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注目したい「検察の在り方検討会議」    只今

2010年11月05日 21時08分45秒 | 国内政治・経済・社会問題
 柳田法相は、「検察の在り方検討委員会」の委員として、
検察を批判し続けてきた江川紹子氏や元検事としてその内幕を教示してくれた郷原信郎氏など14名を発表、10日に初会合を開くという。
 
 「身内ばかりを選んでいる」というのは「産経」の評価だが、元警察庁長官、元検事総長も含まれており、問題は経過の公表を含めて結論に至るまでいかに検討内容が公表されるかに関心があります。
 というのは、これまでのこうした委員会は、例えば役所案に反対らしい人3人を入れるが、座長を入れると賛成4人となるという構成にするのが大方であったからです。
 
 このことに関して、故西條八束さんから小生関与の「もくの会通信」にいただいた次のような一節を紹介します。
 =「役所が委員20名を選ぶとき、行政が考えている方向に反対の人2~3人、賛成どちらでもいいという人をそれぞれ三分の一というバランスにしたがる」と、政府の審議会事情に詳しい学者の談話が先日の朝日新聞に載っていましたが、これは私が出た長良川河口堰の委員会の人選傾向によく当てはまります。
 たとえそのような人選であったとしても、それぞれの専門性に立って議論が行えればいいのですが、役所と長い期間親しい関係にある人や研究費などをもらっている人はそれが出来ないようです。
 では、そのような委員会の委員はどのようにして決めるのがいいのでしょうか。
 まず、経歴や選任理由を公開し、委員は自分の専門性に忠実でうあること。
 つまり、多くの人々の監視と評価が必要なのです。=
 
 
 
 
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いよいよドルは「普通」の通貨へ   らくせき

2010年11月05日 09時54分07秒 | Weblog
朝鮮日報がドルのばらまきを批判する記事を載せていました。
私の考えに近いので、紹介します。

        

米連邦準備制度理事会は、国債を毎月750億ドル追加購入する方式で、
計6000億ドルの資金を追加供給することを決めた。
金融危機発生直後、1兆7000億ドルの資金をばらまいたのに続く2回目。

再びドル紙幣を刷ろうとするのは、米国経済がデフレに陥るのを防ぐためだ。
米国経済は今年下半期に入り、生産と雇用の回復速度が再びスローダウンし、
日本のような長期不況に対する懸念が高まっている。
(日本の景気悪化はアメリカのおかげ?)
民主党が中間選挙で惨敗したのも、
景気が回復しないことに対する国民の失望感のせいだ。

米国は景気を回復させるための、しかるべき手段がない。
既にゼロ水準にある金利をこれ以上引き下げることはできず、
財政赤字で歳出をこれ以上増やすのも困難だ。
手足が縛られた状況で、FRBは最後のカードを切ったと言える。

ドルばらまき戦略は、予想されていたことではあるが、
世界経済に少なからぬ波紋を呼ぶ見通しだ。

まず、為替戦争を再び触発する可能性が高い。
ドルばらまきでドル安が進めば、新興国をはじめとする他国の通貨は
切り上げ圧力を受ける。

ドイツ政府は「事実上の為替操作だ」と非難し、
中国にとっては、人民元の切り上げペースを遅らせる口実となった。

今週には欧州中央銀行(ECB)と日本銀行も金融政策を修正する可能性がある。
欧州、日本まで追加的な金融緩和で為替戦争に参入すれば、
世界の金融市場は揺らぐことになる。

韓国国内ではドル資金があふれ、過度のウォン高が進み、
不動産と株式市場にバブルが発生する可能性がある。
(日本がたどった道)
それに対する対策を急がなければならない。

       

これは、もうドルが世界通貨としての地位を投げ捨てた
終りの始まりでしょうか?

いやもう終っているのかも・・・。

日本もさすがにアメリカに従属していられなくなっています。
軍事もアメリカべったりを修正しないと、
またまた、経済の足を引っぱられませんかね?
軍事面ばかりでなく、いろいろな面で、独立国としての
ハードルをクリアしていかないと・・・
思いやり予算など、さっさと、減額しないと。

どうですか?啓蒙さん。

そういえば、パキスタン政府は、洪水被害に20億ドルの支援が必要と、
国際社会に要請という話がありました。
別のニュースのなかで米軍が20億ドルをアフガンニスタン戦に
投入すると言っていました。









         

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「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(21)  文科系

2010年11月05日 06時35分02秒 | スポーツ
 日本人DFも、世界から評価され始めた(その2)
(内田、長友、阿部、吉田麻耶など、ぞくぞくと!)

前書き
 日本サッカー選手の強豪国移出は、今まではほとんど攻撃的MFに限られていた。ところが今年は、一挙にぞくぞくとDF陣の移出である。ドイツ、イタリア、イギリス、オランダなどへ。その背景についてであるが、ドイツの名将フェリクス・マガトの先回紹介した言葉をもう一度おさらいしておこう。
『かってドイツサッカーが国際舞台で輝いたのは、規律と戦術が融合していたからだ』
『最近のドイツの若手は聞く耳を持たず、問題を自分で解決できなくなってきている。ドイツ人の美徳が失われつつあるんだ』
『日本人選手は、テクニック、走力、規律の3つが優れている。ブラジル人選手の方が技術は優れているかもしれないが彼らは規律を好まない。ヨーロッパには走力があっても技術がない選手もいる。日本人は3つすべてを持っており、それがチーム戦術的にとても大きな意味を持っている』
 何か、ドイツ、ヨーロッパの少年たちの成長に大きな異変が起こっているように感じられないだろうか? 

