九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「アフガン対策国際会議」を日本政府準備中   文科系

2009年09月21日 14時16分23秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
新政権のホットな外交課題・政策に関わって、小さな記事ですが二つ見つけました。ご紹介しましょう。前者は昨日の中日新聞、後者は本日の毎日新聞です。

昨日の中日新聞のはこう。
日本政府が企画しているのだが、11月、東京にて、高級事務レベルのアフガン対策会議を行うとのこと。参加予定国はアフガニスタン、パキスタン、イラン、アメリカ、EU、日本であり、議長を、ノーベル平和賞受賞者・アハティサーリ前フィンランド大統領に要請したという。その内容は「治安、経済、人道」と書いてあった。
僕は思ったものだ。「日本政府が、アフガン『和平』に金だけではなく、いよいよ外交的にイニシアティブも取るという。普通ならこれは良いことだ。これで、インド洋アフガン給油は約束通りに撤収決定だな。次は『アフガン支援』。ここもいろいろ賑やかになるだろう。大いに議論すると良い」

本日の毎日新聞見出しはこう。
『アフガン支援で自衛隊派遣否定 岡田外相』。内容はこんなふう。
岡田外相が20日、テレビ朝日番組でこう述べたとのこと。
「軍を出していないことで日本がアフガン人に評価されている。各国が撤退を模索する状況で、若葉マークの自衛隊を出すことはあり得ない」
なお、こうも報道されていた。
「具体案については『(アフガンの)警察官の人件費を日本が出して評価されている』として人道支援を検討している」

また僕は思った。「給油」も「アフガン派遣」も、これで無くなったのだろうな。さてこの予測にはご批判続出であろうが、反論などををお聞きしたい。ついては僕の予告編のようなものだけど、昔ここに書いた拙稿を転載しておきますのでご笑覧を。もちろん原文のママで。

【  ISAFにつき賛否はともかく一言  文科系   2007年10月11日
| 国際政治・時事問題(国連・紛争など)小沢民主のISAF参加方針、発言が物議を醸してます。最近コメントでも述べたことですが、一言。

ISAFは国連決議に基づく国際治安支援部隊ということでしょう。これと、例えばイラク戦争の有志国連合部隊とは、概念としてはまったく別のものだと言いたいのです。
丁度、1国内の軍隊や警察と私的軍との違いのように。世界で「有志国」というならどれだけ参加国が多くても「私的なもの」であって、警察ならぬ暴力団連合やその「戦争」やと変わらない。が、警察は警察だと、そういうことです。この区別は大事だと思いますよ。
毎日新聞も今日の社説でISAF参加方針について「日本人が死ぬことになる」と言い立てていますが、暴力団の犬死にと警察の「殉職」とは違うでしょう。それとも、世界には警察はなくても良いと言うのでしょうか。僕はアメリカのような「暴力団」に大きな顔をさせないためにも、「国連の警察機能」は必要だと思いますね。

なお、9条との関連ですが、国連「警察」に参加することは「国権の発動たる戦争」とは、言えないでしょう? 違いますか?

最後に、もう一言。以上のは一つの「論理」であって、僕は、日本がそこに参加せよと語りたいわけではありません。こういうものの存在を主張することと、日本がそこに参加するということとは、また別問題と考えていますし、日本不参加を世界が認めてくれる論理というものも、また存在すると考えていますし、日本はそういう論理を働かせた方がよいとも考えています。
小沢もそういう論理を述べているらしいですね。「軍事部門への参加は慎重に。今は民生支援で」と。そのことが今日の新聞に書いてありました 】

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鳩の上のタカ対ハトの論争がこれから日本を決める(日刊ベリタの記事より)

