「新しい教科書をつくる会系の教科書 横浜市全域で採択」というニュース。
『産経新聞』の見出しは、〈「勇気を持って答えを出した」育鵬社教科書採択で横浜市教委委員長〉
『中日新聞』では、今田忠彦・横浜市教委委員長は、「温かみがあり、東京裁判なども多面的にバランスよく書かれてある」と語ったとのことなので、その育鵬社教科書を調べてみました。
●東京裁判については、「つくる会」はそれを認めずと聞いていたので、その点はどうかと見てみたら、
東京裁判は〈新しく導入された考え方であり、過去の戦争にさかのぼらせて適用することは不当である」というもの。
この教科書の筆者は、渡部昇一、八木秀次、岡崎久彦といった人。
●これに対して、歴史学研究会・日本史研究会・歴史科学研究会・歴史教育者協議会は
“この教科書は子どもに渡せない” という次のようなメッセージを出した。
=この教科書は「日本国憲法の最大の特色」として「他国に例を見ない徹底した戦争放棄(平和主義)の考え」ととしており、
これは憲法九条の規定をまったく異例な性格のものと位置づけることに主眼があるようです=
★ どう考えるか。偏向知識となるかもしれませんが、これまでに私が得た情報を紹介します。
05年に「つくる会」系を推した委員は、現委員長だけ。その後、反対した委員は任命権者の中田宏市長から任命されず、委員
は今田氏を除き全員入れ替り。
また横浜市の一般会計予算に占める教育予算の割合は、政令市の中で最下位のすぐ上。
『産経新聞』の見出しは、〈「勇気を持って答えを出した」育鵬社教科書採択で横浜市教委委員長〉
『中日新聞』では、今田忠彦・横浜市教委委員長は、「温かみがあり、東京裁判なども多面的にバランスよく書かれてある」と語ったとのことなので、その育鵬社教科書を調べてみました。
●東京裁判については、「つくる会」はそれを認めずと聞いていたので、その点はどうかと見てみたら、
東京裁判は〈新しく導入された考え方であり、過去の戦争にさかのぼらせて適用することは不当である」というもの。
この教科書の筆者は、渡部昇一、八木秀次、岡崎久彦といった人。
●これに対して、歴史学研究会・日本史研究会・歴史科学研究会・歴史教育者協議会は
“この教科書は子どもに渡せない” という次のようなメッセージを出した。
=この教科書は「日本国憲法の最大の特色」として「他国に例を見ない徹底した戦争放棄(平和主義)の考え」ととしており、
これは憲法九条の規定をまったく異例な性格のものと位置づけることに主眼があるようです=
★ どう考えるか。偏向知識となるかもしれませんが、これまでに私が得た情報を紹介します。
05年に「つくる会」系を推した委員は、現委員長だけ。その後、反対した委員は任命権者の中田宏市長から任命されず、委員
は今田氏を除き全員入れ替り。
また横浜市の一般会計予算に占める教育予算の割合は、政令市の中で最下位のすぐ上。