お米のセシウム汚染が問題となっているなか、福島の農民の切実なブログを見つけました。
私たち米食う民は、この現状にどう答えることができるのでしょう。
さきごろ久々に開かれた米相場では、高値で当初は相場が成り立たないほどでした。
ということは、農家ではない米の消費者にも、今秋以降米の高値が襲いかかる可能性があるということです。
まずは、この農家の訴えをお聞き下さい。
<タイトル>風評被害ではない実害である
http://gimin.exblog.jp/15225465/
農家の動揺が収まらない。
私たちは、原発事故の「被災者」のはずだ。
しかし、放射能汚染の土壌調査結果が発表され
前のめりとも言える状況が広がり、
農協が農作業の自粛を解除した。
しっかりとした調査と分析、その後の対処も曖昧のまま
作るか、作らないかの判断が農家に任せられてしまった。
しかし、まだ原発事故は収束の見通しもたっていない。
放射性物質の飛散は止まっていない。
土壌の汚染は続く。
作物の汚染も続く。
政府がいう「直ちに体に影響を与えるものではない」という
暫定値だけが一人歩きする。
私たちは、安全が「担保」されていないものを
作っていいのだろうか。
消費者の過剰な反応を「風評被害」だという。
いま現実に起こっていることは
根も葉もない風評ではない。
東電が起こした原発事故による放射能が
大地と作物を汚染している実害だ。
心ある方々から
「福島の産品」を買い支えたいという申し出が来る。
こういう方々に
私はこう応えている。
「お気持ちはうれしい。
でも、みなさんにお願いしたいのは
東電にキチンと補償せよという世論を消費地で起こしてほしい。
私たちが安心して作物を作れるようになるまで
運動を継続してほしい」と。
私たち米食う民は、この現状にどう答えることができるのでしょう。
さきごろ久々に開かれた米相場では、高値で当初は相場が成り立たないほどでした。
ということは、農家ではない米の消費者にも、今秋以降米の高値が襲いかかる可能性があるということです。
まずは、この農家の訴えをお聞き下さい。
<タイトル>風評被害ではない実害である
http://gimin.exblog.jp/15225465/
農家の動揺が収まらない。
私たちは、原発事故の「被災者」のはずだ。
しかし、放射能汚染の土壌調査結果が発表され
前のめりとも言える状況が広がり、
農協が農作業の自粛を解除した。
しっかりとした調査と分析、その後の対処も曖昧のまま
作るか、作らないかの判断が農家に任せられてしまった。
しかし、まだ原発事故は収束の見通しもたっていない。
放射性物質の飛散は止まっていない。
土壌の汚染は続く。
作物の汚染も続く。
政府がいう「直ちに体に影響を与えるものではない」という
暫定値だけが一人歩きする。
私たちは、安全が「担保」されていないものを
作っていいのだろうか。
消費者の過剰な反応を「風評被害」だという。
いま現実に起こっていることは
根も葉もない風評ではない。
東電が起こした原発事故による放射能が
大地と作物を汚染している実害だ。
心ある方々から
「福島の産品」を買い支えたいという申し出が来る。
こういう方々に
私はこう応えている。
「お気持ちはうれしい。
でも、みなさんにお願いしたいのは
東電にキチンと補償せよという世論を消費地で起こしてほしい。
私たちが安心して作物を作れるようになるまで
運動を継続してほしい」と。