最近、韓国では竹島問題が大きく報道されています。
日本でも自民党の国会議員が、党首脳部の反対を押し切って
竹島を訪問しようとして入国を拒否されました。
韓国のジャーナリズムで、この問題での冷静な対応を
呼びかけているのが中央日報です。
その社説を紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
ハンナラ党代表が昨日、いきなり「独島派兵論」を持ち出した。
海洋警察所属警備隊では限界があるため
海兵隊を駐留させようということだ。
洪代表は「すでに政府とも協議を終えた」と述べ、
この主張には深刻な論理的盲点があるという点で懸念される。
独島は大韓民国の領土であり、領有権紛争地域ではないというのが
韓国政府の公式立場だ。
それなら軍人ではなく警察が治安を担当するのが論理的に正しい。
それを、突然、海兵隊を送って独島を守るというのは、
独島が紛争地域に変わったことを自ら認めることだ。
政治的な効果はあるだろうが、国際法的には明白な損害だ。
独島の紛争地域化を狙う日本が望む悪手の中の悪手だ。
こういうことを狙って日本は挑発を続けているのだ。
政界の独島ポピュリズムがますます深刻になっている。
最近は与野党が競い合いながら独島訪問に乗り出している。
独島に対する国民感情に便乗することを
安全で確実な得票手段と考えているからだろう。
政府までが政界に振り回されながら、
独島ポピュリズムに調子を合わせているため、さらに心配になる。
政府の落ちた支持度を挽回できると考えているのなら、それは錯覚だ。
国民はそんなに単純ではない。
いま私たちに必要なのは、独島が韓国の領土という実体的証拠と
客観的論理を、静かながらも根気強く蓄積して開発することだ。
独島は政界の得票用材料ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
北方領土問題を、日本人は比較的、冷静に眺めているように感じられます。
しかし韓国や中国は、日本とは違った状況にあるようです。
いま、愛国心を燃え上がらせることが 100%善であるという
怖ーーい空気があるようで、そこを政治家が利用しようとしている。
ちょっと心配です・・・
こうした空気は、韓国のなかで、震災に対してあんなに援助したのにナンダ、
という気持ちを引き起こしているようです。
私は、震災への援助は、心から感謝しています。
しかし竹島問題は、別で、それはそれで話し合う問題だと考えています。
多分、多くの日本人も同じ考えでしょう。
いまはことを大きくしない。それが大人の態度でしょう。
まして韓国の政治状況に便乗したような政治的なパフォーマンスは
慎む時期だと思いますが・・・
日本でも自民党の国会議員が、党首脳部の反対を押し切って
竹島を訪問しようとして入国を拒否されました。
韓国のジャーナリズムで、この問題での冷静な対応を
呼びかけているのが中央日報です。
その社説を紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
ハンナラ党代表が昨日、いきなり「独島派兵論」を持ち出した。
海洋警察所属警備隊では限界があるため
海兵隊を駐留させようということだ。
洪代表は「すでに政府とも協議を終えた」と述べ、
この主張には深刻な論理的盲点があるという点で懸念される。
独島は大韓民国の領土であり、領有権紛争地域ではないというのが
韓国政府の公式立場だ。
それなら軍人ではなく警察が治安を担当するのが論理的に正しい。
それを、突然、海兵隊を送って独島を守るというのは、
独島が紛争地域に変わったことを自ら認めることだ。
政治的な効果はあるだろうが、国際法的には明白な損害だ。
独島の紛争地域化を狙う日本が望む悪手の中の悪手だ。
こういうことを狙って日本は挑発を続けているのだ。
政界の独島ポピュリズムがますます深刻になっている。
最近は与野党が競い合いながら独島訪問に乗り出している。
独島に対する国民感情に便乗することを
安全で確実な得票手段と考えているからだろう。
政府までが政界に振り回されながら、
独島ポピュリズムに調子を合わせているため、さらに心配になる。
政府の落ちた支持度を挽回できると考えているのなら、それは錯覚だ。
国民はそんなに単純ではない。
いま私たちに必要なのは、独島が韓国の領土という実体的証拠と
客観的論理を、静かながらも根気強く蓄積して開発することだ。
独島は政界の得票用材料ではない。
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北方領土問題を、日本人は比較的、冷静に眺めているように感じられます。
しかし韓国や中国は、日本とは違った状況にあるようです。
いま、愛国心を燃え上がらせることが 100%善であるという
怖ーーい空気があるようで、そこを政治家が利用しようとしている。
ちょっと心配です・・・
こうした空気は、韓国のなかで、震災に対してあんなに援助したのにナンダ、
という気持ちを引き起こしているようです。
私は、震災への援助は、心から感謝しています。
しかし竹島問題は、別で、それはそれで話し合う問題だと考えています。
多分、多くの日本人も同じ考えでしょう。
いまはことを大きくしない。それが大人の態度でしょう。
まして韓国の政治状況に便乗したような政治的なパフォーマンスは
慎む時期だと思いますが・・・