九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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今、マスコミのマンネリズム論調  文科系

2009年09月26日 20時35分54秒 | 国内政治・経済・社会問題
民主党が国家を大転換させつつある。そのことについて、マスコミの不明、マンネリズム思考・論調が眼に余るので、一言。

八ツ場ダムについては、こう。
「住民に先ず説明してから中止を言うべきだった」
もうさんざん説明してきただろう。選挙のマニュフェストで。また、この問題は敢えて言うが、「自民党・官僚60年マンネリ土建国家政権から、子ども、老人、失業者にこそ目を向けた、まさに『友愛』政権へ」という国家大転換の象徴。その決意はむしろ、きっぱり示せば示すほど大切さが国民に伝わるというものだと、僕は考えた。大理念、目的の問題とやり方の問題とを混同するのは、便宜主義になれた小さな視野の証明だと思う。計画、建設中のダムは140もあるのだ。その全体の中止の出発点・象徴政策を語っているのだというそういう自覚が、一体どこに存在しているか。それとも、自民党箱物族を未だに恐れているのだろうか?

インド洋給油問題でも、そうだ。「これをやるなら、アメリカに代案を出さねば納得しないだろう」。納得しない? 日本自身がやることを? もう護送船団方式の対米輸出のお願いなど、びくびくする必要はないはずだが。今後はむしろ、向こうが日本にお願いすることばかりだろうが? 膨大な国家財政経常赤字に、家庭の大借金まで抱えて、広げすぎた1国主義行動が世界中に作った荒廃の数々。お願いしたいのはもう向こうだろう。日本は世界1の貯蓄王国、累積した貿易黒字・外貨準備高。アメリカの希望にも応えた自衛隊だって、今や世界有数の戦力である。この放棄を明記したこの国でどれだけ無理を重ねて「ご要望にお応えしてきた」ことだろうか。
そしてまた、「給油中止の代案が必要」という言い方もおかしい。代案が必ずいるって誰が決めたんだ? これは日本国民が決める。
さて、これについて鳩山は今日、見事に応えた。以下は毎日新聞夕刊から。
「給油しない代わりにアフガニスタン支援をこうやる、との発想ではなく、アフガンや国際社会に最も望まれている支援を積極的に行う。日本が得意とする農業、職業訓練を検討してみたい」
見事な応答だと思う。金を出すと言うだけならむくにはいくら大金でも、それだけのことだ。荒廃したアフガンは、仕事がない。それで自立できないからゲリラ兵になる国民が多いと聞く。自立支援に最後まで責任を持つことこそ何よりの庶民への支援なのではないだろうか。「仕方がないからこれを代案に」と語るのと、「お宅の国には今これが最も大切では、日本はそここそが得意なんですが?」と打診するのとでは、誠意も、知恵も全く違う。よって、格調が、自民党政権マンネリズムが投げ捨ててきた理念の気高さが違うと思う。日本の政治にこういう匂いがなくなってから、何十年たったことだろう。

高速道路無料化などには、「財源はあるのか?」。140のダムを何のために取りやめようというのかをちゃんと観ているのか。鳩山首相の国連演説には「大風呂敷を広げて、心配になってくる?」。100年に一度の大混乱期に立ち向かうという国連演説を観るのに、マスコミらしい気概、先読み、理念は一体どこへ行ってしまったのだろう。鳩山の政策演説の全ては関連しあっているのに。そしてその焦点は、日本の弱者救済、自立を成し遂げることと経済復興との相乗的両立にあるというのに。マスコミの方は、何の全体理念もなく、個々の政策をバラバラにあげつらうだけ。これではまるで、井戸端会議の水準だと思う。

最後に、上記の例も含めて中日新聞の「アメリカ恐怖症」論調は目に余ると思う。外需産業の王様を抱えて、その幇間に慣れきっているマンネリとしか、僕には思えなかった。
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随筆 「明日が楽しみ」   文科系

2009年09月26日 17時52分33秒 | 文芸作品
あー疲れた。家中の掃除を終えて今、買ってきたばかりのアサヒ・ザ・マイスター350CCを飲んでいるところだ。飲みながら、一太郎で、この随筆を書き始めた。そー言えば、酒屋の女将さんもえらくこぼしてたなー。「今日はなんか特別に暑いですねー」。これが9月末かよ!

