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ついに死者! 本当に関連はないのか?

2011年08月30日 16時34分19秒 | Weblog
 福島第一で働いていた下請けの40代の男性社員ガ急性白血病で死亡しました。

 以下、日テレNEWSより引用 ===========================

 「東京電力」は30日、福島第一原子力発電所の男性作業員が今月上旬に急性白血病で死亡したと発表。
 死亡したのは40歳代の作業員で、今月上旬に7日間、福島第一原発の休憩所の出入りや放射線量を管理する作業を行っていた。男性の被ばく線量は累計で0.5ミリシーベルト、内部被ばくはなかったという。男性は、勤務を終えた後に体調を崩して入院し、東京電力は元請け企業から、今月16日、男性が死亡したという報告を受けたという。
 今回の原発作業との因果関係については「元請け企業から、『医師の診断で因果関係がない』と聞いている」ということで、東京電力は、プライバシーの問題があるためこれ以上、調べる予定はないと説明している。


 ===================================(引用終わり)

 東電はあくまでも原発との因果関係はないという立場です。
 ということは、この人の遺族、労災認定もなくただの自然死扱いでしょうか?
 「プライバシーの問題」とはなんでしょうか?
 裏金で処理し、なかったことにしてしまうつもりなのでしょうか。

 一般の刑事裁判などでは「疑わしきは罰せず」が適用されるべきですが、こと原発事故については「疑わしきは徹底的に調べる」が適用されるべきで、「これ以上、調べる予定はない」は全くおかしいと思います。
コメント (8)
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ザックジャパン(8) ザックジャパンの今後  文科系

2011年08月30日 11時35分46秒 | スポーツ
 今回は、この2月に3回に渉って書いた「ここまでの総括」前中後編の最後の部分を再掲させていただきます。言わば「ザックの目指すモノ」と「課題」を見ています。今から観ると不十分な点も目立ちますが、そのまま転載します。9月2日に始まるワールドカップ予選を見るための一つの観点として、ご笑覧頂ければ幸いです。


【 日本サッカー希望の星とザック監督など(8)ここまでの総括(後編)
2011年02月15日 | スポーツ

5 ザックジャパンの今後

A 今後の背景になるザック理論
 ザックは今後、いわばFCバルセロナのような戦い方を模索していくだろう。組織性と走力、そして高度な基礎技術を基とした全員攻撃・全員守備のパスサッカーである。オシムも岡田もこういうイメージを目指していたのは、これが日本人に合っているからだ。岡田が南ア大会の土壇場になって諦めたバルサ型守備の理想「高い構えの、前からの全員プレス」をザックは早速採用して見せ、アルゼンチン戦に観えたように少しの手直しで速くも成功を収めている。
 ザックのサッカー理論の骨子は、以下のようなモノだ。
 ウディネーゼからミラン優勝までの最初のベースは、アリゴ・サッキの「ゾーン・プレス」と、クライフの「トータルフットボール」をミックスして、固有の「バランス」の考え方を作り上げたものである。それでもどちらかと言えばクライフ寄りを自認していて、イタリアには珍しい攻撃型の監督であって、ビアホフ、アモローゾなど組織的な点取り屋を作るのも、上手かった。さらにその後、わざわざバルセロナに滞在して、FCバルセロナを熱心に学んだことは有名な話であって、「あーいう戦い方をしたい」と常々語ってきたようだ。
 彼が日本監督を引き受けたのは、以上の背景があったからだと思う。日本協会のイメージはいろんな意味でスペインと共通性があったはずだし、事実監督候補にはスペイン人が最も多かったはずだ。
 なお、日本が最も弱かった守備についてすぐに指導した内容を観ていると、モウリーニョがインテルでやった最先端の守備を研究した形跡がある。「敵ボール・プレスではサイドに追いやり、中央は厚くして破らせない」「プレスに行く者は後ろなど気にせず、ボールに集中する」などを徹底しており、特に後者については選手たち全員が「初めて聞く指導だ」と語っていたのは目新しい話である。

B 日本の欠陥とザックが観ているもの
 ザックはアジアカップ総括で、「このチームに足りないのは経験だ」と語り、「相手やゲーム展開に合わせて戦い分けること」を今後の最重要課題と述べた。その意味では、南ア・ワールドカップ、アジアカップという修羅場を主力として乗り越えた選手たちとともにその経験を若手に徹底していくことが、当面の最大課題となろう。「流れが読めて、リズムが切り替えられる」長谷部、遠藤、松井らが、アジアカップの出だしで浮ついていた若手をきちんとたしなめて一つにまとめ上げていった経験なども、ザックは非常に誉めていたものだ。あれがなければ、ヨルダン戦、シリア戦の酷さからするとアジアカップもどうなっていたかと、今鳥肌が立つ。