2009年09月21日 12時13分23秒 | Weblog
★愛読する日刊ベリタの橋本勝氏の21世紀風刺絵の記事は、民主党新政権支持率80%というこの時期に少し「取り越し苦労」「冷や水を浴びせる」というものかもしれないが・・・やはり、平和運動に関心のある私としては共感できるものです。                      {酢芋辛芋}
=================
 総選挙に圧勝した民主党 鳩山政権への準備が急ピッチで進む 衆院では圧倒的多数とはいえ、参院でも過半数をとるためには 社民党と国民新党の協力が欠かせない、そこで連立政権樹立めざして 3党の政策のすり合わせが行われている。 
 だが外交、安保においての民主と社民の隔たりの大きさが大きな壁となる もっとズバリいえば憲法、中でも第9条をいかに考えるかだ 日米安保、沖縄基地、インド洋、ソマリア沖からの自衛隊の撤退 核の傘など、9条をいかに解釈するかの問題がいっぱいだ 社民党としても中途半端な妥協は、党の存在価値の否定となる。 
 もっとも民主党にしても、自民党、旧社会党、民社党の寄り合い所帯みいたい政党なのでこれらの問題についてトコトンやると党の分裂さえ招きかねない自民党議員顔負けのゴリゴリのタカ派もいれば、9条の理想を信じるハト派もいる。  
しかし本質的には鳩山党首も、小沢代行も改憲派であるから、社民党が頑固に9条にこだわり続ければ連立政権からの離脱なんてこともありえる、そして自民党、公明党を巻きこんだ大々的な政界再編がはかられ、大連立による政党が出現ついに憲法改正の悲願達成!?なんて日本の歴史を激変させることも起こりかねない。 
 ハトはハトであり続けるなんていう甘ちゃんの幻想を抱いていたら9条という戦争のない世界を作るための大事な指針を守ることはできないよ。 

★日刊ベリタを是非見てください。          http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200909110000255
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「日本郵政」から三井住友、野村證券が逃げ出した!と報道しています。

2009年09月21日 12時00分03秒 | Weblog
これが「構造改革の本丸」の実態です。(ネット虫)
新自由主義が市場経済の国家からの自立を求めるのではなく、自由化利権を獲得するという本音が暴露されたのが「かんぽの宿」疑惑です。
民主党新政権は「かんぽの宿」疑惑徹底解明を
http://netnews.222.co.jp/netnews.php/articles/detail/SN/40395
郵政解散総選挙では小泉純一郎首相(当時)の台詞「民間にできることは民間に」が支持された。意欲と才能のある民間事業者が役所の規制や官民癒着の談合体質によって潰されることは不合理である。小泉改革の支持者達は企業が政府に縛られずに顧客本位のサービス提供を競う社会を期待した。
ところが、郵政民営化の一番の受益者は民営化の過程で生じる利権を獲得した業者達であった。新自由主義は政府への依存を批判するが、実際の推進者達は政府を食い物にして利益を得る。その欺瞞を明白にしたのが「かんぽの宿」疑惑である。「かんぽの宿」疑惑を徹底追及できるかが、新政権の本気度を占う試金石になる。 また『週刊文春』 9月24日号には西川善文のドサクサに紛れ「日本郵政」から三井住友、野村證券が逃げ出した!と報道しています。
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/
 民主党政権成立により、日本郵政の西川善文社長の解任が確実とされています。それに伴い、三井住友銀行と野村證券の役員が次々に日本郵政を去っているとのことです。郵便貯金と簡易保険の巨大資産を手に入れることができなくなったた め、長居は無用と逃げ出しています。
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映画「冬の兵士」上映のおしらせ   (不戦へのネットワーク)

2009年09月21日 10時48分36秒 | Weblog
★中日新聞日曜日の「この人」に田保寿一さんが紹介され、その記事中に入る形で名古屋の上映会&証言集会が紹介されました。
 田保さんはイラク進攻以来米兵の声やイラクの子供たち被害者の声も取材し続けていて、昨年渡米しイラク帰還兵の会を取材し帰還兵のPSDの苦しみを知りドキュメンタリー映画「冬の兵士」にまとめ、日米各地で上映活動をおこなっています。今回は帰還兵を招いての上映会です。

「冬の兵士」HP
http://wintersoldier.web.fc2.com/ 

<名古屋>
■9月22日(火・祝)
  13:00 映画「冬の兵士」上映

  14:30  証言集会 イラク帰還兵アダム・コケッシュ
              アフガニスタン帰還兵リック・レイズ
■伏見ライフプラザ 12F 第1研修室
 名古屋市中区栄1丁目23-13 電話052-222-5781
■主 催:「冬の兵士」証言集会名古屋実行委員会
■参加費:800円(高校生以下無料)

■問合せ先 不戦へのネットワーク
 名古屋市昭和区鶴舞3-8-10 
       電話052-731-7517
 久野秀明 携帯 090-8670-9197
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