 家中の掃除って、何と久しぶりだろうか。連れ合いは腰が悪く、掃除は僕の分担。それが、しばらくやってなかったのは、ここのところ政治が面白すぎて、ブログの書き込みとその準備の資料集めなどに熱中していたからだ。でも明日は「ギター遊びの会」。みんなを快く迎えるために、庭から採ってくる切り花の一つもきれいに見せるためになら、こんな掃除ぐらいは何ともない。料理の買い物も昼過ぎにはもう済ませたけれど、今日ぎりぎりまで準備仕事全部を貯めすぎていたなー。

 ギター仲間とやっているこの会、去年の春からだからもう7回目だ。春夏秋冬と年4回、それぞれどっかの日曜日の午後にやる。常連の仲間男女各3人に、思いついたゲストも時に加えて、飲み、食べ、てんでにギターを弾く。皆が覗くブログやメールなどを通じて今度のメーン曲は誰が何などともおおむね分かっていて、それも楽しみを増してくれる。こんな調子である。

 アッキーさんは確か、ラグリマ。先生が言ってたなー。
「完璧に仕上げようというのでしょうが、凄くレッスンを重ねてらっしゃいます。とても楽しみなようですけど、先回が確か腰痛で欠席だったとか。気の入れ方が違いますねー」
 Hさんは同門ではないのだが、彼女のブログ「わたしの記録」の中で、僕の冷やかしから始まって、こんなやりとりがあった。
僕『 スケルチーノ・メヒカーノを今日聞いてみたけど、訳が分からないような難しい曲だねー。エストレリータの方は、僕にはちょっと甘すぎて辟易とする。敢えて言うけど、これに聞き入りながら弾いているのは、かなりナルシスティックな感じ。(以下略) 』
Re: 『 「メヒカーノを今日聞いてみたけど、訳が分からないような難しい曲だねー」? 先生は諦観を感ずると言われましたが 私にはまだその域には達していません。「エストレリータの方は、僕にはちょっと甘すぎて辟易とする」? これはちょっと言い過ぎではないでしょうか? この曲のレッスンを受けるのは3回目です。前から物にしたかった曲です。「ナルシスティックな感じ」?・・・あんなに美しいメロディーをね~? 男性には不向きかな? この2曲を「ギター遊びの会」で弾く積りでしたが気合が入らなくなりました』
僕『 気合いは入れて下さい。当日までずっと。たかが、ギターの下手な僕がたまたま思った印象を勝手に語っただけのことなのに、何でこんなふうに気にするのでしょう 』

みんなそれなりに、この日を目指して一層の努力ができているのだと思う。

明日の献立。先ず、「トマトとキュウリのヨーグルトサラダ」に、スペインのカバー・ロゼで乾杯。次いで、「チンゲンサイと、かりかりベーコンのサラダ」。次が「豚ばら肉の角煮」、和洋中華お構いなしに作ると言うと格好良いけど、レパートリーが狭すぎてねー。なんせ、家で気兼ねなく自由に開けるようにと、買い物から料理まで連れ合いの手を一切借りないのだから仕方ない。お口直しが「炒めナスの香味ソースかけ」で、最後がお寿司。その注文ももうさっきし終えた
アルコールは他に、先回のゲストのおみやげ「発泡性日本酒・すず音」2合瓶が1本。これは、日本酒党・アッキーさんのために残してあるもの。ビールはもちろん、赤白のワインも冷蔵庫の中だ。これらの費用はその都度割り勘でもらっている。それでも、何人かのおみやげなどがその都度あって、僕はかなり得をしてしまう。

