほどの関心度でした。
警官が2人近寄ってきた時は、どう応対しようかなどと考えていたら、横の舗道に違法駐車していた持ち主を待っていて、注意しただけで、私の行動は眼中にも無い感じでした。連れ合いが写真も撮ってくれたので、あとで詳細を報告させていただきます。
取り急ぎ簡単な報告まで。
この運動は、国民審査を実効あるものにしようと、ネットを通じて討論し合った結果、投票所にプラカードを持って黙って立ち、落とすべき裁判官の情報を投票に来た人に伝えようというものです。
この運動は広がりをみせ、スタンディングばかりでなく地域の家へポスティングする運動もあったようです。
初めての試みで成果については疑問もあるようですが、審査制度や、裁判で争われた問題のアピールにはそれなりの成果があったと思います。
草の根の民主主義の定着のためにも今後も取り組むべきだと思いました。
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①Oさんの報告
当日「スタンディング」をされたみなさんに敬意を表しつつ。 かけ声はかけたものの、結局、当日の一斉運動は実現せず、足を使って、エリア内のポスティングやビラまきを集中させるという方法を試みることになった大阪市中央区の結果をお伝えします。
お恥ずかしいほどささやかな成果です。
大阪市中央区の結果(「×」の多い順に並べ替えています)。
出身 全国
竹内 行夫(行政官) 3440票 4,495,571票 ④ 涌井 紀夫(裁判官) 3268票 5,176,090票 ①
那須 弘平(弁護士) 3195票 4,988,562票 ②
桜井 龍子(行政官) 2968票 4,656,462票 ③
田原 睦夫(弁護士) 2815票 4,364,116票
金築 誠志(裁判官) 2797票 4,311,693票
近藤 崇晴(裁判官) 2728票 4,103,537票
竹崎 博充(裁判官) 2721票 4,184,902票
宮川 光治(弁護士) 2571票 4,014,158票
全国の順位は④位に終わりましたが、
中央区は、ちょこっとやっただけの結果はかろうじて出たもよう。やれやれ。
何かやれば何かに化ける……?
そう思っていただきたくて流した情報が、空しさを増幅させることにつながらないといいのですが。
② Nさんの報告
私のスタンディングの報告です。
私は午後1時半から5時半まで投票の行われる小学校前でA1サイズの文字紙を持ってスタンディングしました。
ポスターは大きくないと目立ちません。
私のは白黒でしたが、カラーが断然いいですね。 車や自転車で来る人が半分くらいいました。(車は学内に駐車)
歩いてくる人も、全く関心を示さない人、一瞥して通りすぎる人が多く、熟読してくれる人はまばら。それでも、なかには「わかった」と言う人、また「×をつけるというのはやめさせることやな」と言って投票所に向かう人も。
帰る際に全員に×をつけてきたと報告してくれる人も2人いました。
考えてみれば、政府の選任した最高裁裁判官を一般庶民がやめさせることができると言うのはすごいことですね。国民審査の形骸化が言われますが、形骸化させた責任の 一端は市民運動している人たちの怠慢にあるでしょう。
私もはじめスタンディングには引いていましたが、思い切ってやってみると、どういうことはありません。
街頭でシール投票する勇気があれば誰にでもできます。
一箇所一人でできるというのもいい。たとえば岡山で10箇所でやるといえばマスコミもきっと関心を示して くれるでしょう。全国的にやるとなればなおさらです。
国民審査を活性化することは、日本の司法を変える最善の道だと思います。
みなさん、次の機会にはぜひ全国スタンディングをやりましょう。
③Iさんの報告
私の地区の投票所前でのスタンディング、午前中3時間、午後3時間を終えて帰ってきました。
台風の余波のような突風と雨でガード下とはいえ、夕方は肌寒くなってきたので、
17時45分に切り上げました。
東西線ガード下の小さな投票所でしたが、さすが人口密集地域!
次から次へと人の波で、私の掲げるボードにも、異常なほどの関心度でした。
警官が2人近寄ってきた時は、どう応対しようかなどと考えていたら、横の舗道に違法駐車していた持ち主を待っていて、注意しただけで、私の行動は眼中にも無い感じでした。連れ合いが写真も撮ってくれたので、あとで詳細を報告させていただきます。
取り急ぎ簡単な報告まで。