C 方向性
・Aのバルセロナ型チームというなら、旧代表選手たちが望んできたところだろう。さらに、B「流れが読めて、リズムが切り替えられる」という点でも、ベテランの財産が貴重だと思う。遠藤に受け継がれたヒデ・中村俊輔らの財産や、前田、岡崎に受け継がれた中山・原系列の財産やには、近年の日本サッカー急成長に繋がった重いモノがあると、僕は考える。特にオシムがアジアカップ総括でここまで言う遠藤から、若手がとことん学んで欲しい。
『遠藤は、まだこれからだ。彼がもっと走り、アグレッシブなプレーをすれば、今からでももの凄い選手になれる。それをぜひ本人に伝えてくれ』
 今後のザックはこれらベテランを大切にするはずだ。「日本は技術が高い。良いFWもいて、得点力もあるはずだ」と語ってきたのだし、「優勝したのだから、このメンバーが今後の骨子になる」とも語っているのだから。つまり、当面の幹部たちはほぼ決まっているということだろう。

・DFだけでなく、守備プレス時などの球際を中心にプレーが軽い時がある。その一部修正はザックが最初に手を付けたものだが、「ファールをしない守備」とともに、全員に今後も最も厳しく求められていくだろう。Jリーグゲームの守備が世界基準で観て全体として軽いのも、問題ではないだろうか。

・以上のようなザックのチーム・コンセプトからすれば、パススピードと精度、および、走りながらボールを受ける技術をもっともっと高めねばならない。特に走りながらボールを受ける技術について憲剛が去年、「日本でこれが世界水準なのは、ほとんど香川だけだ」と述べていた。ちなみに、ザックが理想としていると観られるFCバルセロナは、アーセナルなどとともにこの技術では世界有数と言える。
 関連して、余談を少々。憲剛がこの「走りながらパスを受ける技術」の世界水準を教わったのは、長年の相棒ジュニーニョからであることは明らかであろう。こうして、憲剛を観ていると日本にいても考え方、やり方次第でいくらでも世界水準になれるということが分かる。

・上記2点から言って、若手の発掘に向けては、小さくても体幹などが強く、何よりもスピードのある選手が候補になると思う。このスピードこそ、長谷部、香川、長友が世界3位のドイツなどで大成功した最大の要因だったと述べて良いのだから。もちろん高度な日本流基礎技術は、前提となるのだが。
 また、センターバックの若手人材発掘は急務である。条件は、先ずスピードとパス力、次いで高さと強さ。

・本田は、「代表での自分」をもう一度考え直さないならば、レギュラーからは外した方が良いと思う。この代表で彼に期待されている第一のことは、前田、岡崎、香川に得点させることであって、自身の得点ではないはずだ。彼が第一に得点を狙ったら、ヨルダン戦のようにチームが狂ってくる。大会中、岡崎、香川にこんな注文も出していたようだ。
「俺がパスを出しているんだから、オマエラももっと俺にパスをくれ。俺は得点が欲しい」
 これに対して岡崎は「そこまで言うんだったら、得点力をもっと磨いとけよ」とだけ応えたらしいが、これは一種の悪しきセクト主義だ。3人で「パスの出し合い」をギブアンドテイクよろしく談合したら、前田は一体どうなるのだ? アジアカップで前田が孤立しがちだったというその原因の一つに、本田の責任もあったのではないかと思い、サッカー選手としては特に好ましくないチームを壊す言動だと思うが、どうだろうか。
 この点については、本田自身が日常のスタイルを変えて、代表で求められるとおりに振る舞うことができるとしたら、別の話である。カタールの本田は、特に後半にはこれができていた。

 注 最後の本田の記述については、どうやらその後に杞憂に終ったようだ。この8月10日にあった日韓戦も含めて、「代表で求められるとおりに振る舞うことができる」ようになっている。
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革命のない日本     らくせき

2011年08月30日 08時55分07秒 | Weblog
今回もなにか本気かな?と感ずる総理選び。
なにかヘンだなと感ずるのですが、一体、どこがヘンなのか?
自分でもよく分かりません・・・

いま、テンペストというNHKのドラマにはまっています。
幕末の沖縄が舞台。滅ぼされた王朝の子孫が活躍するというお話。

ああ、沖縄でも革命はあったんだ、という驚き。
日本はなぜか?こうした王朝交代はなかった。
案外、こうした歴史的な遺伝子の影響は
今日の政治状況にまで影響を及ぼしているのかな・・・

など、晩夏の夜のたわごとを楽しんでいました。

フクシマから革命が起こってもいいのに・・・


コメント (4)
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