 今日はもう疲れたから、俺自身の練習はもう明日の朝だな。指慣らしをかねてね。楽しみだなー。
 でもね、「さわがしうて やがて寂しき鵜舟かな」。こういうのを終わった後いつも思うことだけど、今はさらにひとしお。あと何年、続けられるのかなー? もう68だよ。
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第64回国連総会における鳩山総理大臣一般討論演説 外務省HPから

2009年09月26日 11時59分10秒 | Weblog
議長、ご列席の皆様、

 トレイキ議長の第64回国連総会議長への就任をお祝い申し上げます。また、デスコト前議長の卓越した指導力に敬意を表します。
 私は、国連が直面する様々な課題への対応において潘基文(パン・ギムン)事務総長が示している献身と指導力を、高く評価します。

議長、
 日本で、制限的なものとは言え選挙制度が始まったのは、今から120年前の1889年のことです。その後、20世紀のはじめには「大正デモクラシー」と呼ばれる時代もあり、選挙によって政府が変わることは、実は日本でも当たり前のことでした。
 このように、日本は民主主義と選挙の確かな伝統を持つ国です。しかし、第二次世界大戦後の日本では、投票を通じた政権交代が行われることはありませんでした。政と官の間の緊張関係が消えて、結果として日本外交から活力を奪ってしまった面があることは否めません。
 しかし去る8月30日、日本国民は総選挙において遂に政権交代を選択しました。それは日本の民主主義の勝利であり、国民の勝利でした。そして先週9月16日、私が日本国首相に就任し、今ここに立っています。
 私の率いる新政権は、民主主義のダイナミズムを体現し、オール・ジャパンの陣容で、直面する内政・外交の課題に全力で取り組む所存です。

議長、
 日本が国際連合への加盟を承認されたのは、1956年12月18日です。その時の首相が、我が祖父、鳩山一郎でした。
 日本の国連デビューとなった第11回総会で、当時の重光葵外相は次のように述べています。
 「日本の今日の政治、経済、文化の実質は、過去一世紀の欧米及びアジア両文明の融合の産物であって、日本はある意味において東西の架け橋となりうるのであります。このような地位にある日本は、その大きな責任を十分自覚しておるのであります」と。
 当時の首相である祖父・一郎は「友愛」思想の唱導者でした。友愛とは、自分の自由と自分の人格の尊厳を尊重すると同時に、他人の自由と他人の人格の尊厳をも尊重する考え方です。
 重光葵の演説にある「架け橋」という考え方が、一郎の友愛思想と共鳴していることは実に興味深いことです。

 それから53年後の今日、同じ国連総会の場で、私は日本が再び「架け橋」としての役割を果たさんことを、高らかに宣言したいと思います。

議長、
 今日、世界はいくつもの困難な挑戦に直面しています。決して、やさしい時代ではありません。しかし、「新しい日本」はそのような挑戦に背を向けることはしません。友愛精神に基づき、東洋と西洋の間、先進国と途上国の間、多様な文明の間等で世界の「架け橋」となるべく、全力を尽くしていきます。
 本日、私は日本が架け橋となって挑むべき5つの挑戦について述べます。

 第一は、世界的な経済危機への対処です。
 世界経済は、最悪期を脱したかに見えるものの、雇用問題をはじめ、予断を許さない状態が続いています。
 そこでまず、日本がやるべきことは、自身の経済再生です。新しい日本にはそのためのプランがあります。
 年間5.5兆円の子ども手当は、教育への投資であると同時に、消費刺激策であり、少子化対策となります。
 自動車の暫定税率の廃止は、年2.5兆円の減税策であるとともに、流通インフラの活性化によって日本産業のコスト競争力を改善することが期待されます。
 後で述べるように、我々は極めて高い気候変動対策の目標を掲げていますが、そのことによって電気自動車、太陽光発電、クリーンエネルギー事業など、新しい市場が生まれるでしょう。また、海洋・宇宙・次世代ITなどの分野でも、新産業・新技術の創造を通じて安定的な成長力を確保します。
 政権交代を通じた経済政策の見直しにより、日本経済は復活の狼煙を上げるに違いありません。