内田のこと
 次いで、選手評価のこと。まず、先回も上げた内田篤人について。同じく、マガトの評価を再掲して確認しておきたい。 
『確かに(内田)アツトの体にはまだ強さがない。だが、きちんと筋力トレーニングを継続すれば、必ず守備力はアップする。そのための個人メニューも与えた。私は、Jリーグを評価しており、そこで100試合以上出場したという実績を信頼している。彼にはクオリティーの高い攻撃力があり、我慢して練習に取り組めば、必ず私たちの4バックを進化させてくれるはずだ』

長友のこと
 次いで、長友佑都への地元イタリア人サッカー記者の談話。これは、スポーツグラフィック・ナンバー765から取った。今年初めからここでも何回も書いてきた彼の特徴が、非常に良く表れていると思う。
『長友はまさに驚くべき存在だ。てっきり攻撃だけに特化したサイドバックだろうと思っていたし、カバーリングの読みも含めた守備能力には正直期待できないと考えていた。ところが開幕以降、彼が見せたのは凄まじい追走能力や屈強な相手に一歩もひるまない闘争心だった。長友はDFとして彼だけの独特のスタイルを固めつつある』
 なおこのイタリア・サッカーについて、大変興味深い数字をあげておこう。長友の属するチェゼーナは、ベネチアの南隣の、ボローニャを州都とするエミリアロマーニャ州にあって、海に近い小さな小さな街。
 セリエAにあがったばかりの長友のこのチームは、実に貧しい。総年俸額はセリエAダントツの最下位10億円に満たず、その分こうなっているのだそうだ。『欧州、南米、アフリカ、アジアの4大陸16カ国から、計20人もの外国人選手を揃える大混成チームだ』と。海外から安くてイイ選手ばかりを集めてきて昇竜の勢い、1部リーグに昇格してきたばかりのチームなのである。他方、最高額はベルルスコーニのACミラン。148億円とあった。そして今期早くも、チェゼーナがミランを1対0で負かしたのだから、面白い。「長友がイブラヒモビッチ、アレサンドロ・パトをマークするよう命じられて、彼らを押さえ切ってしまったよ」と、大評判になったものだ。なおこのパトという人物、ワールドカップを控えたブラジルの希望の星、若手最有望と言われる点取り屋なのである。

阿部勇樹と吉田麻耶の攻撃能力
 さて、次は阿部と吉田のニュースを少々。彼らがまた、守備以外のポジションにも入って大活躍なのである。「日本人DFは、ボール扱いの技術が高い」というのは、西欧では有名な話になってきたらしいが、そのことも現わしていて、面白い。  

『阿部絶妙決勝アシスト/イングランド
<イングランド2部リーグ:レスター1-0プレストン>◇10月30日
 【レスター(英国)=春日洋平通信員】
 イングランド2部のレスターMF阿部勇樹(29)が、決勝アシストを自画自賛した。プレストン戦の前半36分、MFギャラガーに柔らかいパスを送りゴールに導いた。阿部は「(ギャラガーは)右利きなので、右に強めに出すとダイレクトで打てないと思った。相手DFがもう1歩中に絞るのを待っていたら、ちょうど絞ってくれた」と満足げに話した。
 本職のボランチでなく右MFで出場。裏に抜ける動きも披露し、「攻守に両方を求められるから、面白い」。26日のウェストブロミッジ戦に続く2試合連続のフル出場。サポーターからは「ユーキ、ユーキ、ユーキ、ユーキ、ディス・ウェイ(勇樹こっちだ)」のコーラスが巻き起こった。阿部は「(仲間から)ちょっと手を挙げればいいんだよ、と言われたんだけど、試合中は挙げられない。面白かった」と笑った。チームの一員として、完全に認められたようだ。(ニッカンスポーツ)』

『[2010年11月1日8時34分 紙面から]
 吉田オランダデビュー!敗戦も3点目アシスト2010年11月1日 8時0分 (サンケイスポーツ)
 オランダリーグ・VVVフェンロのDF吉田麻也が30日、フローニンゲン戦(ホーム)に後半30分から出場。公式戦デビューを飾った。チームは3-5で敗れた。本職のセンターバックではなく、本人も「びっくり」という守備的MFでピッチに立つと同41分、左クロスを頭でつないで3点目をアシストした。今年1月にJ1名古屋から移籍直後、左足甲を骨折。長いリハビリを経て、ようやく夢舞台に立った』

 この吉田、技術のある日本人DFの中でも特に高いと、グランパス時代から知れ渡っていた人物だ。しかも、でかいし、速いし、上手いし、体力もあって、その上凄く柔らかいプレーをする。一種の天才なのであって、ブラジルワールドカップ代表守備陣のレギュラー筆頭に推したいと僕は考えていた。オランダでボランチに使われたのでは、はて本人のためにはどうなのだろうか?
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