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『産経』 『読売』 そして 『しんぶん赤旗』     只今

2011年08月01日 15時07分23秒 | Weblog
 今日は八月1日、購読の『中日』『朝日』に加えて、『産経』『読売』『毎日』をコンビニで求めてきました。
 それは、ある記事を見たいがためのことであったのですが、
 その前に『産経』『読売』がいかにトンデモナイ新聞であるかを再認識しました。

 『産経』=一面半分の五段を占めるのは
       「玄海町の岸本町長が〈これほど国に不信感をもったことがない〉という経緯を振り返る」という書き出しの記事。
      三面トップの記事見出しは、
       「8・6広島原爆忌管首相出席」「脱原発政治利用を懸念」と「被爆者」       

 『読売』=文化面にある「原発と放射線 二つの安全」という見出しの中味は、
      「高校生から十年近く毎月X線を受け、その後も普通の人の三倍以上の頻度でX線を受け続けてきても
     とりあえずはガンにもならずにいるのも、一つの例である」
      そしてこれと並んでいるのは、「被爆体験の影響調査」という見出し記事で、
    その内容は「放射能の影響不安は、孫世代になるとその懸念は殆どないことが分かった」というもの。
          ※そして両紙とも、他紙が触れている第二原発四号機については1行も触れず。

 ところで全紙を求めたのは、31日にフクシマとヒロシマで開かれた集会の記事を見たかったからです。
『中日』『朝日』『毎日』は、フクシマでの原水禁大会も、吉永小百合が詩の朗読をしたヒロシマでの母親大会も記事にしていました。 『読売』は「原水禁大会」だけを15行。『産経』は両方報ぜず。そして『しんぶん赤旗』は「母親大会」だけ。これは「原水協」と相対立している「原水禁」のことだから仕方ないともいえますが、原水禁大会で講演した鎌田慧は先月こう言いました。

 ★運動が成功するためには、政治的対立を超えた運動を作り出さなくてはなりません。
  私たちは「さよなら原発アクション」を起こすに当たって、やはり事務局が必要となりとりあえずは「原水禁」の協力を仰ぐことにしましたが、僕は7月2日に明治公園で開かれる共産党系の集会にも出る積もりでいます。

  小生、鎌田慧さんのように心広くないので、『しんぶん赤旗』にいま一つひっかかる処があります。
  それは吉永小百合が朗読した詩は、“にんげんかえせ”の峠三吉と、“生ましめんかな”の栗原貞子の詩であることを
  『中日』も『朝日』も報じていますが、『赤旗』は栗原貞子を無視。これは何故なのでしょうか。
  “原爆 原発 一字の違い いずれも同じ地獄行き” の詩が、党の方針に反するからなのでしょうか。
  それとも、貞子さんの娘さんである君子氏が、「新社会党」委員長ということによるのでしょうか。
  もしそうだとしたら、今はもうそんなことを言っておられる状況ではないと思うのですが!

 
 
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保安院の大罪(30) 汚染水が筒抜け 文科系

2011年08月01日 06時39分51秒 | 国内政治・経済・社会問題

 昨日、崩壊燃料の塊が地面にめり込んでいるという情報をお伝えした。本日又、この事実を証明し、その深刻さを伝える記事がアシュラ掲示板に載っていたので、ご紹介する。経産省・「お抱えマスコミ」がこの事実の打ち消しに躍起であって、それがいかに笑止な説であるかという批判も含まれたものだ。
 この事態を、経産省は隠し通せるはずはなく、一体どう解決するつもりなのだろうか?
広範な地下水脈汚染によって後世日本に長く被害を引き起こすことも懸念され始めて、取り返しの付かない事態に陥りつつあると言えるのではないか。

【 原子炉に注入した水がメルトスルーの穴と地下水脈を通り5・6号機建屋地下で汚染水として大量湧出:1万トン以上を汲み出し
投稿者 あっしら 日時 2011 年 8 月 01 日 03:01:52:
「核燃料のメルトスルー放っておくと…地下水まで突き抜けず固まる (MSN産経)」(
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/133.html)という放っておけない記事が出ているので一言。

記事の概要(主旨)は、福島第一でメルトダウンやメルトスルーは起きているが、コンクリートや注水で防止されているから、溶融燃料が地下深くまで落ちる“チャイナシンドローム”は起きていないというものだろう。
原発推進派として八面六臂の活躍を見せている奈良林教授と重鎮とされる宮崎名誉教授が、その理由をもっともらしく説明しているが、その説明を否定する肝心な出来事をまったく無視したひどいものである。
肝心な出来事とは、5号機と6号機の原子炉及びタービン建屋の地下に湧き出ている大量の汚染水である。
放射能汚染水であることやその量の多さから、1号機から3号機のいずれか(全部かもしれない)の原子炉に注入された水が、原子炉建屋の底から“チャイナシンドローム”の穴を通って透水層に流れ落ちることで押し出されて湧き出たと推定できる。
(福島第一の地下水脈はわからないので、全部の汚染水が5号機・6号機の建屋地下に湧き出ているとは言えない。1号機から3号機の建屋で湧き出ていても格納容器からの漏れと区別がつかない)

東電と政府は、ふざけたことに、6月22日までは湧出している汚染水の量が推測できる仮設タンクへの移送量を示していたが、その後は、移送を続けている(汚染水の湧出があるという意味)にもかかわらず、その事実だけを記述しその量は伏せている。

末尾で汚染水の汲み出し経過の一覧を引用することにして経過を簡単に示す。
● 4月4日から9日のあいだサブドレインピットに集められた低レベル汚染の「地下水」を放水口経由で海に放出:5号機(約950トン)・6号機(約373トン)・合計約1,323トン
  ※ かつては、その水が津波の影響で溜まった海水かもと思っていたが、「地下水」と明示しているので、1号機から3号機の溶融燃料に関わる汚染水だとわかる。

● 3月27日から6月22日までのあいだで仮設タンクなどに移送された量は5・6号機合わせて11,455トンである。
海に捨てた分とタンク類に移送した分を合わせると12,778トンだから、1日平均145トン以上の湧出ということになる。
原子炉1基あたりの注水量(1日)は、100トンから250トンほどだったから、1基分がまるまる地下水脈に流れ込んでいるとも言える。
※ 「1号機格納容器損壊と地下水汚染について」(http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/718.html)では、1日あたり100トン以上と推定した。
(以下略) 】
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