 次に、新しい日本はグローバリゼーションに適切に対処する必要があります。グローバリゼーションという世界的な相互依存の深化には、光の側面と影の側面があります。光の部分を伸ばし、影の部分を制御することが今日の世界の課題となっています。
 貿易・投資の自由化を進める一方、市場メカニズム任せでは調整困難な「貧困と格差」の問題や、過剰なマネーゲームを制御する仕組みづくりのため、国際協調が求められています。G20を含む国際会議の場で、日本は共通のルール作りに向けて、「架け橋」の役割を果たしていきます。

 二番目の挑戦は、気候変動問題への取組みです。
 異常気象の頻発や海水面の上昇などに見られるように、地球温暖化は我々の目の前に現実に存在する危機です。しかも、一国で取り組んでも限られた効果しかあがりません。ところが、先進国と途上国、先進国の間、途上国の間と、各国の間で短期的な利害が一致せず、ポスト京都議定書の枠組み構築の道のりは決して平坦ではありません。
 新しい日本政府は、温室効果ガスの削減目標として、1990年比で言えば2020年までに25%削減を目指すという非常に高い目標を掲げました。交渉状況に応じ、途上国に対して、従来以上の資金的、技術的な支援を行う用意があることも明らかにしました。もちろん、すべての主要国による公平かつ実効性のある国際的枠組みの構築及び意欲的な目標の合意がわが国の国際約束の「前提」となりますが、日本がこのような野心的な誓約を提示したのは、日本が利害関係の異なる国々の「架け橋」となり、将来世代のためにこの地球を守りたい、と願ったからにほかなりません。
 私はご臨席の皆様に強く訴えます。来るべきCOP15を必ず成功させようではありませんか。

 第三は、核軍縮・不拡散にむけた挑戦です。
 米ロ間で核兵器削減交渉が進展しつつあることを私は歓迎します。英仏の独自のイニシアティブも同様に評価しており、すべての核保有国が具体的な核軍縮措置をとることが急務です。そして、新たに核兵器の開発を企図する国が存在するほか、核物質や核技術がテロリストの手に渡り、実際に使われる危険性は、今後ますます高まりかねません。
 この分野でも、日本は核保有国と非核保有国の「架け橋」となって核軍縮の促進役になれる可能性があります。すなわち、核保有国に核軍縮を促し、非核保有国に核兵器保有の誘惑を絶つよう、最も説得力を持って主張できるのは、唯一の被爆国としてノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキを訴え続けてきた日本、そして、核保有の潜在的能力を持ちながら非核三原則を掲げ続けている日本です。
 今年4月、オバマ大統領がプラハで「核兵器のない世界」の構想を示したことは、世界中の人々を勇気づけました。私もその一人です。来年5月のNPT運用検討会議を成功させるためにも、CTBTの早期発効やカットオフ条約交渉の早期開始に向け、我々は今こそ行動すべきです。
 ここで北朝鮮について触れておかなければなりません。北朝鮮による核実験とミサイル発射は、地域のみならず国際社会全体の平和と安全に対する脅威であり、断固として認められません。北朝鮮が累次の安保理決議を完全に実施すること、そして国際社会が諸決議を履行することが重要です。日本は、六者会合を通じて朝鮮半島の非核化を実現するために努力を続けます。日朝関係については、日朝平壌宣言に則り、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を誠意をもって清算して国交正常化を図っていきます。特に、拉致問題については、昨年に合意したとおり速やかに全面的な調査を開始する等の、北朝鮮による前向きな行動が日朝関係進展の糸口となるでありましょうし、そのような北朝鮮による前向きかつ誠意ある行動があれば、日本としても前向きに対応する用意があります。

