柳田法相は、「検察の在り方検討委員会」の委員として、
検察を批判し続けてきた江川紹子氏や元検事としてその内幕を教示してくれた郷原信郎氏など14名を発表、10日に初会合を開くという。
「身内ばかりを選んでいる」というのは「産経」の評価だが、元警察庁長官、元検事総長も含まれており、問題は経過の公表を含めて結論に至るまでいかに検討内容が公表されるかに関心があります。
というのは、これまでのこうした委員会は、例えば役所案に反対らしい人3人を入れるが、座長を入れると賛成4人となるという構成にするのが大方であったからです。
このことに関して、故西條八束さんから小生関与の「もくの会通信」にいただいた次のような一節を紹介します。
=「役所が委員20名を選ぶとき、行政が考えている方向に反対の人2~3人、賛成どちらでもいいという人をそれぞれ三分の一というバランスにしたがる」と、政府の審議会事情に詳しい学者の談話が先日の朝日新聞に載っていましたが、これは私が出た長良川河口堰の委員会の人選傾向によく当てはまります。
たとえそのような人選であったとしても、それぞれの専門性に立って議論が行えればいいのですが、役所と長い期間親しい関係にある人や研究費などをもらっている人はそれが出来ないようです。
では、そのような委員会の委員はどのようにして決めるのがいいのでしょうか。
まず、経歴や選任理由を公開し、委員は自分の専門性に忠実でうあること。
つまり、多くの人々の監視と評価が必要なのです。=
検察を批判し続けてきた江川紹子氏や元検事としてその内幕を教示してくれた郷原信郎氏など14名を発表、10日に初会合を開くという。
「身内ばかりを選んでいる」というのは「産経」の評価だが、元警察庁長官、元検事総長も含まれており、問題は経過の公表を含めて結論に至るまでいかに検討内容が公表されるかに関心があります。
というのは、これまでのこうした委員会は、例えば役所案に反対らしい人3人を入れるが、座長を入れると賛成4人となるという構成にするのが大方であったからです。
このことに関して、故西條八束さんから小生関与の「もくの会通信」にいただいた次のような一節を紹介します。
=「役所が委員20名を選ぶとき、行政が考えている方向に反対の人2~3人、賛成どちらでもいいという人をそれぞれ三分の一というバランスにしたがる」と、政府の審議会事情に詳しい学者の談話が先日の朝日新聞に載っていましたが、これは私が出た長良川河口堰の委員会の人選傾向によく当てはまります。
たとえそのような人選であったとしても、それぞれの専門性に立って議論が行えればいいのですが、役所と長い期間親しい関係にある人や研究費などをもらっている人はそれが出来ないようです。
では、そのような委員会の委員はどのようにして決めるのがいいのでしょうか。
まず、経歴や選任理由を公開し、委員は自分の専門性に忠実でうあること。
つまり、多くの人々の監視と評価が必要なのです。=