93歳 中曽根康弘氏の転回 あんころもち

　いささか旧聞に属するのですが、Yahoo!ニュースで拾いました。

　科学技術庁長官や原子力委員会委員長を歴任するなど、原発推進の先駆者だった中曽根康弘元首相が最近、自然エネルギー推進を主張し始め、世間の耳目を集めている。
　６月26日、神奈川県などが横浜市で開いた「太陽経済かながわ会議」にビデオメッセージで登場し、「原子力には人類に害を及ぼす一面がある」「自然の中のエネルギーをいかに手に入れて文化とするか（が大事）」などと主張した。
　
＜中略＞以下、中曽根氏の談話から

「人間の発展は、自然の中のエネルギーをいかに手に入れて文化とするかであり、それが人間と自然の関係です。原子力という巨大なエネルギーも人間のために有効利用するというのが知恵で、自然との闘いを部分的に克服してきました。しかし、原子力には人類に害を及ぼす一面もあって、それを抑えるのが人間の文化と歴史です。今回の事故もその中で捉えたらいいかと思います」

「これからは太陽エネルギーに転換していく段階でしょう。これをさらに上手に使うというのが文明であり進歩。これからは日本を太陽国家にしていきたい」

　これに比べ、今なお原発推進を目論む頭の硬い連中がなんと多いことか！

　

破産したアメリカ らくせき

あの超大国もついに破産。
デフォルトは免れたものの、基軸通貨としての
ドルの価値はなくなったに等しい。

海外の米国債を２０％づつ持っている日本と中国は
大きな損害を受けることになる。
とくに日本への打撃は大きい。

軍事費の削減は避けられない。
とうことは・・・

保安院の大罪（３１）敷地内で事故後最高値 文科系

　出た。東京電力が、１，２号機の原子炉建屋で、計測限界に相当する毎時１０シーベルト（１万ミリシーベルト）以上もの高い放射線量を計測したと発表した。「何を今頃」「ガス抜き意図が見え見え」などと思うが、それにしても何と高い値か。それも３月１２日にこの原因が起こったらしいというのだから、ずっと隠し続けてきたのだろう。建家排気塔でこんな高濃度と発表したら、崩壊燃料が圧力容器、格納容器内に存在するなどとは誰も信じなくなったはずだからだ。小出裕章さんは「想像を絶する数字」だと語って、使用済み核燃料の一部がその辺りに転がっているのかもしれない、とも解説している。
　それにしてもこの東電という奴は、重大情報を少しづつ、なんと小出しにするものではないか。これからもどんな大ニュースが出てくるやら。こんな会社、とにかく速く潰すことだ。問題の自主的解決につき、当事者能力も疑問である。保安院がこれまたもっと専門家ではないと来ている。何と悲劇的な話ではないか。　
　以下の文章は、毎日ＪＰから取った。


【 福島第１原発：排気塔配管で１０シーベルト　事故後最高値
2011年8月1日 20時7分　更新：8月1日 22時22分
東京電力は１日、福島第１原発１、２号機の原子炉建屋の西側にある排気塔下部の配管の表面付近で、計測限界に相当する毎時１０シーベルト（１万ミリシーベルト）以上もの高い放射線量を計測したと発表した。福島第１原発の事故対応に限って引き上げられた被ばく線量の上限値である２５０ミリシーベルトを１分半余りで超えるほど非常に高い数値だ。

　東電は「今後、現場の半径数メートルを立ち入り禁止としたほか、鉄板などで遮蔽（しゃへい）するため、事故処理作業に影響はない」と説明するが、他の場所でも同様の高線量が見つかれば事故収束の作業にも影響が出る可能性もある。作業員の無用な被ばくを避けるためにも、他に高線量の場所がないか詳細な調査を実施するなど、徹底した放射線の管理が必要だ。

　東電によると、がれきの撤去作業後に線量の変化を測定していた作業員が、同日午後２時半ごろ確認した。高線量の放射線が計測された配管は、非常時に原子炉建屋内の気体が通るもの。原因としては、３月１２日に同原発１号機で、原子炉格納容器を破損から守るため圧力を下げるベント（排気）をした後、配管内部に高濃度の放射性物質を含む気体がとどまっているか、外部に放射性物質の微粒子が付着している可能性があるという。現在、配管は使用されていない。これまで事故後に計測した放射線量の最高値は、１号機原子炉建屋１階の同４０００ミリシーベルトだった。

　計測にあたった東電社員３人の被ばく線量は最高で４ミリシーベルトと推定された。またこれまで現場付近で作業していた作業員は少なく、大量に被ばくした作業員は確認されていないという。【鳥井真平、河内敏康】 】

思慮の足らない出来事 らくせき

自民党の３人の国会議員が韓国訪問を拒否されました。
韓国が拒否することも問題ですが、
この時点で、竹島問題に油をそそぐのは
思慮の足りない政治家のやること。

ＮＨＫが７時のニュースで、ちょっと取りあげたのが
思慮のある判断でしょうね。