 第四の挑戦は、平和構築・開発・貧困の問題です。
 21世紀の今日においても、貧困、感染症、保健、教育、水と衛生、食料、麻薬などの問題から世界は解放されていません。特に、途上国において事態は深刻です。破綻国家がテロの温床になるという、残念な現実も指摘せざるをえません。昨年来の世界経済危機は、状況の悪化に拍車をかけています。新しい日本はここでも「架け橋」になるべきです。
 日本は国際機関やNGOとも連携し、途上国支援を質と量の双方で強化していきます。アフリカ開発会議(TICAD)のプロセスを継続・強化するとともに、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成と人間の安全保障の推進に向け、努力を倍加したいと考えます。
 アフガニスタンの安定と復興のために、日本は、警察支援を含む治安能力の強化や社会インフラの整備、日本の援助実施機関であるJICAによる農業支援や職業訓練を含む人材育成など幅広い分野での支援を実施してきました。その上に立って、アフガニスタンがその安定と復興のために注ぐ努力を、国際社会とともに積極的に支援します。言うまでもなく、アフガニスタンで平和を達成し、国の再建を進める主役はアフガニスタンの人々です。その際、反政府勢力との和解や再統合は、今後重要な課題となります。日本は、この分野で、和解に応じた人々に生活手段を提供するための職業訓練などの社会復帰支援の検討も含め、有益な貢献を果たします。また、周辺地域の安定も重要であり、パキスタンなどに対する支援も着実に行います。
 今日の世界において、「国家の安全保障」と「人間の安全保障」はますます分離不可能になってきました。様々な国家も、民族も、人種も、宗教も、互いの違いを認めて共生する、つまり「友愛」の理念によって「支えあう安全保障(shared security)」を実現することこそが、人類を救う道なのです。

 第五は、東アジア共同体の構築という挑戦です。
 今日、アジア太平洋地域に深く関わらずして日本が発展する道はありません。「開かれた地域主義」の原則に立ちながら、この地域の安全保障上のリスクを減らし、経済的なダイナミズムを共有しあうことは、わが国にとってはもちろんのこと、地域にとっても国際社会にとっても大きな利益になるでしょう。
 これまで日本は、過去の誤った行動に起因する歴史的事情もあり、この地域で積極的な役割を果たすことに躊躇がありました。新しい日本は、歴史を乗り越えてアジアの国々の「架け橋」となることを望んでいます。
 FTA、金融、通貨、エネルギー、環境、災害救援など――できる分野から、協力し合えるパートナー同士が一歩一歩、協力を積み重ねることの延長線上に、東アジア共同体が姿を現すことを期待しています。もちろん、ローマは一日にしてならず、です。ゆっくりでも着実に進めていこうではありませんか。

議長、
 最後に私は、国際連合こそがまさに「架け橋」の外交の表現の場であることを、列席の皆さま方に思い起こしていただきたいと思います。
 国際の平和と安全、開発、環境などの諸問題の解決にあたり、国連の果たす役割には極めて大きいものがあります。私は、国連をもっと活かしたいし、国連全体の実効性と効率性を高めたいとも思います。
 日本は国連、中でも安全保障理事会において、様々な国の間の「架け橋」として、より大きな役割を果たすことができる、と私は確信しています。安全保障理事会の常任・非常任理事国の議席の拡大と日本の常任理事国入りを目指し、そのための安保理改革に関する政府間交渉に積極的に取り組んでまいります。

 以上、「新しい日本」からのメッセージをお伝えしました。
 ご清聴に感謝します。

★感慨深いですね。日本の総理大臣が国連総会に出席した二百に近い国家のリーダーを前に、日本が環境と核廃絶でリーダーになることを宣言したなんて。
 痛快この上ないですね。
 外務省の役人も初めて正義の自主外交というものの醍醐味を味わったことでしょう。   (まもる)
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